火災防禦戦闘論(総合)

Начать. Это бесплатно
или регистрация c помощью Вашего email-адреса
火災防禦戦闘論(総合) создатель Mind Map: 火災防禦戦闘論(総合)

1. この資料の使い方

1.1. 推奨環境

1.1.1. PCが一番良い

1.1.2. スマホの場合は横向きで

1.1.3. 動画や画僧も多いのでWi-Fi環境がおすすめです

1.2. 操作方法

1.2.1. アプリについて

1.2.1.1. この資料はマインドマイスターを利用して作成しています

1.2.2. 操作方法

1.2.3. 基本操作はこちら

1.2.3.1. 〇ポチをタップ

1.2.3.2. 📎クリップマークを押すと資料のダウンロード

1.2.3.3. →マークを押すと各種ホームページへ

1.2.3.4. 動画を押すとYouTubeが再生

1.2.3.5. 左から右へ

1.2.3.6. 基本的には上から下

1.3. 21時スタートします!

1.4. よろしくお願いいたしますm(__)m

2. 火災とは?

2.1. 火災とはなにか?

2.1.1. 火災とななんでしょうか?

2.1.2. 火事の丁寧な言い方??

2.1.3. 答えは、燃えてはいけないものが燃えることです。

2.1.4. 燃えて良いものとは?

2.1.4.1. バーベキュー

2.1.4.2. ガスコンロ

2.1.4.3. 野焼き

2.1.4.4. これらは火が出ていますが火災ではありません

2.1.5. 燃えてはいけないもの

2.1.5.1. バーベキューをやっていたら自分の服に火が付いた

2.1.5.2. ガスコンロにかけていた鍋が発火した

2.1.5.3. 野焼きが指定の範囲以上燃えてしまった

2.1.5.4. これら燃えてはいけないものが燃えているので火災になる

2.1.6. 別な見方をすれば燃えてはいけないものを燃やさないことが火災予防ということになる。

2.1.7. 消防行政からの火災の定義

2.2. 燃焼現象とは?

2.2.1. 燃焼の定義

2.2.1.1. 物質が酸素または酸素を含む物質と化学反応を起こし、大量の熱と光を放出する現状

2.2.1.2. もっと簡単に考える

2.2.2. 燃焼の4要素

2.2.2.1. 可燃物(木炭、ガス、紙、薪など

2.2.2.2. 酸素供給源(空気、乙1.6危険物)

2.2.2.3. 点火源(マッチ、ライター、静電気など)

2.2.2.4. 熱エネルギー(点火を続けるための火力エネルギー)

2.2.3. 燃焼の例

2.2.3.1. BBQをしたい

2.2.3.2. 木炭に火をつけるために紙に火をつける(点火源・可燃物)

2.2.3.3. 木炭に火が付き団扇で煽る(酸素供給源)

2.2.3.4. 木炭が高温になり燃焼が継続

2.2.3.5. 木炭の隙間を開けて団扇を扇げば温度が保てなくなり鎮火(熱エネルギーを保てなかった)

2.2.4. 四要素の一つ除去できれば消火できる

2.3. 着火とは何か?

2.3.1. 火が付きやすい状況とは?

2.3.2. A4の紙があります

2.3.3. この紙の着火しやすい場所は?

2.3.3.1. 角

2.3.3.2. 辺の真ん中

2.3.3.3. 紙の中央

2.3.3.4. 答えは?

2.3.3.4.1. 角の部分に火をつけること

2.3.3.4.2. 火を付ける体積が低いから

2.3.3.4.3. 燃えるものの容積が小さいほど小さな火(エネルギー)でも着火しやすい

2.3.4. 最も着火しやすいのは??

2.3.4.1. 粉塵

2.3.4.2. 粉塵爆発は細かい粒子(小麦やほこり)に爆発的に着火する現象

2.3.4.3. 静電気など小さな火花で爆発が起きる

2.4. 木材の燃焼

2.4.1. 木材はどのように燃えるのか?

2.4.1.1. 常温

2.4.1.2. 100度:水分が蒸発する

2.4.1.3. 160度:木材の熱分解がスタート(褐色へ変化)

2.4.1.4. 220度:黒色に変化

2.4.1.5. 260度:大量の可燃性ガスが噴出(引火点)

2.4.1.6. 300度:炭化が終了

2.4.1.7. 420度:発火する(発火点)

2.5. 液体燃料の燃焼

2.5.1. 液体燃料の燃え方

2.5.1.1. 可燃性液体(ガソリンや灯油など)は液体が直接燃えるわけではない

2.5.1.2. 液体から発生した可燃性蒸気に引火する

2.5.1.3. ガソリン:引火点ー40度では常温(20度)で引火性蒸気が発生

2.5.1.4. 灯油:引火点40度なので常温では火を近づけても燃えない

2.5.1.5. ではストーブか着火するのは?

2.5.1.5.1. ストーブの芯に灯油が吸い上げられる

2.5.1.5.2. 吸い上げられた芯の先端から可燃性蒸気が発生

2.5.1.5.3. 着火に十分な蒸気になる

2.5.1.5.4. また、灯油のしみこんだ繊維はわずかな炎でも温度が上がりやすい

2.5.1.5.5. 相乗効果によって石油ストーブは点火することができる

2.6. 燃焼の流れ

2.6.1. 液体燃料を例に出す

2.6.2. 引火点

2.6.2.1. 液体燃料の温度が引火点以上→火を近づけると引火性ガスに着火する温度

2.6.2.2. 液体燃料の温度が引火点以下→火を近づけても着火しない

2.6.2.3. 石油類の引火点

2.6.2.4. LEL:可燃性ガスの爆発下限界濃度

2.6.3. 燃焼点

2.6.3.1. 燃焼が継続するために必要な液温のこと

2.6.3.2. 液温が燃焼点以下のときは燃焼が継続できない

2.6.4. 発火点

2.6.4.1. 空気中に点火源がなくとも自ら発火する最低の温度

2.6.4.2. 通常燃焼点よりも発火点は高い

2.6.4.3. 別名:自然発火温度

2.6.4.4. 英語:Auto IgnitionTemperature(発火点)

2.6.5. 自然発火とは?

