1. 天才と秀才と凡人の関係
2. 断絶の溝を埋めるには
2.1. 3人のアンバサダーをうまく使う
2.1.1. エリートスーパーマン
2.1.1.1. 天才と秀才の橋渡し
2.1.1.2. 創造性もあり再現性もある
2.1.1.2.1. = クリエイティブでロジックが強い
2.1.1.3. ビジネスが好きで研究者であり挑戦者
2.1.2. 最強の実行者
2.1.2.1. 秀才と凡人の橋渡し
2.1.2.1.1. 再現性と共感性
2.1.2.2. 新しいことをやらせると既存のサービスの焼き直しになり革新的なものは生まれない
2.1.3. 病める天才
2.1.3.1. 天才と凡人の橋渡し
2.1.3.2. 創造性と共感性
2.1.3.3. 自分らしさを表現しつつマーケットインの考えもできる。
2.1.3.4. ただし、構造的に捉えることが苦手なため他部署調整や組織拡大、部下への権限移譲で失敗する
2.2. 相手を説得するには、自分と相手の間にいるアンバサダーを巻き込む
2.2.1. 凡人が秀才を説得するには、最強の実行者を巻き込む
2.3. それぞれの使う主語を意識
2.3.1. 凡人
2.3.1.1. 人メインで語る（共感できるかどうか）
2.3.1.1.1. Iタイプ
2.3.1.1.2. Yタイプ
2.3.1.1.3. Wタイプ
2.3.1.2. 気持ちいいか気持ち悪いか
2.3.2. 秀才
2.3.2.1. 組織やルール、善悪で語る
2.3.2.1.1. 法律が主語
2.3.2.2. 良いか悪いか
2.3.2.3. 秀才を説得するには
2.3.2.3.1. 過去に本人が発言したことを意識
2.3.2.3.2. あなたならどうしますか？
2.3.2.3.3. 新しいことよりすでに世の中で発言されたこと
2.3.3. 天才
2.3.3.1. 世界や真理、超絶した何かで語る
2.3.3.1.1. 宇宙、自然社会、物理法則などを好む
2.3.3.2. 天才を説得するには
2.3.3.2.1. 魅力的な問い
3. 凡人は共感の神になれる
3.1. 天才のことを理解し、支えられる唯一の存在
3.2. 凡人の最強の武器は言葉
3.2.1. 人の心を動かすのは借り物の言葉じゃなくて自分自身の言葉
3.3. 方法
3.3.1. 他人の言葉をデトックスすること
3.3.2. ありのままを白状すること
4. 凡人が天才を殺す理由
4.1. 理由
4.1.1. コミュニケーションの断絶
4.1.1.1. 根本的に軸が異なる
4.1.1.2. 軸
4.1.1.2.1. その人が価値を判断する上で前提となるもの
4.1.1.2.2. 絶対的
4.1.1.3. 評価
4.1.1.3.1. 軸にもとづいて評価すること
4.1.1.3.2. 相対的
4.1.1.4. 天才は理解されない
4.1.1.4.1. なぜなら「創造性」は適切なKPIがないから
5. 天才と秀才と凡人
5.1. 天才
5.1.1. 独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
5.2. 秀才
5.2.1. 論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人
5.3. 凡人
5.3.1. 感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人
6. 大企業でイノベーションが起きない理由
6.1. 3つの軸を1つのKPIで測るから
6.1.1. 拡大は事業KPI
6.1.2. 儲けは財務KPI
6.1.3. 創造性だけが指標なし
7. 組織を壊すのはサイレントキラーの存在
7.1. サイレントキラー
7.1.1. 秀才の一種。サイエンスが持つ『高い説明能力』を悪用することで生まれる。制度やシステム、ルールなどを使いながら、自ら直接手をかけずに、組織の「創造性」や「共感性」を殺す存在。
7.1.2. コンプレックスを克服できてない秀才がなる
8. 凡人はどうすべきか？
9. 自分の役割を認識し才能を活かす
9.1. そして使い分ける
9.1.1. 創造性と相性のいい武器：アート、起業、エンジニアリング、文学、音楽、エンターテイメント
9.1.2. 再現性と相性のいい武器：サイエンス、組織、ルール、マネジメント、数字、編集、書面、法律
9.1.3. 共感性と相性のいい武器：言葉、マーケティング、ＳＮＳ、写真、対話、地域
10. 創造性を測る方法
10.1. 社会からの反発の量
10.2. 本当にだめなものと創造的なものの区別の仕方
10.2.1. 広くて浅い反発と狭くて深い支持
10.2.1.1. 浅い反発とは「なんとなく嫌い」みたいたいなやつ
10.2.1.2. イノベーターにはみんなが「見えていないもの」が見える
10.2.1.2.1. 普通の人が見えていないものに熱狂する
10.2.1.2.2. 普通の人にとっては「オタクのもの」や「気持ち悪くて理解できないもの」にみえる
11. 経営の意思決定に共感性を軸にしてはいけない
11.1. アラジン
11.1.1. 貧しい子供のために盗みを働く
11.1.1.1. 切り取った部分によって好きか嫌いか大きく分かれる
11.2. 共感性はすぐにひっくり返る
11.2.1. 浅いから
12. アカウンタビリティ（説明能力）
12.1. 他者にその価値をどのくらい説明できるか
12.1.1. アートとサイエンスが戦うとかならずサイエンスが勝つ
12.1.2. アートは説明できない
12.1.3. 天才と秀才がディベートしたら絶対に秀才が勝つ
12.1.3.1. 再現性は才能の中で一番説明能力が高いから
12.2. 本質的には方法論は2つだけ
12.2.1. 理屈
12.2.1.1. 再現性の世界
12.2.2. 共感
12.2.2.1. 多数決の世界
12.2.2.2. じゃんけんが流行っている理由
12.2.2.2.1. みんなが当然と思っているものはそれだけで価値がある