1. 外的要因
1.1. 冷戦構造
1.1.1. 重要な戦略的位置
1.2. 外需
1.2.1. 朝鮮特需
1.2.2. 米国の工業が空洞化
1.2.2.1. 工業製品の巨大な輸出先に
1.3. ライバル
1.3.1. 欧州に比べいち早く復活
1.3.2. 新興国はまだ興らない
1.3.3. → 米国に売りまくる
2. 内的要因
2.1. 人口増加
2.1.1. 団塊の世代
2.2. 規格大量生産社会の実現
2.2.1. 頭脳機能を東京に一極集中 →規格基準を東京で決めて大量生産 →東京からコマーシャルを流せば全国に広まる →北海道から沖縄まで同じ規格品が売れる
2.2.2. 企業と従業員の安定
2.2.2.1. 金融系列の企業集団
2.2.2.1.1. 都市銀行→大手商社・巨大メーカー→下請け・子会社
2.2.2.1.2. メーンバンクの資金に支えられ発展拡大し、 官僚の主導する業界団体に守られて確実な市場を確保できた
2.2.2.2. 官僚主導・業界協調体制
2.2.2.2.1. 官庁の計画通りに生産
2.2.2.2.2. 資金割り当てを談合によって配分
2.2.2.2.3. → 企業は安定
2.2.2.3. 日本式経営
2.2.2.3.1. 終身雇用・年功序列
2.2.2.3.2. → 成長企業に有利
2.2.2.3.3. → 勤労者にも有利
2.2.3. 東京一極集中の地域構造
2.2.3.1. 「頭」は東京(地方は手足)
2.2.3.1.1. 産業経済の中枢管理機能
2.2.3.1.2. 情報発信機能
2.2.3.1.3. 文化創造活動
2.2.4. 規格大量生産に役立つ人材
2.2.4.1. 没個性型の大量教育
2.2.4.1.1. 協調性
2.2.4.1.2. 辛抱強さ
2.2.4.1.3. 共通の知識と技能
2.2.4.1.4. 個性と独創性がない
3. 心理的要因
3.1. もっと豊かになりたい
3.1.1. アメリカのような生活がしたい
3.1.2. 欲しいけどなかなか買えないものがたくさんある(三種の神器等)
3.1.3. 「物財の豊かさこそが人間の幸せだ」という近代工業時代の価値観
3.2. 明日は今日より豊かだ
3.2.1. 経済と給料は右肩上がり
3.2.2. 地価は上がる