2.6.5.1. 温度が上昇し発熱エネルギーが発火点に達した状態のこと

2.6.5.2. 周囲の温度

2.6.5.2.1. 周囲の温度が高いほど起きやすい

2.6.5.2.2. 低いほど起きにくい

2.6.5.2.3. 温度が高いほど冷めにくい

2.6.5.3. 表面積

2.6.5.3.1. 表面積が広いほど酸素に多く触れる

2.6.5.3.2. しかし、広いと冷めやすい

2.6.5.4. 酸素

2.6.5.4.1. 酸素が不足していれば発火しない

2.6.5.5. 比熱

2.6.5.5.1. 物体が冷めやすいものなら熱が蓄積しにくい

2.6.5.5.2. 物体が熱がこもりやすいものなら熱エネルギーが蓄積しやすい

2.6.5.6. 燃料

2.6.5.6.1. そもそも燃えるものがすくなければ火はつかない

2.6.5.7. これらが合わさりあって自然発火する

2.7. 燃焼範囲

2.7.1. 燃焼するには燃焼ガスと空気が適切な割合で混合する必要がある

2.7.2. 燃焼ガスと空気の比率を%で表したもの

2.7.3. 単位は【vol%】、容量%、体積%

2.7.4. 燃焼範囲の上限UEL

2.7.5. 燃焼範囲の下限LEL

2.7.6. 例えば?

2.7.7. 出典:図解で分かる危険物取扱者

2.8. 燃焼範囲とその他の要因

2.8.1. 温度:基準は25度

2.8.1.1. 温度が高い→燃焼範囲が広くなる

2.8.1.2. 温度が低い→燃焼範囲が狭くなる

2.8.1.3. 区画内の温度が高くなればなるほど燃焼範囲も広がり、発火点に達しやすくなる

2.8.2. 酸素濃度:基準は21%(空気中の割合)

2.8.2.1. 酸素濃度が高い→燃焼範囲が広くなる

2.8.2.1.1. 小さな火でも着火しやすくなる

2.8.2.2. 酸素濃度が低い

2.8.2.2.1. 燃焼速度の低下

2.8.2.2.2. 燃焼範囲が狭まる

2.8.2.2.3. 高い点火エネルギーが必要

2.8.2.2.4. 発火点が上がる

2.8.2.2.5. 酸素濃度が16%に近づくにつれて燃焼困難

2.8.2.2.6. 15%になると燃焼自体が困難になっていく

2.8.2.2.7. 前提は常温なので注意!!

2.8.2.2.8. 温度が高くなれば当然燃焼範囲は広がる

2.8.2.2.9. 論文:燃焼と空気中の酸素濃度

2.8.3. 圧力:基準は1気圧(1013hPa)

2.8.3.1. 圧力が高い→燃焼範囲が広くなる

2.8.3.2. 圧力が低い→燃焼範囲が狭くなる

2.9. サーマルバラスト

2.9.1. サーマルバラスト=熱平衡の物質

2.9.2. 熱平衡により熱が奪われて燃焼が阻害されることがある

2.9.3. 熱を奪う原因

2.9.3.1. 空気中

2.9.3.1.1. 窒素

2.9.3.1.2. 余剰酸素

2.9.3.1.3. 二酸化炭素

2.9.3.1.4. その他ガス

2.9.3.2. やかんでお湯を沸かす

2.9.3.2.1. やかんの蒸気で手を火傷したい

2.9.3.2.2. ガスコンロに火が付く

2.9.3.2.3. 水に熱が伝わる前にやかんにコンロの火の熱が伝わる(熱伝導)

2.9.3.2.4. やかんが熱くなる

2.9.3.2.5. 水に熱が伝わる(対流)

2.9.3.2.6. 熱が伝わり沸騰して周りの空気も熱くなる(輻射熱)

2.9.3.2.7. すぐにはやかんの周りは熱くならない

2.9.3.2.8. つまりやかんと水が蒸気にとってのサーマルバラストということ

2.9.4. 熱平衡とは?

2.9.4.1. 熱いお風呂に冷水を入れる

2.9.4.2. どうなる?

2.9.4.3. 熱い温度が低い温度へ移動

2.9.4.4. 最終的にだいたい中間の温度になる

2.9.4.5. 熱力学ゼロ法則のこと 二つの物体を透熱壁を介して接触させても 熱の移動が生じないとき、両物体は熱平衡の状態にある。

2.9.5. 燃焼下限界未満

2.9.5.1. :white_check_mark: 熱発生

2.9.5.2. 熱は燃えるために燃料と空気を欲する

2.9.5.3. しかし、空気中の物質が吸熱する

2.9.5.4. 吸熱することで熱の連鎖ができない

2.9.6. 燃焼下限界

2.9.6.1. サーマルバラストが存在しても熱の連鎖が伝わっていく

2.9.6.2. しかし、一度に爆発的に熱は広がらない

2.9.6.3. 近場から熱が伝わり連鎖反応が可能

2.9.7. 理想混合気

2.9.7.1. サーマルバラストは存在する吸熱も行われる

2.9.7.2. 一度に広い範囲に熱を伝えられる

2.9.7.3. 酸素と燃料の混合割合により連鎖がスムーズに行われる

2.9.8. 燃焼上限界

2.9.8.1. サーマルバラストは吸熱しきっている状態

2.9.8.2. 反応できる結合体は多い

2.9.8.3. しかし結合するための酸素が少ないので連鎖反応が継続しにくい

2.9.8.4. 熱は十分にあるので酸素が入れば爆発的な燃焼が起きる

2.9.9. 燃焼上限超過

2.9.9.1. サーマルバラストは減少

2.9.9.2. 酸素が結び付かない燃料も増加

2.9.9.3. 酸素が極限に足らないので連鎖反応の継続はできない

2.9.9.4. 酸素が追加されば…。

2.10. 熱伝導

2.10.1. 熱の基本原理

2.10.1.1. 高温部から低温部へ熱が伝わっていく現象である「伝熱」の基本

2.10.1.2. 固体内部における高温部から低温部への、あるいは高温固体から低温固体への熱移動を「熱伝導」と言う

2.10.2. フーリエの法則

2.10.2.1. Φ=-λ(dT/dx)A

2.10.2.1.1. 伝熱量(伝熱速度)Φ[W]

2.10.2.1.2. 熱伝導率λ[W/(m・K)]

