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鎖骨骨折 により Mind Map: 鎖骨骨折

1. 近位1/3

1.1. 治療

1.1.1. 保存療法が原則

1.2. 鑑別

1.2.1. 胸鎖関節脱臼

1.3. 特徴

1.3.1. 直達外力が多い

2. 中央1/3

2.1. 特徴

2.1.1. 中外1/3境界部で好発する

2.2. 症状

2.2.1. 異常可動性

2.2.2. 軋轢音

2.2.3. 上肢運動制限

2.2.3.1. 外転不能

2.2.4. すり足歩行を呈する

2.2.5. 肩幅が狭く見える

2.2.6. 疼痛緩和肢位を呈する

2.2.6.1. 頭部を患側

2.2.6.2. 顔面は健側

2.2.6.3. 患側の肘を健側の手で支える

2.3. 転位

2.3.1. 近位骨片

2.3.1.1. 上方転位(+やや後方)

2.3.1.1.1. 胸鎖乳突筋の作用

2.3.2. 遠位骨片

2.3.2.1. 短縮転位

2.3.2.1.1. 大・小胸筋の作用

2.3.2.2. 下垂

2.3.2.2.1. 上肢の重量

2.4. 整復

2.4.1. 坐位整復法

2.4.1.1. 第1助手は短縮転位の除去

2.4.1.2. 第2助手は遠位骨片の下垂を除去

2.4.1.3. 術者は両骨片を適合させる

2.5. 固定

2.5.1. 胸郭を張った姿勢

2.5.1.1. デゾー包帯固定

2.5.1.2. 鎖骨バンド固定

2.5.1.3. リング固定

2.5.1.4. 8字帯固定

2.5.1.5. セイヤー絆創膏固定

2.5.2. 固定期間

2.5.2.1. 成人は4〜6週

2.5.2.2. 幼少児は2〜3週

2.6. 合併症

2.6.1. 腕神経叢損傷

2.6.2. 鎖骨下動・静脈損傷

2.6.3. 胸膜・肺尖損傷

2.6.3.1. 血胸・気胸

2.6.4. 過剰仮骨形成

2.6.4.1. 腕神経叢、鎖骨下動・静脈の圧迫

2.6.5. 変形癒合

2.6.5.1. 機能障害は少ない

2.6.6. 偽関節

3. 遠位1/3

3.1. 特徴

3.1.1. 3型に分類(Neer分類)

3.1.1.1. Ⅰ型(安定型骨折)

3.1.1.1.1. 烏口鎖骨靭帯:正常

3.1.1.1.2. 転位:少ない

3.1.1.2. II型(不安定型骨折)

3.1.1.2.1. 烏口鎖骨靭帯:損傷有り

3.1.1.2.2. 転位:大きい

3.1.1.2.3. 近位骨片:垂直or水平方向に転位

3.1.1.3. Ⅲ型(関節内骨折)

3.1.1.3.1. 転位:無し

3.1.1.3.2. 肩鎖関節面にかかる

3.1.2. 小児

3.1.2.1. 肩鎖関節関節包部分での列離骨折(稀)

3.1.2.1.1. 外観:肩鎖関節脱臼に類似

3.1.2.1.2. 単純X線像で骨片確認可能

3.2. 症状

3.2.1. 中央1/3と同じ

3.3. 鑑別診断

3.3.1. 肩鎖関節脱臼

3.3.1.1. 外観、症状が類似

3.3.1.1.1. 肩鎖関節脱臼

3.3.1.1.2. 鎖骨遠位端部骨折

3.4. 治療法

3.4.1. Neer分類Ⅰ型

3.4.1.1. 保存療法

3.4.2. Neer分類Ⅱ・Ⅲ型

3.4.2.1. 手術療法

3.5. 合併症

3.5.1. 変形性肩鎖関節症

3.5.1.1. 遠位端部の骨折後に生じることがある

3.5.2. 偽関節

3.6. 後遺症

3.6.1. 変形癒合、偽関節

3.6.2. 二次的変形性肩鎖関節症

3.6.2.1. 疼痛残存

3.6.3. 整復位不完全

3.6.3.1. 仮骨形成が遅い

3.6.3.1.1. 長期間の固定

3.7. 予後

3.7.1. Neer分類Ⅲ型は見逃しが多い

3.7.1.1. 放置される

3.7.1.1.1. 肩鎖関節症

3.7.1.1.2. 鎖骨遠位端部骨吸収

4. 総括的特徴

4.1. 全骨折の約5〜10%

4.1.1. 男女比約5:1

4.1.2. 肩関節周辺の骨折の40%以上

4.2. 介達外力で好発

4.2.1. 成人:完全骨折

4.2.2. 小児:不完全骨折

4.2.2.1. 上方凸変形

4.2.2.2. 機能、外観ともに予後良好

4.2.2.3. 骨折の固有症状が不明瞭で見落としやすい

4.2.2.4. 頭部外傷に注意

4.2.3. 開放骨折は稀

4.3. 中央1/3(中外1/3境界部)で好発

4.4. 骨の修復力旺盛

4.5. 保存療法での整復位・保持困難

4.5.1. 再転位→変形癒合