
1. メモ
1.1. 自然法則、因果法則は現在強まってきている
1.1.1. 脳科学の発達による
1.1.2. 有名な実験
1.1.2.1. 人間は意志によって何かを選択していると思っている
1.1.2.2. その時に脳内は何が起こっているのか
1.1.2.3. 選んだと思っている「前」の段階で、脳の刺激が起こっている
1.1.2.4. 1980年代の実験
1.1.2.5. 脳内で無意識の段階ですでに物事は決まっていた
1.1.2.6. →人間に自由はなく、自然科学的に決定しているんだ
1.2. 「自由意志」の存在を証明した人はいない
1.3. 2.自由 ①哲学的自由に関して 補足
1.3.1. 文化=ルール、法律
1.3.2. 自由は選択決定できるもの
1.3.3. 一方で
1.3.4. 動物は自然法則に従っている
1.3.5. →本能で
1.4. 功利主義者
1.4.1. ベンサム
1.4.1.1. 他人に危害加えないため、「同性愛」も認めた
2. 1. 自由の定義
2.1. グループディスカッション
3. 3. SUMMARY
4. 2.自由の分類
4.1. ①哲学的自由(超越論的自由)
4.1.1. 決定論と対立する自由
4.1.1.1. 決定論
4.1.1.1.1. 一切は決定されている
4.1.1.1.2. 宗教的決定論
4.1.1.1.3. 自然科学的決定論
4.1.2. EX, 意志の自由、自由意志
4.1.3. 意志の自由は証明不可能?
4.1.4. →責任を問うために自由を前提・要請想定せざるを得ない
4.2. ②超越的自由(超自然的自由)
4.2.1. 完全な自由も自然法則で決められた範囲内の自由
4.2.2. →自然法則による制限を一切受けない自由
4.2.2.1. 超自然的存在者のみ可能な何でもできる自由
4.2.2.2. EX. 全知全能の神、超人、宗教の教祖
4.3. ③思考の自由(言語の自由)
4.3.1. この世に存在しないものを考える(想像する)ことができる
4.3.2. 言葉とことばを自由に組み合わせて考える
4.4. ④実践的自由(人間にとって可能な自由)
4.4.1. 人間の社会や行動における自由
4.4.2. 古代の自由
4.4.2.1. ポリスの自由
4.4.2.1.1. =独立した国家であること
4.4.2.1.2. =他の国家に支配されていない
4.4.2.2. 市民の自由
4.4.2.2.1. =奴隷ではない自由市民
4.4.2.3. 古代~中世にかけて自由はプラスの概念ではない
4.4.3. 無制限の自由(完全な自由)
4.4.3.1. 他人から強制されることなく何をしてもよい事由
4.4.3.2. ホッブズ『リヴァイアサン』
4.4.3.3. 自己保存のために必要と思われるありとあらゆることをしてもよい事由
4.4.3.4. =自然権
4.4.3.4.1. natural right
4.4.3.5. 自己保存
4.4.3.5.1. (自己防衛~自己の欲望の充実~人間の欲望は肥大化)
4.4.3.6. ありとあらゆることを…
4.4.3.6.1. 相手の声明を奪うことも含めて何をしてもよい自由
4.4.3.6.2. →自然の状態
4.4.3.6.3. →自己保存の危機
4.4.3.6.4. →社会契約
4.4.3.6.5. →自然権としての自由を法人格に委譲
4.4.4. 制限付きの自由
4.4.4.1. 他人の自由と両立可能な自由
4.4.4.1.1. =他人の自由を侵害しない限りでの自由
4.4.4.2. 普遍化可能な自由
4.4.4.2.1. →一定のルールの下での自由
4.4.4.3. →普遍化・両立化させるための規則・ルール
4.4.4.4. ロック
4.4.4.4.1. 「他人の共生に従うことなく、ただ自然法にのみ従う自由」
4.4.4.5. J.S.ミル
4.4.4.5.1. 功利主義・脱キリスト教的倫理学
4.4.4.5.2. 他者危害の原則
4.4.4.5.3. 「正常な判断力を持つ成人であれば、他人に危害を及ぼさない限り、自分の生命、身体、財産に関して
4.4.4.5.4. たとえ自分の不利益になるようなことであっても、ありとあらゆることを決定してよい自由を持つ」
4.4.4.5.5. 自己決定権⊃愚行権
4.4.4.5.6. 自由主義的自由
4.4.5. 自律としての自由
4.4.5.1. 自由と規則、ルールは対立しない
4.4.5.2. →自ら立てた規則、ルールに自ら選んで服従する自由
4.4.5.2.1. =自律的自由
4.4.5.2.2. 外からの強制がない
4.4.5.3. EX.ルソー
4.4.5.3.1. 政治的自律
4.4.5.4. EX.カント
4.4.5.4.1. 道徳的自律
4.4.6. 実質的自由
4.4.6.1. 積極的自由②
4.4.6.1.1. ⇔形式的自由(③と④)
4.4.6.2. 自己の欲求・欲望を実現する能力・環境
4.4.6.2.1. これらがないと自由を実現できない
4.4.6.3. 機会だけでなく、欲求・欲望を実現するための実質的自由の保障
4.4.6.3.1. →能力の欠損の補償
4.4.6.3.2. →社会的諸条件の整備
4.4.6.3.3. ⇛弱者・敗者の救済
4.4.6.4. EX.ヘーゲル・マルクス
4.4.6.4.1. 社会主義 社会福祉主義
4.4.6.4.2. 自由権・参政権は軽視
4.4.6.5. EX.アマルティア・セン
4.4.6.5.1. 潜在能力の自由・福祉のための自由