1. 個人輸入の危険訴求
1.1. 厚生労働省 プロペシアの注意喚起
1.2. 厚生労働省 個人輸入において注意すべき医薬品等について
1.3. あやしいヤクブツ連絡ネット
2. フィナステリド
2.1. 先発品
2.1.1. 製品名:プロペシア
2.1.2. 製造/開発:MSD
2.1.2.1. 日本MSD=オルガノン株式会社
2.1.2.1.1. https://www.msd.co.jp/news/corporate-0406-2/
2.1.2.2. プロペシアは2021年にMSD→オルガノンへと継承
2.1.2.3. 本社はアメリカ
2.1.2.3.1. 親会社:Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA
2.1.3. 製造元の公式HP
2.1.3.1. https://www.organonconnect.jp/products/propecia/
2.2. ジェネリック
2.2.1. ファイザー
2.2.2. 沢井製薬
2.2.3. 東和薬品
2.2.4. その他諸々
2.2.4.1. 富士化学工業
2.2.4.2. ヴィアトリス製薬
2.2.4.3. クラシエ製薬(製造:大興製薬)
2.2.4.4. あすか製薬(製造:シロノケミカル)
2.2.4.5. 他にも多数
2.2.5. 海外ジェネリック
2.2.5.1. フィンペシア(インドのCipla社)
2.2.5.1.1. 国内未承認
2.2.5.1.2. 激安
2.2.6. 台湾ジェネリック
2.2.6.1. (HR)ヘアルネッサンスタブレットF
2.2.6.1.1. 湘南美容
2.2.6.1.2. 3,000円ぐらいでめっちゃ安い
2.3. 成分量
2.3.1. 0.2mg/day
2.3.2. 1mg/day
2.3.3. ※5mgは前立腺の治療薬(プロスカー) 日本では未承認
2.4. メモ
2.4.1. 日本では2015年に特許切れ ジェネリックが認可され多数販売
2.4.2. 世界各国でAGA治療薬として認可
3. デュタステリド
3.1. 先発品
3.1.1. 製品名:ザガーロ
3.1.1.1. ※アボルブは前立腺用
3.1.2. 製造/開発:グラクソ・スミスクライン(イギリス)
3.1.3. 製造元の公式HP
3.1.3.1. https://jp.gsk.com/ja-jp/products/our-prescription-medicines/zagallo/
3.2. ジェネリック
3.2.1. 日新製薬
3.2.1.1. https://www.yg-nissin.co.jp/products/seihin.cgi?id=4739
3.2.2. 東和薬品
3.2.3. 沢井製薬
3.3. 成分量
3.3.1. 0.1mg
3.3.2. 0.5mg
3.3.3. ※前立腺用のアボルブは0.5mg
3.4. メモ
3.4.1. AGA治療薬として認可されているのは日本・韓国のみ
3.4.2. FDA・日本で前立腺肥大症の治療薬として認可
3.4.3. 物質・用途特許は満了 国内でもジェネリック医薬品が認可され多数販売
4. ミノキシジル
4.1. 先発品
4.1.1. 製品名:ロニテン
4.1.2. 製造・開発:ファイザー社
4.1.3. 製造元の文献
4.1.3.1. https://labeling.pfizer.com/ShowLabeling.aspx?id=2199
4.1.4. メモ
4.1.4.1. 降圧剤としてはアメリカで認可
4.1.4.1.1. 高血圧患者へ使用
4.1.4.2. AGA治療薬としては日本・国外共に認可されていない
4.2. ジェネリック
4.2.1. T.O.MED社(タイ)
4.2.1.1. お薬通販部
4.2.1.1.1. https://okusuritsuhan.shop/item-detail.php?pid=126
4.2.1.2. 公式文献?
4.2.1.2.1. http://www.togroupthailand.com/images/Knowledge_eng/Baldness%20remedies.pdf
4.2.1.3. 公式HP
4.2.1.3.1. http://www.togroupthailand.com/index.php/en/
4.3. 健康被害情報
4.3.1. https://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/diet/musyounin_00005.html
5. 参考情報
5.1. 厚生労働省:ジェネリック医薬品説明
5.1.1. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078998_3.pdf
5.2. 新薬の特許期間
5.2.1. 出願から20年
5.2.2. 治験前に出願するため、発売後5年~10年ぐらいしか期間がない事が多い
5.2.3. 特許期間満了後にジェネリック医薬品が販売される
5.2.4. インドは既にジェネリックがたくさん販売されている https://www.hama1-cl.jp/column/india_generic.html
5.2.4.1. 物質特許の仕組みが他国と異なるため
5.2.4.2. 全く新しい物質しか特許として認められないため
5.2.4.3. 用途特許が認められていない?
5.2.4.4. 日本の場合、インド製ジェネリックが危険というより、インド製の偽物が紛れ込んでいるから危険
5.2.4.4.1. 品質も多少は低そう
5.3. 医薬品の特許の種類
5.3.1. 物質特許
5.3.1.1. 製造方法が異なっても物質(成分?)が同じなら特許の権利が及ぶ
5.3.2. 製法特許
5.3.2.1. 化合物の製造方法に付与される。成分が同じでも製法が異なれば特許の権利は及ばない
5.3.3. 用途特許
5.3.3.1. 化合物の新しい用途に対する特許。特許以外の用途に用いる場合は特許の権利は及ばない
5.3.3.2. ミノキを降圧剤としてクリニックがオリジナル処方すると特許侵害になる? 特許回避のために、処方する際は「発毛」を用途として指定する必要がありそう