救助技術総論(CBRNE)

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1. この資料の使い方

1.1. 推奨環境

1.1.1. PCが一番良い

1.1.2. スマホの場合は横向きで

1.1.3. 動画や画僧も多いのでWi-Fi環境がおすすめです

1.2. 操作方法

1.2.1. アプリについて

1.2.1.1. この資料はマインドマイスターを利用して作成しています

1.2.2. 操作方法

1.2.3. 基本操作はこちら

1.2.3.1. 〇ポチをタップ

1.2.3.2. 📎クリップマークを押すと資料のダウンロード

1.2.3.3. →マークを押すと各種ホームページへ

1.2.3.4. 動画を押すとYouTubeが再生

1.2.3.5. 左から右へ

1.2.3.6. 基本的には上から下

1.3. 21時スタートします!

1.4. よろしくお願いいたしますm(__)m

2. C災害

2.1. 参考

2.1.1. 化学物質による事故事例

2.2. 二酸化炭素中毒

2.2.1. 二酸化炭素とは?

2.2.1.1. 空気中に0.03%存在する気体

2.2.1.2. 無味無臭

2.2.1.3. 色はない

2.2.1.4. 自ら燃えることはない

2.2.2. 特徴

2.2.2.1. マルチガス測定器では測定できない

2.2.2.2. 空気より重いため窪地にたまりやすい

2.2.2.3. 酸素濃度が21%だとしても二酸化炭素濃度が高ければ中毒の可能性

2.2.2.4. 急性二酸化炭素中毒は意識障害、場合によっては死の危険がある

2.2.2.5. 疑わしい場合は空気呼吸器の着装が必須

2.2.3. 事故原因

2.2.3.1. ドライアイスの積み込み、保存など

2.2.3.2. 二酸化炭素消火設備の誤作動

2.2.3.3. 火山ガス

2.2.4. 二酸化炭素濃度と症状

2.2.4.1. 気中濃度3-6%:数分から数十分の吸入で、過呼吸、頭痛、めまい、悪心、知覚の低下

2.2.4.2. 気中濃度10%以上:数分以内に意識喪失し、放置すれば急速に呼吸停止を経て死に至る

2.2.4.3. 気中濃度30%以上:ほとんど8-12呼吸で意識を喪失する

2.2.4.4. 二酸化炭素消火設備の気中濃度は35%

2.2.4.5. 一呼吸で意識消失の可能性があり

2.2.5. 実際の事故事例

2.2.5.1. 青森県八甲田山で火山ガス噴出(1997年)

2.2.5.1.1. 青森県の八甲田山の北東山麓にある田代平で発生

2.2.5.1.2. 火山ガスの二酸化炭素が原因で陸上自衛隊隊員が3名死亡、12名が意識消失

2.2.5.1.3. 事故の翌日現地のガスを測定、二酸化炭素濃度は15~20%だった

2.2.5.2. ドライアイスによる事故

2.2.5.2.1. 車内や倉庫など換気が悪い区画で発生するパターンが多い

2.2.5.3. 二酸化炭素消火設備の誤作動

2.2.5.3.1. 電気室、機械室、駐車場、圧延機、印刷機

2.2.5.3.2. これらが搭載されている工場やビル、博物館などが発生の危険アリ

2.2.5.3.3. 二酸化炭素濃度は35%

2.2.6. まとめ

2.2.6.1. 二酸化炭素濃度は酸欠の危険+二酸化炭素濃度そのものに中毒があります

2.2.6.2. マルチガス測定器で測定できない

2.2.6.3. 「ドライアイス・火山・二酸化炭素消火設備」などのキーワードを確認

2.2.6.4. 空気呼吸器の着装は必須である

2.3. 硫化水素中毒

2.3.1. 硫化水素とは?

