高橋源一郎著 「"読む"ってどんなこと?」 読書メモ

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高橋源一郎著 「"読む"ってどんなこと?」 読書メモ por Mind Map: 高橋源一郎著 「"読む"ってどんなこと?」 読書メモ

1. 素晴らしい比喩が沢山使われていても、ボキャブラリーが豊富でも、精密な論理 で構築されていても、ワクワクドキドキするようなお話が満載でも、読んだこと のない、聞いたことのない知識や情報がいっぱいあっても、そんな文章は、それ を読む読者をほとんど変えない

2. 学校とは考える場所もしくは考えるとは何かを考える場所であって、これらの文 章には、どれも、考える要素が実にたくさん含まれていて、その場所にふさわし いものばかりだからです。

3. 沢山問題を生み出せば生み出すほど、別の言い方をするなら、問題山積みの文章 こそ、いい文章だということです。つまり、その文章は、問題山積みのために、 それを読む読者をずっと考え続けさせてくれることができるのです。

4. 絶対に悪いものがあるわけではありません。あるものが善にもな り、悪にもなる。いや、善でかつ悪だったりもする。だからこそ、 わたしたちは、用心しなきゃなりません。そうではありませんか。 そのための武器こそ、読むことなんだと思うのですけれど。

5. 感想

5.1. ずばり哲学書だと思った

5.2. 前振りが長いが、最後に結論が出た時、鳥肌が立った