1. 前置き
1.1. マインドではなく、「スキル」に重きを置いた考え方と動きについて。
1.2. 接客をある程度極めた方向け。
2. 審査員目線のテクニックを身につける
2.1. MSGのレベルは年々上がっている。
2.2. 数年前までは「ランプの消し方、お辞儀の角度がキレイ」などで 勝ち上がれていたが今はそれだけでは通用しない
2.2.1. 代表者のレベルが上がっている。
2.3. 一方で、審査員のレベルは上がっていない(進化していない)
2.4. 勝ち上がるには「審査員のレベルがレベルを上げるか、審査員のレベルに付け込むか」が必要になってくる。
2.5. ただ、本来は重視するテーマを固めて審査するべき。
2.5.1. 「まごころ」「所作」など毎年テーマを変化させて、 その年のグランプリを決めることが本来のあり方。
2.6. でも、毎年「山﨑さんが出てきている」状況は変わらない。
2.7. 見られるところが同じで、審査員の好みで決めてしまっている。
2.7.1. 今年の「1〜7位」の付け方は過去最低。印象でしか決めていない。
3. 審査員ごとの仮説と対策
3.1. 全員に同じように接客を見せるだけでは、評価はされない。
3.2. 普段、接客を見てない人には「インパクトある接客」 細かく見る方には「細かい所作」を見せることで印象に残る。
3.2.1. 昨年のカンパニー大会では、間接部門が審査員として参加していた。
3.2.2. 普段からホールを見ていない人に「五指の揃え方、一礼の角度」はわからない。
3.3. 審査員が見ている時間
3.3.1. 紙を捲ったり、書いたりしている動作を含めると…
3.3.2. 実質5分程度しかない
3.3.3. この5分を出来るだけ長くしていく
3.3.4. 技を披露し続ける
3.3.4.1. 印象加点5を取るためには各項目で印象をとらないといけない。 6項目×3個の技=18個を準備する。
3.3.4.2. ランプが付いている、付いていないver お客様いてる、いてないverなどなど
3.3.4.3. さらに審査員ごとに分けて披露する
4. 審査員の足を止める
4.1. ホール業務はするな!
4.1.1. 交換、トラブル、キャリーを運ぶなどで 「この人いいなと思うことはない」
4.1.2. マイナスはあっても、プラスになることはない
4.2. 手ぶらで2往復したら審査員は離れる
4.2.1. 1回目でネタを探し、2回目でアピール
4.3. コースも半分でいい
4.3.1. 審査員からはコースの奥側はほとんど見えない。
4.3.2. コースに入ってやることはフォロースタッフに 「中央側の半分を見てくれ」と伝えること。
4.3.3. 交換は誰でも出来るし、時間もかかるし、映えることはないからやない。
4.4. コース管理をするのではなく、接客を見せることに集中する。
4.4.1. この時間は見せるのはお客様ではなく審査員であることを間違えない。
5. ブルースリーから学ぶ
5.1. 何をしていた人?
5.1.1. 截拳道(ジークンドー)の創始者。 武術のみならず、人間の生き方、思想などを研究し続けた哲学者でもある。
5.1.2. 截拳道(ジークンドー)とは?
5.1.2.1. 「相手の拳(攻撃)を截(たつ、防ぐ、さえぎる)道(方法、ダオ)」という意味であるが、 これは「敵を倒す」という武術としての側面を表すとともに 「生きていく上で直面する障害を乗り越える方策・智恵」を示したものでもある。
5.1.2.2. 主要技術は、目突きや金的等による急所攻撃・打撃
5.1.2.3. ストリートファイトを前提にした武術と思想
5.2. ABC戦術
5.2.1. アタックバイコンビネーション
5.2.1.1. あらゆるコンビネー ションを用いて打ち出す連続攻撃
5.2.2. 接客に応用する
5.2.2.1. 一度の接客で2度美味しい状態
5.2.2.2. お連れ様同士の場合はお連れ様にも話しかける。 応対した際に、一例が終わってから隣のお客様にも話しかける。 後ろのお客様に話しかける。 ➡︎連続した応対に、接客の瞬間を多く作り出す。
5.2.2.3. ネタを見つけたからやろうではなく、 「審査員が見ている時」に備えて溜めて、 ここぞって時に連続して仕掛ける。
5.3. ABD戦術
5.3.1. アタックバイディフェンス
5.3.1.1. 相手の防御をして攻撃もする
5.3.2. 例えば…
5.3.2.1. ランプ応対、道を譲る応対など「ベーシック」なサービス提供において差をつける。 差がつきにくいことは、なるべくフォローを呼ぶ(交換時)。 呼ばれる機会で差をつけるための対策を身につけておく。
5.4. 要は・・・
5.4.1. ホール管理をしない! 接客を見せつける。
6. まとめ
6.1. 動き方
6.1.1. 審査員の目線でホール管理ではなく接客を行う。
6.1.2. 単発の動きではなくトータルの動きでコンビネーションを見せる。
6.1.2.1. 一連の流れを作る練習
6.1.3. 連続した無駄のない動きで最小の動きで最大の動き
6.2. 何のためにMSGで頑張るのか
6.2.1. お客様のために接客と向き合う。
6.2.2. ただ、結果を残さないと意味がない。
6.2.3. MSGで結果を残すことで他店からの訪問が増える。
6.2.4. 自店で普段やっている接客を見てもらうことで、評価される。