2.10.2.1.3. dT/dx[K/m]は温度勾配

2.10.2.1.4. A[m2]は伝熱方向の断面積

2.10.2.2. 熱伝導率λ[W/(m・K)]が大きいほど熱が伝わりやすい

2.10.2.3. 例:金属類

2.10.3. 熱伝達

2.10.3.1. 流体から固体へ、または固体から流体への熱移動を「熱伝達」という

2.10.3.2. 木材や空気の伝導率は非常に低い

2.10.3.3. 熱が逃げにくいので局所的に熱が上がる

2.10.3.4. 発火点に達して燃焼継続

2.10.3.4.1. 木材の燃焼

2.10.3.5. 火災はまず伝導からスタート

2.10.3.6. 熱が家具や壁に直接接触しながら熱が伝わっていく

2.10.4. 対流熱伝達

2.10.4.1. 流れのある流体内の伝熱を「対流熱伝達」という

2.10.4.2. 温度差によって密度の差が生じて流体内部に流れが発生

2.10.4.2.1. 気体

2.10.4.2.2. 液体など

2.10.4.3. 高温部から低温部へ熱移動がおきること

2.10.4.4. 熱い所から冷たい所へ離れるように動く

2.10.4.5. 温度差が無くなると対流は少なくなる

2.10.4.6. 自然対流→自然換気

2.10.4.6.1. 熱により煙、空気、可燃性ガスが膨張

2.10.4.6.2. 軽くなり上昇

2.10.4.6.3. 周囲の空気の温度差から浮力により対流が生じる

2.10.4.7. 強制対流→強制換気

2.10.4.7.1. 自然換気+外部の力が生じる(風やブロワー)

2.10.4.7.2. 対流の速度が速くなり火災の拡大の要因になる

2.10.5. 放射(輻射)

2.10.5.1. 電磁波によって放射する物体から離れたところにエネルギーを運ぶ熱伝導のこと

2.10.5.2. 消防車が破損するエネルギーがある

2.10.5.3. 熱が物体に生じると?

2.10.5.3.1. 吸収

2.10.5.3.2. 反射

2.10.5.3.3. 透過

2.10.5.4. 熱源から離れるほど輻射熱の影響が少なくなる

2.10.5.5. 火災だと?

2.10.5.5.1. 建物の一部が燃えているとする

2.10.5.5.2. この動画だと右隅から放射状に熱エネルギーが発生

2.10.5.5.3. それぞれの物(ソファー、床、カーテンなど)が発火点へ達する

2.10.5.5.4. 火源がなくとも燃焼がスタート

2.10.5.5.5. 火災の成長の大きな要因となる

2.11. 熱放出率(HRR)

2.11.1. 火災の規模が大きくなるほど輻射の影響が高くなる (写真:富山市消防本部FBより)

2.11.2. 火災が起こる温度は燃料が燃焼した際に放出したエネルギーが深くかかわる

2.11.3. 火災のエネルギー

2.11.3.1. 光

2.11.3.2. 熱

2.11.3.3. この形態で放出される

2.11.4. 火災で一定時間に放出されるエネルギーの総量=HRR(熱放出量)で表される

2.11.5. 単位はkW

2.11.6. フラッシュオーバーだと?

2.11.6.1. 上部層の温度が500~600度

2.11.6.2. 床面の放射熱量は20kW/㎡以上と言われている

2.11.6.3. 出典:区画火災におけるフラッシュオーバー発生限界と 可燃物の燃焼拡大に関する研究

2.11.7. 熱流速

2.11.7.1. 単位時間内に単位面積を横切る熱量のこと

2.11.7.2. 単位はkW/㎡

2.11.7.3. 熱流束によって温度が変わっていく

2.11.8. 熱流束と熱量

2.12. 火災の発達

2.12.1. 初期~成長期

2.12.1.1. 火災の性状をざっくり

2.12.1.2. 小規模からスタート

2.12.1.2.1. 寝たばこの火だね

2.12.1.2.2. 天ぷら油

2.12.1.2.3. 放火

2.12.1.3. 発火点に達する

2.12.1.3.1. 発火温度とは?

2.12.1.3.2. 周りの家具

2.12.1.3.3. 布、壁紙、畳

2.12.1.4. 輻射熱(反射熱)が増加

2.12.1.4.1. 熱分解

2.12.1.5. 熱気流の生成

2.12.1.5.1. 上昇気流が発生

2.12.1.6. 区画内全体の温度上昇

2.12.1.6.1. 可燃性ガスが発火温度へ

2.12.1.6.2. 酸素と混合していく

2.12.1.7. 可燃性ガスに着火

2.12.1.7.1. ロールオーバー現象

2.12.1.7.2. 輻射熱が発生

2.12.1.7.3. 窓ガラスが割れて空気がさらに流入

2.12.2. フラッシュオーバー~最盛期

2.12.2.1. 酸素がない場合

2.12.2.1.1. 燃焼生成物が生成に酸素が食い尽くされる

2.12.2.1.2. 区画内の酸素がなくなる

2.12.2.1.3. 区画内の火勢が低下

2.12.2.1.4. 区画内が負圧状態へ

2.12.2.1.5. 圧力が高まる

2.12.2.1.6. 煙や窓に煙が押し出される

2.12.2.1.7. ここで開口するとバックドラフトへ

2.12.2.2. ロールオーバー現象の発生

2.12.2.2.1. 可燃性ガスに着火するには酸素が必要

2.12.2.2.2. 排ガス全体の温度は800度~1000度へ上昇

2.12.2.2.3. 輻射熱は600度を超える

2.12.3. 衰退~終息

2.12.3.1. 火災が衰退

2.12.3.1.1. 泡消火

2.12.3.1.2. 水、混合水で放水

2.12.3.1.3. ハロゲン消火剤

2.12.3.1.4. 爆発、破壊消火

2.12.3.2. 鎮圧状態

2.12.3.2.1. 目に見える火勢がなくなる

2.12.3.3. 鎮火へ

2.12.3.3.1. 消火活動が必要がない状態

2.12.4. 一連の動画

2.13. 火災性状

2.13.1. 火災拡大の要因

2.13.2. フラッシュオーバーFO

2.13.2.1. 解説

2.13.2.1.1. FOとは?

2.13.2.2. 原因

2.13.2.2.1. 可燃性ガスが区画にたまる

2.13.2.2.2. ロールオーバー現象の発生

2.13.2.3. 参考動画

2.13.2.3.1. FOの実験

2.13.3. バックドラフト

2.13.3.1. 解説

2.13.3.1.1. BDとは?

2.13.3.2. 原因

2.13.3.2.1. 酸素不足で不完全燃焼の建物

2.13.3.2.2. なんらかの原因で新鮮な空気が流入

2.13.3.2.3. 爆発的な火災燃焼へ

2.13.3.3. 兆候

2.13.3.3.1. 換気されていない部屋

2.13.3.3.2. 酸素不足により茶色や黄色、グレーの煙が確認できる

2.13.3.3.3. 窓に茶色や黒色の油上の堆積物が確認できる

2.13.3.3.4. 部屋に火は見えないが直前に青い炎が見える

2.13.3.3.5. 炎が呼吸する

2.13.3.3.6. 開口部ができると空気が一気に吸い込まれる

2.13.3.3.7. 煙の乱流がおこる

2.13.3.4. 対策

2.13.3.4.1. 空気を入れずに煙の層を冷やす

2.13.3.4.2. ドアコントロールの技術が必要

3. CAFS(圧縮空気泡消火装置)

3.1. キャフスとは?

