ニッケルめっき
Keisuke Matuoにより
1. ニッケルめっきの工程
1.1. ニッケルめっきのやり方 | テックテックウォーク
1.2. スケールの除去
1.2.1. 製造の際に付着した酸化物をブラシなどで取り除きます。
1.3. ブラスト
1.3.1. ブラスト(ホーニングとも)により細かい砂を表面に叩きつけることで部品表面をよりきれいにします。
1.4. 電解脱脂
1.4.1. アルカリ性の溶液部品を浸漬し(部品を浸すこと)電気を加えることで部品表面をきれいにします。
1.5. 水洗
1.5.1. 薬品をしっかりと洗い流します。
1.5.1.1. これは省略しますが、ほかの工程の間にも入っています。
1.6. 活性化
1.6.1. 部品を酸に浸漬し少し溶かします。これにより部品の表面が活性化します。
1.7. ストライク銅めっき
1.7.1. ストライク銅めっきをすることで部品とニッケルめっきの密着性向上が図れます。
1.7.1.1. これは素材の材質によってさまざまなめっき手法の選択が可能です。
1.7.1.2. また、このめっきは非常に薄く、数マμmしかありません。
1.8. ニッケルめっき
1.8.1. いよいよニッケルめっきです。ニッケルめっきの溶液に部品を浸漬し電気を流します。これによりめっきが施されます。
1.9. 最終水洗
1.9.1. 最後にめっきの液体を完全に洗い流します。
1.9.1.1. このときの水が汚ければシミになることがあります。