
1. 概念に潜むバイアス
1.1. 代表性ヒューリスティック
1.1.1. 連語錯誤
1.1.1.1. https://ja.wikipedia.org/wiki/合接の誤謬
1.2. 概念とカテゴリー
1.2.1. 概念として明確にカテゴリー分けが出来るものはごく僅か
1.2.2. 概念のプロトタイプ
1.2.2.1. プロトタイプを作るにはサンプルが必要
1.2.2.2. 社会的ステレオタイプ
1.2.2.3. 心理学的本質主義
1.3. 帰属と対応バイアス
1.3.1. 自分の行動の帰属
1.3.1.1. 外的要因に求める
1.3.2. 他人の行動の帰属
1.3.2.1. 内面に求めがち
1.4. 人は予測誤差の修正をしながら学習する
2. 思考に潜むバイアス
2.1. 問題解決
2.2. 意思決定
2.3. 推論 仮説
2.3.1. 確証バイアス
2.3.1.1. 第一印象が大事
2.3.1.2. 因果関係と確証バイアス
2.3.2. 演繹的推論と帰納的推論
2.3.2.1. アブダクション 仮説推論
2.3.2.1.1. ベイズ分析
3. 自己決定というバイアス
3.1. 欲求 意図 自由意志
3.1.1. 行動の原因は無意識で自覚できない
3.1.2. 様々な因果関係
3.1.2.1. 物理的因果関係
3.1.2.2. 設計的因果関係
3.1.2.3. 意図的因果関係
3.1.2.3.1. 人は意図的因果関係に原因を求めがち
4. 共同に関わるバイアス
4.1. 集合知の生み出すアイデアは強力
4.1.1. 集団の力
4.1.1.1. 創発
4.1.1.1.1. 創発を生み出す力→同調
4.2. 共同を阻害する要因
4.2.1. フリーライダー チーター
4.2.2. ブレインストーミング
4.2.2.1. 他者の存在が自由な考えをかえって阻害
4.3. 共感
4.3.1. 認知的共感
4.3.2. 情動的共感
4.3.2.1. ファクトに目を背けがち
4.4. 集合のリスク
4.4.1. 分業化
4.4.1.1. 傍観者効果
4.4.1.1.1. 多元的無知
4.4.1.2. 権威に無批判に服従してしまう
4.4.1.2.1. 役割を与えると簡単に 残虐になる
4.4.2. 集団極性化
4.4.2.1. 群集心理
4.4.2.1.1. 無名性、一体感、無責任性
4.4.2.1.2. 全体主義
5. 注意と記憶のバイアス
5.1. 私たちの注意の要領は非常に限られている
5.1.1. 一つの事に集中すると、他が疎かになる。
5.1.1.1. https://youtube.com/watch?v=P-PP35A0vHw&feature=share
5.1.2. チェンジブラインドネス
5.1.2.1. 視空間スケッチパッドの要領は3−5程度
5.1.2.1.1. 👁サッケード運動
5.1.2.2. 急に切り替わっても気づかないが、動きには反応しやすい
5.1.2.3. 脳のワーキングメモリが使われる(短期記憶)
5.1.2.3.1. 一時的な貯蔵庫で改変されやすい
5.1.2.3.2. 👁犯人の目撃証言正解率20%以下
5.1.2.3.3. ソースモニタリングの失敗
5.1.2.4. システム1は誤認識しやすい!
5.1.3. 特徴探索
5.1.3.1. 特徴統合理論
5.1.3.2. https://ja.wikipedia.org/wiki/視覚探索
6. リスク認知に潜むバイアス
6.1. 物事の起こりやすさをどう推定するか
6.1.1. 利用可能性ヒューリスティック
6.1.1.1. 起こりうる問題
6.1.1.1.1. 病気や怪我のリスクの読違い
6.1.1.1.2. テロに対する過剰な恐怖
6.1.1.2. 少ない事は多め、多い事は少なめ
6.1.1.2.1. メディアはネガティブな事を強調する
6.2. 定時順序
6.2.1. 初頭効果とピークエンド
7. 言語がもたらすバイアス
7.1. 言語は時に記憶を阻害する
7.2. 言語は時に発想を停滞させる
8. 想像についてのバイアス
8.1. 想像を阻む制約
8.1.1. 制約を緩和する多様性
8.1.1.1. 集合知の多様性を確保するためには話し合わない事
8.1.2. https://ja.wikipedia.org/wiki/ロウソク問題
8.1.3. 現状と目標との差分を意識
8.1.3.1. 目標地点がなければ閃きも生まれない
8.1.3.1.1. 意識と無意識
9. 認知バイアスというバイアス
9.1. 人はバイアスまみれ
9.1.1. しかし人には二つのシステムがある
9.1.1.1. システム1
9.1.1.1.1. 素早く直感的
9.1.1.2. システム2
9.1.1.2.1. ゆっくり熟慮的
9.1.1.3. 両システムはタイヤの両輪
9.1.1.3.1. どちらも必要で、どちらが優れているということではない。
9.2. 現代社会とバイアス
9.2.1. 行動経済学
9.2.1.1. ナッジ Nudge
9.2.1.1.1. 人の思い込みや、バイアスを利用して環境をデザインしていく