1. 01.制作ディレクションについて
1.1. 遅延が発生した理由は?
1.1.1. 素材探しに時間がかかった
1.1.1.1. スケジュール設計の甘さが原因
1.1.1.1.1. WBSをしっかり設計しましょう
1.1.2. 差し込み急タスクで進められなかった
1.1.2.1. 甘え、グリット力の足りなさ
1.1.3. 先方都合(戻し遅れ、素材共有遅れ)
1.1.3.1. 分かるぅ~
1.1.3.1.1. とはいえ、制作は遅延が付き物 (制作アサイン時に必ず伝えていること)
2. 02.制作方法のおさらい
2.1. 「制作の流れ」と「気づいたこと」
2.1.1. 0.仮説を立てる
2.1.1.1. 訴求軸(テキスト)を競合バナーと全く同じにしている方もチラホラ…!! 訴求軸は、 「現状分析を行い、その分析結果に基づいて仮説をたて、その仮説に基づいて決定する」 →競合バナーと訴求軸が全く同じになることはないはず (色やレイアウトはTTPするが、訴求軸はTTPしない)
2.1.2. ①色のお手本バナーを見つける
2.1.2.1. まず「ベースカラー」を見つける (飛ばしがちな印象)
2.1.2.1.1. 色にはそれぞれヒトが潜在的に感じるイメージがある。 色の持つ意味・ポジティブなイメージ、ネガティブなイメージなどを参考にしながら、 まずは、青系、赤系、紫系…など、何色系のバナーにするかを決めます。 飛ばしている方が多い。 なぜ、そのベースカラーを使うのか、顧客に説明できますか?
2.1.2.2. その次に「色をTTPするお手本バナー」見つける
2.1.2.2.1. バナーまとめサイトなどで、 ベースカラーを使ったバナーだけに絞り込み、 配色をTTPするお手本バナーを探してください。 同業界でも、別業界でも結構です。
2.1.3. ②レイアウト(デザイン)のお手本バナーを見つける
2.1.3.1. 競合のバナーをレイアウト(デザイン)のお手本とするのは、控えたほうが良い。 ①競合のバナーとほぼ同じになる ②ユーザーが競合バナーと勘違いする レイアウト(デザイン)のお手本は その商材と異なる業界から探す方がベターです。
2.1.4. ③デザインを紙に書き、完成後のデザインをイメージする
2.1.4.1. 紙に書くことが「作業」「言われたからやる」になっていては意味がありません。 紙に書く理由は、 色とデザインのお手本をTTPしながら作り上げた、 完成後のバナーの“具体的な”イメージを頭で整理するため。 どこに、どの要素を、いくつ、どの大きさで、どの角度で、、、配置するのか “具体的に”完成後のイメージを書き起こすことが重要です。 パソコン上では具体的にイメージすることは困難です。 フォトピアを操作し始める頃には、 もう“具体的な”完成イメージが頭に湧いており、 あとは淡々と作業をしていくだけ。 7つの習慣 第2章「終わりから思い描くことから始める」と通じます。 この作業に工数を割くことで、結果的に右往左往することなく、 自分の工数を削減でき、最短で制作できます。
2.1.5. ④フォトピアで制作開始
2.1.5.1. 「トリミング範囲」と「テキスト20%以内ルール」を考慮する
2.1.5.1.1. 画像参照
2.1.5.1.2. 300x300はテキストを入れないことが多い
2.1.5.2. 媒体別(運用さんに質問!)
2.1.5.2.1. GDN
2.1.5.2.2. YDN
2.1.5.2.3. FB
2.1.5.2.4. トリミングについて
2.1.5.2.5. 20%以内ルールについて
2.1.6. ⑤スマートフォンで確認する
2.1.6.1. フォトピア上で作成したものを、 スマホ(実際の配信面に近い状態)で確認すると 感じ方が大きく異なります。 忘れてませんか??
2.2. お願い
2.2.1. バナーの制作テンプレートを使ってください!!
2.2.1.1. チェック時も、書き出し時も本当に面倒なのです。 1200x628と300x300を制作する際は、 フォトピア→新規作成 しない! これ! \\172.31.21.5\finch\02.BCJ\CtvDept\03. テンプレート・フォーマット\04. デザインテンプレート\BN\01. 通常テンプレ