3.1.1. CAFS(キャフス)とは、Compressed Air Foam Systemの頭文字をとっている

3.1.2. 圧縮空気泡消火装置という意味

3.1.3. 水と消火薬剤を高圧の空気で混ぜて泡を作る装置のこと

3.1.4. 消防車に組み込まれている

3.1.5. クラスA泡を利用

3.2. キャフスの利用例

3.2.1. 住宅火災の延焼防止

3.2.2. プラスチック、ゴム製品、タイヤが燃焼しているもの

3.2.3. 残火処理

3.2.4. 水損の防止

3.3. クラスA泡とは?

3.3.1. 木材、紙、プラスチック、ゴムに有効

3.3.1.1. 成分は洗剤と一緒

3.3.1.1.1. 有害物質が含まれない

3.3.1.1.2. 泡は1時間で消える

3.3.1.2. 普通火災が99%

3.3.2. クラスA泡の効力

3.3.2.1. 泡による窒息消火

3.3.2.2. 表面張力の減少 (水をはじかなくなる)

3.3.2.2.1. 表面張力の減少

3.3.2.2.2. 内部深くに浸透

3.3.2.2.3. 冷却消火

3.3.2.2.4. 保湿、再燃防止へ

3.3.2.3. 水を節約できる

3.3.3. クラスA泡のポイント

3.3.3.1. 消火剤=泡ではない!

3.3.3.1.1. 水の浸透による冷却効果がメイン

3.3.3.2. 発砲装置使用により泡消火が可能

3.3.3.3. 熱に弱い

3.3.3.3.1. 大量の危険物火災は無理ゲー

3.3.3.4. 他消火剤と混ぜるな

3.4. 泡消火とCAFSの違い

3.4.1. クラスAのノズル選定

3.4.1.1. 消火方法によって変えていく

3.4.2. 泡混合水

3.4.2.1. 水+消火剤

3.4.2.1.1. ホース内は水(混合水)

3.4.2.2. 放水量は絞り気味

3.4.2.2.1. 水量を絞っても浸透効果が高い

3.4.2.3. 状況が変われば水に切り替え可能

3.4.3. CAFS

3.4.3.1. 水+消火剤+圧縮空気

3.4.3.1.1. ホース内は泡

3.4.3.2. 少ない水と空気で効果が高い

3.4.3.3. ホースが軽く反動もすくない取り回しが楽

3.4.3.4. ホースの取扱いに注意

3.4.3.4.1. 摩耗、外傷が起きやすい

3.4.3.4.2. 結合部の離脱の危険アリ

3.4.4. 根本は泡混合水

3.5. 現場利用

3.5.1. 屋内進入

3.5.1.1. 基本的には使わない

3.5.1.2. 水量が少ない=熱傷の危険

3.5.1.3. ドライ→面体に付着

3.5.1.4. ホース

3.5.1.4.1. 水が載っていないので焼ける可能性あり

3.5.2. 屋外(木造建物)

3.5.2.1. 初期

3.5.2.1.1. 混合水

3.5.2.1.2. CAFSウエット

3.5.2.1.3. CAFSドライは風の影響を受けやすい

3.5.2.2. 中期・最盛期

3.5.2.2.1. 混合水が有効

3.5.2.2.2. CAFSは火勢や風の影響を受けやすい

3.5.2.2.3. まとまった水量が必要

3.5.2.3. 延焼防止

3.5.2.3.1. ドライで泡を作り可燃物を覆う

3.5.2.3.2. スムースノズル推奨

3.5.3. 先着隊の利用

3.5.3.1. 後着隊が来るまでのつなぎとして利用

3.5.3.1.1. 基本的にはキャフス

3.5.3.1.2. 人命救助最優先の場合は水と混合水を使い分ける(隊長判断)

3.5.4. 特殊な火災

3.5.4.1. 水は流れるが泡はとどまる

3.5.4.1.1. 冷却効果が期待

3.5.5. 残火処理

3.5.5.1. 山火事の地下燃焼

3.5.5.2. 高温特定箇所

3.5.5.2.1. ピンポイントでアタックできる

3.6. 研究

3.6.1. 泡消火の基礎実験

3.6.1.1. CAFSは氷点下の場合は水や混合水より凍結スピードが早い

3.6.1.1.1. マルチA(寒冷地仕様)を利用

3.6.1.2. 時間の傾向と共に泡が消える

3.6.2. 野地板に対しての延焼防止効果 (消防科学研究所22)

3.6.2.1. クラスA消火剤混合水

3.6.2.1.1. CAFSウエット

3.6.2.2. 水量、浸透性による違い

3.6.3. 延焼防止活動時の注水方法に関する検証について https://www.city.sapporo.jp/shobo/shokai/gakko/labo/shohou/documents/shohouno25.pdf

3.6.3.1. CAFS

3.6.3.1.1. 断熱効果、冷却効果あり

3.6.3.2. 混合水

3.6.3.2.1. CAFSほどではない

3.6.3.3. 水

3.6.3.3.1. 早期に温度上昇の確認

3.6.4. ペンシリング、パルスだと?

3.6.4.1. 志太消防本部広報映像【GasCooling&PassingRainStream】

3.6.4.2. ガスクリーニングは水=混合水?>CAFS

3.6.4.3. レイン注水には適さない

3.6.4.3.1. 泡が飛散しないため

3.6.4.3.2. レイン注水とは??

3.6.4.4. 反射注水についての論文はこちら 屋内天井に反射させた場合の散水分布について (消防科学研究所)

3.6.5. 消火効果の有効性

3.6.5.1. 志太消防本部広報映像【消火効果検証】

3.6.5.2. 冷却効果

3.6.5.2.1. 水=混合水?>CAFSドライ

3.6.5.3. へばりつく力

3.6.5.3.1. CAFS>>>混合水=水

3.6.5.4. 再燃防止

3.6.5.4.1. CAFS>>>混合水=水

3.6.5.5. 混合水と泡の明確な差はない

3.6.5.6. 混合水はドライ泡ほどへばりつく力がないので使い分けが必要

3.6.5.7. CAFS使用時は専用ノズルが最大限の力を発揮できる

3.7. 海外では?

