多古米ストーリー
作者:片浦雄大 ka y kataura
1. 多古米は千葉県香取郡多古町で育てられたコシヒカリ。「魚沼産コシヒカリ」の多古町版と考えるとわかりやすい
1.1. 多古町は昔「多湖町」ともよばれており、名前のとおり、湖の多い地でした。その湖が、今は田んぼに変わり、当時の湖の養分やミネラルが豊富な土壌だからおいしいお米が収穫できる
1.1.1. 多古町の田んぼは自然にあふれており、イナゴやホタル、ドジョウが生息し、カモやシラサギが訪れます。米作りに欠かせないきれいな水がある
1.1.1.1. 多古米(たこまい)は「幻の米」と呼ばれるほど、希少なブランド米です。過去には天皇陛下献上米に選ばれたり、米品評会で食味日本一に輝いたりするほどのおいしい米と評されています。
1.1.1.1.1. 日本の米のうち、わずか2%です。
1.1.1.2. 多古米の特徴
1.1.1.3. 味:甘みが強い 白さ:白い 艶:ふっくら 粘り:粘り気が強い 香り:お米独特の香りが立っている 柔らかさ:柔らかめ 口当たり:弾力がある
1.1.1.3.1. ●食味値の『81点』― 数値が示す旨さ 「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定したところ平均81点と高い数値だったそうです。 日本産のお米の基準は60〜65点。70点以上だと7、8割の人が美味しいと認められるお米だそうなので、81点は驚きの数値です。
1.1.1.3.2. 甘味が強いお米との相性
1.1.1.3.3. 粘り気が強いお米との相性