内服薬
von 拳一 伊藤
1. トラネキサム酸 250mg 3T3〜
1.1. 内科では止血剤、抗炎症薬として使用されている
1.2. 肝斑の唯一の治療薬
1.3. 抗プラスミン作用(血栓溶抑制効果)がメラニン活性を防ぐ
1.4. 血栓症リスク(タバコ・ピル)や抗凝固作用の内服中は禁
1.5. 副作用:かゆみ、発疹、食欲不振、胸焼け、下痢
2. シナール(VitC+B5) 3T3
2.1. ビタミンCとビタミンB5(パントテン酸)の配合錠
2.2. ビタミンCはメラニン生成を抑制する、コラーゲン生成に必要
2.3. パントテン酸は3大栄養素の代謝に必要、皮膚と粘膜を正常に保つ
2.4. 副作用:胃不快感、むかつき、吐き気、下痢
3. ユベラ 50mg (VitE)3T3
3.1. ビタミンEは皮膚の新陳代謝を促進する、色素沈着やシミを改善
3.2. 脂質の酸化を抑える、抗動脈硬化作用
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6. タチオン 100mg (グルタチオン)3T3
6.1. Glu+Cys+Glyからなるアミノ酸
6.2. 抗酸化作用(グルタチオンのSH基で活性酸素を還元)
6.3. メラニン生成を抑制する
6.4. 肝機能向上、疲労回復(アルコール性肝障害に有効性証明あり)
6.5. 副作用:発疹、食欲不振、嘔吐、胃痛
6.6. Inhibitory mechanism of melanin synthesis by glutathione. PMID: 18670186.
6.7. Meta-analysis: glutathione-S-transferase allelic variants are associated with alcoholic liver disease. PMID: 21967547.