1. 未婚化
1.1. 要因(阿藤 1994, 伊東 1997)
1.1.1. 男性
1.1.1.1. サービス化
1.1.1.1.1. 結婚の必需性低下
1.1.2. 女性
1.1.2.1. 伝統的な結婚制度・性的役割に不満
1.1.2.1.1. <近代結婚>の定義(善積 2003)
1.1.2.2. 社会的規範(皆婚)の弱体化
1.1.2.2.1. かつては結婚が当然
1.1.2.2.2. モラトリアム(いずれはしたいが今はしない)
1.1.2.2.3. 皆婚社会
1.1.2.2.4. ★自分の意見
1.1.2.3. 高学歴化
1.1.2.3.1. 女性の有職率
1.1.3. 両方
1.1.3.1. 結婚=自由の喪失のイメージ
1.1.3.2. 婚前の性行動
1.1.3.3. 恋愛結婚(交際期間が長い)
1.1.3.4. 青年期の遅延化
1.1.3.5. 都市化
1.1.3.5.1. 1人暮らしの孤独感忘れる
1.2. 主要要因(加藤, 2011)
1.2.1. 1970年代半ば以降 マクロ経済成長の低下に伴う階層格差の拡大
1.2.2. 1990年代(バブル経済崩壊後)以降 個人主義イデオロギーの普及による共同体的結婚システムの弱体化
2. 結婚観
2.1. 自分
2.1.1. 男女の違い
2.1.1.1. 男性にとって結婚は<ゴール>女性にとって結婚は<スタート> =「生まれ変わり」(山田 2019)
2.1.1.1.1. 結婚=男性より女性にとって大きな変化
2.1.1.2. 女性にとってライフスタイルを転換させるもの(岩間 1999)
2.1.2. 女性の結婚観
2.1.2.1. 「いずれ結婚するつもり」1987年92.9%→2015年89.3%
2.1.2.1.1. 「ある程度の年齢までに結婚するつもり」1980年代54.1%→2015年には59.3
2.1.2.2. 「一生結婚するつもりはない」1987年4.6%→2015年8.0%
2.1.3. 結婚したい理由(未婚者かつ将来結婚したい人)
2.1.3.1. 女性20代(73.9%)30代(76.7%)1位「子どもが欲しい」 20代2位「好きな人と一緒にいたい」(72.4%)30代2位「老後に一人でいたくない」(68.2%)
2.1.4. 結婚相手の条件
2.1.4.1. 未婚女性
2.1.4.1.1. 経済面
2.1.4.1.2. 恋愛感情
2.1.4.1.3. 子どもに対する意識
2.1.5. 年齢規範
2.1.5.1. 何歳(適齢期)までに結婚したい
2.2. 世間(他人)
2.2.1. 「必ずしも結婚する必要はない」1993年51%→2018年68%
2.2.1.1. 1990年代に逆転
2.2.2. 「人間は結婚するのが当たり前だ」1993年約45%→2018年約27%
3. 制度
3.1. メリット
3.1.1. 社会的な承認
3.2. デメリット
3.2.1. 家制度(嫁役割)
3.2.2. 性的役割分業
3.2.3. 夫婦同姓
3.2.4. 選択的夫婦別性
3.2.5. 事実婚の選択