2.3.1.1. 無色の気体

2.3.1.2. 特徴的な腐乱臭がする

2.3.1.3. 空気よりも重い

2.3.1.4. 可燃性ガスである

2.3.2. 特徴

2.3.2.1. マルチガス測定器で測定可能

2.3.2.2. 空気より重く、窪地にたまりやすい

2.3.2.3. 年々硫化水素で自殺を図る事案が増えている

2.3.2.4. 要救助者を助けようとしてガスに巻き込まれる場合もあり

2.3.3. 事故原因となる場所

2.3.3.1. ビルの汚水槽

2.3.3.2. 排水プラント

2.3.3.3. 下水道施設

2.3.3.4. 化学工場、実験工場

2.3.3.5. 自殺で利用

2.3.4. 硫化水素の濃度と症状

2.3.4.1. 濃度0.00041(ppm):臭いの闘値

2.3.4.2. 濃度0.02-0.2(ppm):悪臭防止法に基づく大気濃度規制

2.3.4.3. 濃度0.41(ppm):不快臭

2.3.4.4. 濃度1.0(ppm):労働安全衛生法における作業環境管理濃度

2.3.4.5. 濃度5.0(ppm):日本産業衛生学会における許容濃度

2.3.4.6. 濃度50.0-100.0(ppm):症状:気道刺激、結膜炎

2.3.4.7. 濃度100.0-200.0(ppm):症状:嗅覚マヒ

2.3.4.8. 濃度200.0-300.0(ppm):症状:約1時間で急性中毒

2.3.4.9. 濃度600.0~(ppm):症状:約1時間で致命的中毒

2.3.4.10. 濃度1000-2000(ppm)(0.1~0.2%):症状:ほぼ即死

2.3.5. 許容濃度とは?

2.3.5.1. 労働作業環境基準であり、示された時間や期間に連続して暴露した場合にも、それ以下なら健康影響は受けないよ~!

2.3.5.2. という数値

2.3.5.3. 労働作業環境基準

2.3.5.4. 消防隊員が活動中に5ppmを吸ったことでいきなり生命に危機が及ぶ濃度ではない!

2.3.5.5. とはいえ油断してはいけない

2.3.5.6. 場所によっては滞留し高濃度な場合もある

2.3.6. 実際の事故事例

2.3.6.1. 汚物槽内の清掃中に発生した硫化水素中毒

2.3.6.1.1. 事故前に酸素濃度測定→特に問題なし

2.3.6.1.2. 硫化水素の測定はせず作業スタート

2.3.6.1.3. 4人が中毒症状を発症、1名が死亡

2.3.6.1.4. 硫化水素濃度は6~8ppm

2.3.6.1.5. しかし、底をかき混ぜた場合で硫化水素を測定したところ20ppmが確認できた

2.3.6.1.6. 酸素濃度がOK、許容濃度でも死亡事故は起きる

2.3.6.2. 温泉ガスの空気穴から硫化水素が流出

2.3.6.2.1. 温泉地は特に注意が必要

2.3.6.2.2. 窪地にたまりやすかったり、温泉の配管、貯水、空気穴から高濃度の硫化水素を感じる危険がある

2.3.6.2.3. また、硫化水素を常に吸っていると臭いを感じなくなるので高濃度の場所で鼻が利かない可能性も

2.3.6.2.4. 硫黄の結晶ができている場所には注意

2.3.7. 救助のポイント

2.3.7.1. 換気を実施する

2.3.7.1.1. 可能であれば予備の空気ボンベを下すのも良い

2.3.7.1.2. 実際にある事案では作業員が陽圧換気を倒れている人に当てることによって意識を取り戻し自力脱出した例がある

2.3.7.1.3. このため最低でも陽圧換気は必須である

2.3.7.2. 空気呼吸器を着装する

2.3.7.3. 服装は救助服で良い

2.3.7.3.1. 汗に溶けた硫化水素ガスは皮膚に刺激を与える

2.3.7.3.2. デメリットはこのくらい

2.3.7.3.3. 命に関わるようなデメリットはない

2.3.7.3.4. 毒劇物防護服を着装する時間を短縮できる

2.3.7.3.5. (原因がわからない場合は最悪の事態を想定すること)

2.3.8. まとめ

2.3.8.1. 硫化水素は酸欠の原因でもあります。

2.3.8.2. しかし、濃度によっては一瞬んで人生終わりということも頭に入れて活動してください

2.3.8.3. 排気側には空気呼吸器見着装の隊員を置かないなど注意は必要です!