3.7.1. CAFSの技術を身に付ける専用の講義がある

3.7.1.1. 耐火区画の屋内進入には推奨されていない

3.7.2. 山火事では活躍

3.7.3. 参考資料

3.7.3.1. 圧縮空気泡システムによる消火活動

3.7.3.2. 圧縮空気フォームシステム(CAFS) ガイドライン(原本)

3.7.3.2.1. 圧縮空気フォームシステム(CAFS) ガイドライン(日本語訳)

3.8. 各自治体の訓練風景

3.8.1. 訓練を企画する参考に

4. CFBT(屋内進入)

4.1. 参考資料

4.1.1. 参考サイト:CFBT-BT

4.1.2. Binnenbrandbestrijding、basisprincipesbijcompartimentsbranden

4.1.3. 屋内火災と消火

4.1.4. 煙を読む

4.2. 建物の構造と歴史

4.2.1. 歴史的背景

4.2.1.1. 昭和40年頃

4.2.1.1.1. 木造建物は在来工法

4.2.1.1.2. もちろん耐火構造の火災もあるが田舎ではほぼ無いに等しい

4.2.1.2. 現代

4.2.1.2.1. 耐火構造の建物の増加

4.2.1.2.2. 木造建物の技術の向上

4.2.1.2.3. 外から水を掛けても消せなくなってきてしまった

4.2.2. 建物の構造を詳しく

4.2.2.1. 耐火建築物

4.2.2.1.1. 建物の主要構造部(柱、梁、床、屋根、壁、階段など)に耐火性能のある材質などが使用されている建物のこと。

4.2.2.1.2. 建物の利用者が避難するまで倒壊しない建物

4.2.2.1.3. 主な種類

4.2.2.1.4. 耐火構造?防火構造?

4.2.2.2. 木造建築物

4.2.2.2.1. 住宅の90%は木造建物

4.2.2.2.2. 木造建物の種類

4.2.2.2.3. 種類は関係ない

4.3. 屋内進入とは?

