なぜ世界は存在しないのか

読書メモ、マルクスガブリエル

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なぜ世界は存在しないのか により Mind Map: なぜ世界は存在しないのか

1. 自由とは

1.1. 自由意志は常に自分自身を痛め続ける

1.1.1. SNS は共通意識の調整

1.1.1.1. アメリカ的自由感の押し付け

1.2. 自由と自由意志

1.2.1. 人は欲望を満たすことはできるが欲望を欲する事は出来ない

1.2.1.1. 決定論

1.2.1.2. 世の中は人工的な欲望で溢れかえっている

2. 以前の構築主義とは

2.1. エマヌエル カント

2.1.1. 形而上学などは観察者のいない世界

2.2. 世界像

2.2.1. 事実の群れTは特定の認識システムSとの相対関係でしかない

2.2.2. 単眼的

3. 世界は存在しない

3.1. 世界とは

3.1.1. 世界は宇宙より大きい

3.1.1.1. 少なくとも存在を明確に定義できないなら世界は無いも同じ。

3.1.1.1.1. 無以下

3.1.1.1.2. 世界は対象として区別判断出来ない

3.1.1.2. 宇宙は物理学の対象領域。対象がたくさんある中の一領域に過ぎない

3.1.2. ヴィトゲンシュタイン論理哲学論考

3.1.3. ニーチェ

4. ポストモダン以降の新しい哲学

4.1. 複数の実在

4.1.1. 観察者のいる世界

4.2. 複眼的

5. 自然科学

5.1. 15世紀科学革命

5.1.1. もはや地球は宇宙の中心ではない

5.1.1.1. 人間尺度命題から科学尺度命題へ

5.1.1.1.1. マックスウェーバー 脱魔術化

5.1.1.2. 自然科学の考え方

5.1.1.2.1. この世界は自然科学で説明できるものだけが存在する

6. 意味の場

6.1. 存在論的な基本単位

6.2. 存在することとは何らかの意味の場に現れる事

6.3. 意味とは対象が現象する仕方

6.3.1. 複数の意味の場が同じ対象外であることも

6.3.1.1. 世界は時空も超えた複雑な意味の場が絡み合う入れ子構造

6.3.1.1.1. フラクタクル存在論

6.3.1.1.2. 全体を捉えることはできない

7. 宗教

7.1. 宇宙と宇宙に対する人間の関係

7.1.1. 無限なものの直感は無限に存在する

7.1.1.1. 異なる考えを持つそれぞれに価値がある

7.1.1.2. 世界に一つの意味をもたらそうとする試みであるなら科学も宗教の一形態と言える

7.1.1.3. 何でも神の意思というようなフェティッシュ化

7.1.2. 自然科学としての宇宙には神はいない

7.2. 意味の探求の一形態

8. 芸術

8.1. 一元論・二元論、多元論

8.1.1. 新実在論は多元論

8.2. そもそも何故美術館やコンサートに行くのか

8.2.1. 娯楽X

8.2.2. 美しさX

8.2.2.1. 寧ろ醜さや歪んだ造形も美

8.2.3. 受動的観察者から能動的取組へ

8.2.3.1. 意味の場の存在

8.2.3.1.1. 芸術は私たちを意味に直面させる

8.2.3.1.2. 新たな意味提供の場

8.2.3.1.3. マレーヴィチ 黒の正方形

9. 総括

9.1. 五感の中で視覚優位

9.1.1. テレビシリーズがイデオロギーの中心に

9.1.1.1. テレビを面白くするために不安社会を煽る

9.1.1.2. 一方テレビを見ることで多数の意味のばを実感できる

9.2. 全てを包摂する一つの世界など存在しない

9.2.1. 炸裂する複数の意味の場の存在

9.2.1.1. 尽きることのない意味の場に参与することも、しないことも出来る。