1. 序章: 仮説思考とは何か
1.1. 仕事が遅い人の特徴は、とにかくたくさんの情報を集めたがること
1.2. 仮説とは?
1.2.1. まだ証明はしていないが、最も答えに近いと思われる答え
2. 第2章: 仮説を使う
2.1. 仮説を立てる事例
2.1.1. プロ野球が衰退?
2.1.2. 化粧品の商品売り上げ改善
2.1.2.1. 現状分析
2.1.2.2. 結論
2.1.2.3. 提案
2.1.3. 高級加工食品カテゴリーの競走戦略
2.1.3.1. すでにある情報から全体仮説を立てる
2.1.3.1.1. 空パックによって、ストーリーを補完
2.2. 仮説検証プロセス
2.2.1. セブンイレブンの事例
2.2.1.1. 1日で仮説検証を実行できる
2.3. 聞き手の立場に立って、提案をする必要あり
2.3.1. 結論から入るプレゼン
2.3.1.1. メリット
2.3.1.1.1. 結論から入るためイライラが少ない
2.3.1.2. デメリット
2.3.1.2.1. 演繹的に考える人にとって、結論ありきだと前提条件が気になって内容をうまく伝えられない
3. 第3章: 仮説を立てる
3.1. 仮説が思いつく瞬間に関するコンサルタントへのアンケート
3.1.1. 1: ディスカッションを通じて
3.1.2. 2: インタビュー
3.1.3. 3: 突然閃く
3.1.4. 4: じっくり考えている時
3.2. 仮説の立て方
3.2.1. 分析結果と自分の経験の組み合わせから仮説を立てる
3.2.1.1. 日本における清涼飲料水市場の推移
3.2.1.2. 日本の自動車市場のバリューチェーン別のディーラーと独立系企業の推定シェア
3.2.2. インタービューから仮説を立てる
3.2.2.1. 消費材メーカーの売り上げを伸ばす
3.3. 仮説を立てるための頭の使い方
3.3.1. 反対側から見る
3.3.1.1. 顧客・消費者の視点をもつ
3.3.1.2. 現場の視点で考える
3.3.1.3. 競争相手の視点で考える
3.3.2. 両極端に振って考える
3.3.3. ゼロベースで考える
3.3.3.1. 非現実的な仮説
3.3.3.2. 突拍子もない仮説
3.4. 良い仮説の条件とは?
3.4.1. 常に、So what
3.4.1.1. だから、なに?
3.4.1.2. だから、どうする?
3.5. イシューツリーによる仮説の構造化
4. 第4章: 仮説を検証する
4.1. 仮説の検証方法
4.1.1. 実験による検証
4.1.1.1. SONYの消費者刺激型開発
4.1.2. ディスカッションによる検証
4.1.2.1. ディスカッションの目的は、仮説の検証と進化
4.1.3. 分析による検証
4.1.3.1. 基本は、クイック and ダーティー
4.1.3.1.1. 成功確率は8割か、あるいは4割かが分かれば十分
4.1.3.2. 分析を行う目的
4.1.3.2.1. 問題を発見する
4.1.3.2.2. 相手を納得させる
4.1.3.2.3. 自分を納得させる
4.1.4. 重要なこと
4.1.4.1. 仮説を検証するための分析を行う
4.1.5. 定量分析の基本技
4.1.5.1. 比較・差異による分析
4.1.5.2. 時系列分析
4.1.5.3. 分布分析
4.1.5.4. 因数分解による分析
5. 第1章: まず仮説ありき
5.1. ビジネスパーソンにとって大切な能力
5.1.1. 先見性
5.1.2. 決断力
5.1.3. 実行力
5.2. 情報には、エントロピーを増やすものと減らすものがある
5.3. 網羅思考から仮説思考にするべき
5.4. 一つの仮説を立てることで、見落としがあるかもしれないと言う心配
5.4.1. 仮説を肯定するような証拠が見つからない
5.4.1.1. 初期段階で、仮説が間違っていると気づく
5.4.2. 立てた仮説を自分一人で抱え込むことさえしなければ、間違いや不十分なことをおそれる心配はない
6. 第5章: 仮説思考力を高める
6.1. 脳内で無意識農地に仮説検証を行うためには、かなりの経験が必要
6.2. トレーニング
6.2.1. So What? を考える
6.2.2. なぜを繰り返す
6.2.2.1. なぜを5回繰り返す
6.3. 知的タフネスであれ
6.3.1. 何度でも何度でも挑戦して、そこから学びとれる人間の方が成功する