1. 経緯説明
1.1. 準備不足だったのではないか、と考えている。
1.2. 政治家によるトピックの利用の側面がある
1.3. 8/6アーティストステートメント(理想論)
1.3.1. 脅迫やテロ予告には反対
1.3.2. 表現の自由は確保されるべき
1.3.3. 政治家の名前も隠し、マイルドにしている。誰でも乗れる声明にしている。
1.3.3.1. 海外アーティストがみんなボイコットするんじゃないかという懸念から、 そうならないようにみんなが乗れるように出した声明
1.3.4. 暴力によらない、時間のかかるコミュニケーションを標榜する
1.4. 8/12に開かれた会合
1.4.1. 同じ言葉の繰り返しではっきりと「展示再開」を言ってくれなかった。
1.5. 8/13に海外アーティスト展示停止(正しい)
1.5.1. 「運営に対する反対ではなく、この行動を使って、再開してほしい」という願いがあった。
1.5.2. 差別やヘイトに対する反対でもある。
1.5.3. 名指しで、河村市長や菅官房長官も記述されている
1.5.4. 田中さんはすぐにサインしたいと思った。ただ、関係者の意見を無視して、権威的な実力行使になってしまうので、メンバーに確認をとった。
1.5.5. 時間かけて考えた結果「安全性の名の下に検閲 (また自己検閲)が行われているのでは?」
1.5.5.1. 安全性を盾に取れば、いろんなことに応用できてしまうようになる。 例えば、田中作品であっても「日本は単一民族だ」という主張で、電凸がかかってきたら、 この作品も取り下げさせられてしまう可能性もある。これは怖い。
1.5.5.2. どんな展示でも潰せる方法論を確立されてしまう可能性がある。 だから「安全性を理由に、展示中止をする慣例をつくらないで」と思う。
1.5.6. 8/13時点では、津田さんが思考停止になっているんじゃないか?と思った(今は思っていない。韓国でアーティストと話ができて良かったのかも)
1.5.7. 一番広い展示室を使っている僕が、何か行動すれば、津田さんも知事も本気になるんじゃないか、と思ってた。
1.5.8. 韓国にゆかりのある知り合いとの関係もある。
1.5.9. 現状に何も行動しないというのは、「現状追認していることになる」という言葉に共感している。
1.5.10. 今回、展示がうまく行っている手応えもあるから、閉じたくない。
1.5.10.1. けれど、行動しなければいけないと思った。
1.5.10.2. 最終的には「観客」よりも「出演者、関係者」を取ったという結論になる。
1.6. 日本は、検閲をあからさまにやることはない。
1.6.1. 憲法に則った、ソフトな検閲が横行しているし、今後も増える可能性がある。