4.3.1. 一般的な火災の評価

4.3.1.1. 延焼防止

4.3.1.1.1. ホース延長

4.3.1.1.2. 放水技術

4.3.1.1.3. 筒先配備

4.3.2. 屋内進入を選択するのは

4.3.2.1. 火災の早期鎮圧が可能

4.3.2.2. 逃げ遅れがいる

4.3.2.3. 逃げ遅れが不明

4.3.3. 安全確実な遂行が必要

4.3.3.1. 堆積物による退路の遮断

4.3.3.2. 床及びはりの落下

4.3.3.2.1. 瓦が落ちる

4.3.3.2.2. はりが崩れる

4.3.3.2.3. 畳が抜ける

4.3.3.3. 濃煙、熱気

4.3.3.3.1. 無駄な放水は死へ

4.3.3.4. 危険と隣り合わせ

4.3.3.5. 情報収集、効果的な放水、各隊の連携が必須

4.4. 火災の発達と性状

4.4.1. 火災の発達

4.4.1.1. 初期~成長期

4.4.1.1.1. 火災の性状をざっくり

4.4.1.1.2. 小規模からスタート

4.4.1.1.3. 発火点に達する

4.4.1.1.4. 輻射熱(反射熱)が増加

4.4.1.1.5. 熱気流の生成

4.4.1.1.6. 区画内全体の温度上昇

4.4.1.1.7. 可燃性ガスに着火

4.4.1.2. フラッシュオーバー~最盛期

4.4.1.2.1. 酸素がない場合

4.4.1.2.2. ロールオーバー現象の発生

4.4.1.3. 衰退~終息

4.4.1.3.1. 火災が衰退

4.4.1.3.2. 鎮圧状態

4.4.1.3.3. 鎮火へ

4.4.1.4. 一連の動画

4.4.2. 火災性状

4.4.2.1. 火災拡大の要因

4.4.2.2. フラッシュオーバーFO

4.4.2.2.1. 解説

4.4.2.2.2. 原因

4.4.2.2.3. 参考動画

4.4.2.3. バックドラフト

4.4.2.3.1. 解説

4.4.2.3.2. 原因

4.4.2.3.3. 兆候

4.4.2.3.4. 対策

4.5. 放水要領

4.5.1. ノズルの選択

4.5.1.1. ソリッドストリーム

4.5.1.1.1. 特徴

4.5.1.1.2. 長所

4.5.1.1.3. 短所

4.5.1.1.4. ボアテックスノズル

4.5.1.2. バリアブルストリーム

4.5.1.2.1. 特徴

4.5.1.2.2. 長所

4.5.1.2.3. 短所

4.5.2. 直接攻撃

4.5.2.1. 棒状注水

4.5.2.1.1. 高い浸透力

4.5.2.1.2. 幅広く当てられる

4.5.2.1.3. 水分のほとんどが蒸発しない

4.5.2.1.4. バケツで燃えているものに直接ぶつけるイメージ

4.5.3. 間接攻撃

4.5.3.1. 噴霧注水

4.5.3.1.1. 多くの壁に水をぶつけるのが目的

4.5.3.1.2. 大量の蒸気で火を窒息消火へ

4.5.3.1.3. 酸素の割合が15%以下にする

4.5.3.1.4. 開口部が少ない部屋、対象区画外から有効

4.5.3.1.5. 霧吹きを部屋全体に吹き付けるイメージ

4.5.3.2. 過去の戦術

4.5.3.2.1. 燃えている部屋の天井にまんべんなく放水

4.5.3.2.2. 天井の落下物の除去が可能

4.5.3.2.3. しかし、危険がある

4.5.3.2.4. 高温の天井に当たった水が水蒸気へ

4.5.3.2.5. 生成された蒸気と高温の煙ガスが消防隊員へ

4.5.3.2.6. 熱傷で多くの人が受傷している

4.5.4. 3D技術

4.5.4.1. パルス

4.5.4.1.1. フラッシュオーバーを防ぐ目的として開発

4.5.4.1.2. 噴霧注水60度

4.5.4.1.3. 地面に対して45度

4.5.4.1.4. この角度で短い放水(1秒)を目指して放水

4.5.4.1.5. 繰り返す

4.5.4.1.6. 不活性化をする

4.5.4.2. 効果

4.5.4.2.1. 水の動き

4.5.4.2.2. 高温のガスの動き

4.5.4.3. 注意

4.5.4.3.1. 効果は100%ではない

4.5.4.3.2. 水が壁に触れないようにするのは難しい

4.5.4.3.3. 水の50%が高温の壁に着地

4.5.4.3.4. 排ガスが収縮せずに蒸気になる

4.5.4.3.5. 水が膨張して水蒸気になるよりも多くの気体が収縮する

4.5.4.3.6. これにより煙や高温ガスが消防隊に向かうことが無い

4.5.4.4. 限界

4.5.4.4.1. この技術の条件

4.5.4.4.2. この条件には普通当てはまる

4.5.4.4.3. 条件に当てはまらない

4.5.5. ペンシリング パルス

4.5.5.1. 特徴

4.5.5.1.1. 3Dパルス技術を用いて高温ガス冷却し不活性化しながら進入

4.5.5.1.2. 無駄な放水をしないのがポイント

4.5.5.1.3. 初期から中期の火災に有効

4.5.5.1.4. 危険ポイント

4.5.5.1.5. 解決するために先の棒状注水と3Dを組み合わせたもの

4.5.5.2. パルス

4.5.5.2.1. 霧の水の粒で煙の層を冷却する

4.5.5.2.2. 真上、前方を冷却させる

4.5.5.2.3. フラッシュオーバーの誘発を防ぐ

4.5.5.2.4. パルスの種類

4.5.5.3. ペンシル

4.5.5.3.1. 燃えているものに対して水の塊をぶつける

4.5.5.3.2. 一回もしくは複数回ぶつける

4.5.5.3.3. バケツの水を投げつけるイメージ

4.5.5.3.4. 距離感を掴むのに訓練が必要

4.5.5.3.5. 注意

4.5.5.3.6. 火の根元に水の塊をぶつけて炎の勢いをころして蒸気の発生を抑える

4.5.5.3.7. 熱分解や煙が押さえられて視野性が保たれる

4.5.5.3.8. 放出熱も減少し消防隊員も耐えられる熱さへ

4.5.5.4. ペンシリング

4.5.5.4.1. ペンシルの発展型

4.5.5.4.2. 局所的に火をたたくために利用

4.5.5.4.3. 火を消したあとの煙を排煙するためにも利用できる

4.5.6. 放水パターン動画集

4.5.6.1. 姿勢、パルス、ペンシル、反射注水など

4.5.6.2. 放水姿勢1人、2人

4.5.6.3. 噴霧注水は火災を拡大するペンシリングの効果?

4.5.6.4. Fire Training Course - Fire Streams Hose & Appliances

4.6. リーディングスモーク

4.6.1. 動画

4.6.1.1. FO

4.6.2. スモークカラー

4.6.2.1. 白

4.6.2.1.1. 初期段階

4.6.2.1.2. 炭素粒子が少ない

4.6.2.1.3. 消煙

4.6.2.2. グレー

4.6.2.2.1. プラスチック製品の燃焼初期段階

4.6.2.2.2. 塗装

4.6.2.2.3. 塗料が燃えている

4.6.2.3. 茶色・ブラウン

4.6.2.3.1. 木造製品の初期段階

4.6.2.3.2. 構造物(柱やはり)が燃えている

4.6.2.4. 黒

4.6.2.4.1. 燃焼後期の炭化水素

4.6.2.4.2. 高温になるほど黒くなる

4.6.3. ポイント

4.6.3.1. 高温になるほど煙は黒くなる

4.6.3.2. 煙が濃い

4.6.3.2.1. フラッシュオーバー

4.6.3.2.2. 火災の広がりが大きくなる

4.6.3.3. 視界ゼロで入る煙はすべて燃える燃料だと頭に入れる

4.6.3.4. 煙が早い、暗い=火元に近い

4.6.3.5. 開口部によって煙の速度や色に明確な違いがある

4.6.3.6. 煙がすべての開口部から均等に出ている=火元が奥にある

4.6.4. 白い煙は燃えないか?

4.6.4.1. 白い煙は危険ではない??

4.6.4.2. 実はそんなこともない

4.6.4.3. ガンガン燃えていいる場合もある

4.6.4.4. 白い煙の正体

4.6.4.4.1. 均一で明るい白色は火災の初期段階が通説

4.6.4.4.2. 蒸気??ではない可能性

4.6.4.5. 乱流・汚れた白い煙の種類

4.6.4.5.1. 煙の速度(速さと流れ)が色よりも優先

4.6.4.5.2. 高温の内部火災はスピードの速い黒い煙が出るはず

4.6.4.5.3. なぜ黒い煙が発生しないか?

4.6.4.5.4. 住宅や小規模な建物

4.6.4.5.5. 大きな建物

4.6.4.5.6. 均一な速度と均一な白煙には注意

4.6.4.5.7. 外気温が極寒で明るく白の高速の煙

4.6.4.5.8. 危険な白煙(換気制限のある区画)

4.6.4.6. 白い煙と注水のだましあい

4.6.4.6.1. 放水すると白煙が出る

4.6.4.6.2. 白煙が出たことにより有効打を打てていると通常は判断

4.6.4.6.3. しかし、いくつかの条件では有効打にならないことも

4.6.4.6.4. 成功

4.6.4.6.5. 有効打になっていない

4.6.4.7. まとめ

4.6.4.7.1. 白煙=初期ではない

4.6.4.7.2. FO.BOの前触れかもしれないと頭に入れておきましょう!

4.7. ドアコントロール

4.7.1. ドアとその隙間の目視検査

4.7.1.1. ドアの端を時計回りに確認する

4.7.1.1.1. ドアの下部

4.7.1.1.2. ドアフレーム左端

4.7.1.1.3. ドアの上部

4.7.1.1.4. ドアフレーム右側

4.7.1.1.5. この順でチェックしていく(アメリカは逆)

4.7.1.2. チェックするポイント

4.7.1.2.1. 煙

4.7.1.2.2. 炎

4.7.1.2.3. ドア

4.7.1.2.4. 全部感じられなくとも燃えている可能性がある

4.7.2. 扉を手で触れて温度を確認する

4.7.2.1. 手順

4.7.2.1.1. 触れるときは下からサーチ

4.7.2.1.2. 下と上で温度差を確認する

4.7.2.2. ポイント

4.7.2.2.1. グローブを外してドアは触れない

4.7.2.2.2. 蝶番があればドアの方向を確認できる

4.7.2.2.3. 防火扉は熱を遮断する効果もあるので熱を感じられなくとも燃えている可能性あり

4.7.3. ドアとその周辺を濡らす

4.7.3.1. ドアコントロール

4.7.3.1.1. ドアを開ける?開けない?違いはこれ

4.7.3.2. ドアに近づく

4.7.3.2.1. フレームの隙間から激しい煙や炎が確認できる

4.7.3.2.2. ペンシリング、パルスで消火をする

4.7.3.3. 扉は開ける?

