1. 第二部
1.1. 7章 米国史、同時代体験
1.1.1. ソンタグ『隠喩としての病い』
1.2. 8章 米国宗教思想史
1.3. 9章 そんなAAの、 現代米国における意義
1.3.1. 人間の有限さを 学ばせる運動
2. メンバーシップ
2.1. 定義と範囲
2.1.1. 同じ弱みをもつ人の集まり
2.1.2. 「同じ」の範囲
2.1.3. 「酒をやめたいという願い」
2.2. 境界の運用・判断
2.2.1. WASP以外のメンバーへの拡大
2.3. 勧誘
2.3.1. 直接の声かけ
2.3.1.1. 「アノニミティ」
2.3.2. 書籍を通じた勧誘 『Alcoholics Anonymous』
2.4. 除名？
3. 持続可能な運営
3.1. 創始者の限界
3.1.1. 常任理事会
3.1.1.1. ロックフェラー人脈
3.1.1.2. メディア人脈
3.1.1.3. 医療関係人脈
3.1.1.4. 宗教関係人脈
3.1.2. 経験の蓄積と共有
3.1.2.1. 12のステップと12の伝統
3.1.2.2. 標語いろいろ
3.1.3. 輪番制
3.2. 「異分子」
3.3. 地域差
3.4. 社会、制度の変化
4. 活動資金
4.1. 公的助成？×？
4.1.1. 社会、制度の変化
4.2. 私的な寄附？×？
4.2.1. ロックフェラー の配慮
4.3. メンバー自身の献金
5. 立ち上げ
5.1. 二人の依存症者の出会いと 依存症体験のわかちあい
5.1.1. 飲酒欲求の解消
5.1.2. なぜ、話すと解消？
5.1.3. なぜ、飲酒欲求？
6. 労働力
6.1. リーダーとファシリテータ
6.2. 動員、連絡
6.3. 諸事務
6.4. 方針策定
7. 自助の理論 （「プログラム」）
7.1. そもそも、なぜ、 飲酒欲求が生じるのか
7.1.1. いきづらさと、 その対処
7.1.2. 「自己治癒」仮説
7.1.2.1. アルバニーズ 『人はなぜ依存症になるのか』
7.2. 三状態
7.2.1. 完全な断酒
7.2.1.1. 飲まない生き方 Sobrietyの発見
7.2.2. Dry Drunk（飲んでないが、 いつも酒のことを考えている）
7.2.2.1. 「禁酒」(の誓い) の繰り返し
7.2.2.2. 禁酒運動temperance との違い
7.2.3. 飲んでいるDrunk
7.3. 宗教的な「告白」
7.3.1. OGM以前
7.3.2. 「弱さ」への 言及と自覚
7.3.2.1. 降伏、底突き
7.3.3. OGMではない 「異端宗教ではない」
7.3.3.1. 弁明、説明
7.4. 「アノニミティ」
7.4.1. 弱みは知っているが、 本名は「知らない」 つもり
7.5. 米国WASPの世界観
7.5.1. 説明なしに共有 （したつもり） できる
7.5.1.1. 神に依存
7.5.2. 敬虔主義Pietism 福音主義Evangelicalism
7.5.2.1. 人間は無力で神は完全 敬虔（謙虚）で神の助力
7.5.2.2. 底突き、無力
7.5.3. 8章米国宗教思想史