4.7.3.3.1. 隙間から炎が見える

4.7.3.4. 放水要領

4.7.3.4.1. 短い水を2回掛ける

4.7.3.5. 流れ

4.7.3.5.1. 呼称

4.7.4. 安全を確認してドアを開放し進入

4.7.4.1. 屋内進入開始

4.7.4.1.1. 2人目が進入後に空気呼吸器やヘルメットを叩いて後ろがついたことを伝える

4.7.4.1.2. 伝えたら筒先員は頭上(天井)にパルスを当てる

4.7.4.1.3. 温度チェック(環境チェック)を行う

4.7.5. まとめ

4.7.5.1. 1. 目視で煙や炎をcheck

4.7.5.2. 2. 扉の温度を確認

4.7.5.3. 3. 消防士2名の頭上にパルス

4.7.5.4. 4. ドア開放(20㎝)

4.7.5.5. 5. 煙の状況を確認して3回パルスを打ち込む

4.7.5.6. 6. ドアを閉めて情報共有

4.7.5.7. 7. 上記を安全が確保できるまで繰り返す

4.7.5.8. 8. 安全確保

4.7.5.9. 9. 進入開始

4.7.5.10. 10. 隊員2名進入

4.7.5.11. 11. 環境測定実施

4.8. 進入

4.8.1. 動画

4.8.2. 環境チェック

4.8.3. 3回パルス

4.8.3.1. 右に1回

4.8.3.2. 中央に1回

4.8.3.3. 左に1回打ち込む

4.8.3.4. 狭い廊下や部屋では調整をする

4.8.3.5. あくまでも可燃性ガスを冷やすのが目的

4.8.4. 水滴が落ちてくる??

4.8.4.1. 壁から伝ってこないか?

4.8.4.2. 天井から降ってくるか?

4.8.4.3. パルスを繰り返しながら進んでいく

4.8.4.4. 効果が発揮しなければ攻撃を中止して撤退も考える

4.8.4.5. 一番は自分の命を優先する

4.8.5. 燃焼物へペンシルで消火

4.8.5.1. 水の塊をぶつけて消火へ

4.8.6. 排煙

4.8.6.1. 窓に向けて放水し水流ベンチレーションで排煙を行う

4.9. 最後に

4.9.1. 日本でCFBTを学べる場所を紹介

4.9.1.1. Japanタスクフォース

4.9.1.2. 海上災害防止センター

4.9.1.3. 消防火災勉強会

5. PPV

5.1. 参考資料

5.1.1. 陽圧換気の実験とモデリング(日本語)

5.1.1.1. オランダ語

6. 垂直ベンチレーション

6.1. 参考動画

6.1.1. 訓練

6.1.1.1. 訓練風景

6.1.1.2. 訓練風景と解説(英語)

6.1.1.2.1. 訓練風景と解説(短め)

6.1.2. 現場

6.1.2.1. 現場風景まとめ

7. RIT.RCT.FFS

7.1. 参考動画

7.1.1. 基礎トレーニング

7.1.2. 現場動画

7.1.2.1. 生存戦術(火傷、脳震盪で動けない)

8. 消防士と汚染の関係

9. 消防士と健康

9.1. 参考資料

9.1.1. 消防職員の発がん予防について

9.1.2. 見えざる危険との闘い: 消防士の癌リスク

9.1.3. 消防士がん啓発月間

9.1.4. 健康な消防士 - Skellefteåモデルによる職場環境の改善

9.2. 消防士と癌

9.2.1. 消防署における癌の問題とは?

9.2.2. 癌とは??

9.2.2.1. 細胞レベルの遺伝子の変化が起因

9.2.2.2. 関連疾患は100以上

9.2.2.3. 環境や遺伝子が引き金となり発生

9.2.2.4. 止まることなく分裂する

9.2.3. 癌の診断率

9.2.3.1. 一般人口の40%が癌と診断される時代

9.2.3.2. 消防士は診断されるリスクが9%高い

9.2.3.3. 消防士の死亡率は一般人と比べて14%高い

9.2.4. つまり?

9.2.4.1. 消防士の健康と安全を脅かす脅威!!

9.2.4.2. 国際消防協会

9.2.4.2.1. 消防士の職務上の死亡原因は第一位は癌

9.2.5. 消防士と癌の歴史

9.2.5.1. 何十年もの間消防士の死因は心臓発作だった

9.2.5.2. 長期にわたる病気の確立したメカニズムが解明できなかった

9.2.5.3. 2002~2020消防士の死亡原因

9.2.5.3.1. 癌67%

9.2.5.3.2. 心疾患17%

9.2.5.3.3. トラウマ3%

9.2.5.3.4. 煙を吸う3%

9.2.5.3.5. 火災2%

9.2.5.3.6. その他6%

9.2.5.4. 2002年以降から癌が起因の死亡率が増加!

9.2.5.4.1. 火災事故は減っているのになぜか?

9.3. 燃焼ガスと身体の危険

9.3.1. 燃焼ガスと身体

9.3.1.1. 火災は様々なものが燃える

9.3.1.1.1. プラスチックの熱分解では400以上の物質が発生

9.3.1.1.2. 難燃剤は咳を引き起こす

9.3.1.1.3. 特に煤に注意

9.3.1.1.4. 不完全燃焼の時に有害物質が発生する

9.3.1.2. 煙は肺から皮膚から取り込まれる

9.3.1.2.1. 血液を介して前進へ

9.3.1.2.2. 様々な器官に蓄積される場合も

9.3.1.3. 長期的なものなのですぐには反応はでない

9.3.2. 燃焼ガスの拡散

9.3.2.1. 燃焼ガスの粒子は周囲に拡散される

9.3.2.2. 家庭内の小規模な火災

9.3.2.2.1. 除染はほぼ無理

9.3.2.2.2. 粒子は換気システムにより拡散される

9.3.2.3. 工場や大規模な火災なら??

9.3.2.3.1. 有害物質はさらに拡散される

9.3.2.3.2. その中に消防隊員は飛び込まないといけない!!

9.3.3. 有害物質の経路

9.3.3.1. 呼吸から

9.3.3.1.1. 生きていくためには呼吸が必要

9.3.3.1.2. これで防げる?

9.3.3.1.3. 臭いの調査

9.3.3.2. 皮膚から

9.3.3.2.1. 消防士は有害物質と触れる

9.3.3.2.2. なぜ?

9.3.3.3. 口から

9.3.3.3.1. 意図せず未知の物質を取り組んでしまう

9.3.4. 有害物質の影響

9.3.4.1. 発がん性物質

9.3.4.1.1. 遺伝子構造を変化させて癌化させる物質

9.3.4.1.2. DNAの機構に変化を引き起こす

9.3.4.1.3. 発がん性物質の暴露を抑える

9.3.4.2. 有毒物質具体例

9.3.4.2.1. アセトアルデヒド

9.3.4.2.2. 一部の物質

9.3.4.2.3. 重金属

9.3.4.2.4. 可燃性ガス

9.3.4.3. コンビネーション効果

9.3.4.3.1. 火災は多くの有害物質がある

9.3.4.3.2. 単独ではなく複合的

9.3.4.3.3. これにより意図しない毒性が出る危険がある

9.3.4.4. 有害物質が体に与える影響

9.3.4.4.1. がん以外にも

9.3.4.4.2. 消防士の子ども

9.3.4.4.3. 生殖器

9.3.4.4.4. これらが混合されて有害物質が消防隊員に向かってくる

9.4. 煙に含まれる化学物質

9.4.1. 技術の発展

9.4.1.1. 木材や皮からプラスチックへ

9.4.1.2. 有害物質が発生しやすい

9.4.2. 数十種類ある

9.4.3. 一酸化炭素

9.4.4. シアン化水素

9.4.5. 上記よりも危険である!!

9.4.5.1. 火災現場で発生する発がん性物質

9.4.5.1.1. ベンゼン

9.4.5.1.2. クロム

9.4.5.1.3. ホルムアルデヒド

9.4.5.1.4. 多環芳香族炭化水素(PAHs)

9.4.5.1.5. 難燃剤

9.4.5.1.6. PFAS

9.4.5.1.7. アスベスト繊維

9.4.5.1.8. ディーゼルエンジンの排気

9.5. 職業暴露とは?

9.5.1. 消防士が職務を通じて病気になる原因

9.5.1.1. 汚染

9.5.1.1.1. 直接接触すること

9.5.1.1.2. 機器

9.5.1.1.3. 衣服

9.5.1.1.4. 皮膚にふれる

9.5.1.1.5. 肺で吸う

9.5.1.2. 24時間勤務

9.5.1.2.1. 睡眠不足

9.5.1.2.2. 食生活

9.5.1.3. 高ストレス

9.5.1.4. 怪我

9.5.1.5. 長期的に向けては健康に危険を及ぼす可能性がある

9.5.2. 日々の業務

9.5.2.1. 汚染された防火衣を洗浄せずに元の場所に干す

9.5.2.1.1. 高濃度汚染

9.5.2.1.2. 建物の換気口から各部屋へ

9.5.2.1.3. 全く別の場所にも影響が出る

9.5.2.2. 汚染除去時に暴露

9.5.2.2.1. ホースの洗浄

9.5.2.2.2. 空気呼吸器の洗浄

9.5.2.2.3. 装備の修復など

9.5.2.3. 訓練

9.5.2.3.1. CFBTなど

9.5.2.4. 火災原因調査

9.5.2.4.1. 火は消えていても有害物質は存在する

9.5.2.5. 火災現場で離れていても高濃度の汚染物質が検出される!

9.5.2.5.1. 咳を誘発するもの

9.5.2.5.2. 咳を鈍感にするものもある

9.5.2.5.3. 五感に反応がないから大丈夫はない!!

9.5.2.5.4. 被害を減らすためにも野次馬はよけさせる

9.5.2.6. 長いキャリアを考えても汚染のリスクを減らすことが大切!

9.5.3. どこに危険がある??

9.5.3.1. 火災現場

9.5.3.1.1. 防護服

9.5.3.1.2. 装備品

9.5.3.1.3. 車両

9.5.3.1.4. 装備品の洗浄

9.5.3.1.5. 火災原因調査

9.5.4. 心理的な側面のリスク

9.5.4.1. 消防署は個人的なリスク評価が低い

9.5.4.1.1. ほとんどの人はリスクを無視する

9.5.4.1.2. 私は大丈夫

9.5.4.1.3. 怪我の方が危険である

9.5.4.1.4. 健康リスクは軽視されがちである!

9.5.4.2. 消防士はHEROしかしスーパーマンではない!

9.5.4.2.1. HERO

9.5.4.2.2. スーパーマン

9.5.4.2.3. これだけは忘れてはいけない!!

9.5.4.3. リスクの認識

9.5.4.3.1. 怪我、事故、直近のミス

9.5.4.3.2. 長期的なリスク

9.5.4.3.3. 対策されたとしても習慣やルーチンになってしまう

9.5.4.3.4. 目的と意味を定期的に学習することが必要

9.5.4.4. リスクの習慣化

9.5.4.4.1. たばこは吸いますか??

9.5.4.4.2. 消防士も同じ行動をしている

9.6. 健康増進のためには?

9.6.1. 消防士の健康増進のために

9.6.1.1. 結論は自分の出来ることを自力で維持するのが一番

9.6.1.2. 組織をすぐに変えるのは難しい

9.6.1.3. 出来ることから手をつけていく

9.6.1.3.1. 危険性の発信

9.6.1.3.2. 有害物質の暴露の軽減など

9.6.1.4. 消防の勤務は不規則

9.6.1.4.1. 突然の出場

9.6.1.4.2. 多くの事務処理

9.6.1.4.3. シフト制

9.6.1.4.4. このため除染は汚染した当人が出来るとは限らない

9.6.1.4.5. 有害物質がどこまで除染されているかわからない

9.6.1.4.6. なおかつ病気は長期的な結果でなる

9.6.1.4.7. 危機感が伝わらない

9.6.1.4.8. そこから改善していかなくてはいけない!

9.6.2. チームでやってみる

9.6.2.1. 少しずつ変えていく

9.6.2.1.1. 常にきれいに保つ

9.6.2.1.2. なるべくシンプルにして時間やエネルギーを減らす

9.6.2.1.3. 継続的な知識の勉強

9.6.2.2. まずは小さい所から

9.6.2.2.1. 仲の良い当務隊や小隊、仲間

9.6.2.2.2. 中隊

9.6.2.2.3. 所属

9.6.2.2.4. 消防全体へ

9.6.3. Skellefteåモデル

9.6.3.1. スケルフテアモデル

9.7. どうする?

9.7.1. まずはこの事実を認識する

9.7.2. 煤だらけの防火衣にならないように

9.7.3. 仲間の知識の還元しよう!!