七五三やお宮参りでの父親の着物
中橋 理恵により

1. 何故父親は着物を着ないのか
1.1. 父親は着物の用意がない(奥さんは結婚時に持たされることが多い)
1.2. どんな着物が良いのか(コーディネート)分からない
1.3. どんな装いなら失礼にならないのか分からない
2. 11/15は着物の日なので、時期が重なって着る方もいる
3. 主役をたてるような落ち着いた装いが大事
3.1. 主役はお子様であることを念頭に置く
4. 七五三の両親の装いに決まりはない
4.1. 神社にお参り(ご祈祷)するなら失礼のないよう意識すると良い
4.2. 「こうじゃないとダメ」という厳密な決まりではない
4.3. 無難、判断の基準として参考にしてほしい
5. 何がダメなのかを意識すると選びやすい
5.1. 決まりはない、なんでもOKと言われても逆に困ってしまう
5.2. NGポイントに注意して、好みの着物を選んでいくといい
5.2.1. 両親は介添え役なので、きれいめな、きちんと感のある格好であれば十分
5.2.2. 派手な装いは避ける
5.2.2.1. 主役のお子様をくってしまうような派手な装いは避ける
5.2.2.2. 成人式で着るようなキラキラした装いは場にふさわしくない
5.2.3. 黒紋付は仰々しい
5.2.3.1. 第一礼装である黒紋付は主役と同格になってしまう
5.2.4. カジュアルすぎるのはダメ
5.2.4.1. 絶対にダメではないが柄ものより無地の方が場の雰囲気に沿いやすい
5.2.4.2. どうしても柄物にしたい時は小物を白にするときちんと感が出せる
5.3. つまり無地ならだいたいOK。NGな素材もない
6. 羽織は必ず着用しましょう
6.1. 男性の羽織はスーツでいうジャケット
6.2. お子様の成長を祝う節目の日なのできちんと感は必要
6.2.1. 紋はどっちでもいい
6.2.1.1. 家紋が入った羽織は礼装感が増すが必要ではない
6.2.1.2. 家族写真の時に背紋は写らないので
6.2.1.3. 一つ紋か三つ紋(五つ紋は仰々しい?)
7. 足袋は白色がいい
7.1. 男性着物で小物を白色にするのは礼装時なのできちんと感を出せる
7.1.1. 神社でご祈祷してもらう時は白色だと良い
7.1.2. 装いを改めることで神主さんに礼儀を示せるので
7.2. ただ、絶対白色でないといけないということはない
8. 袴はどっちでもいい
8.1. 袴があると礼装感が増すが必ずしも必要ではない
8.2. 好みでOK
8.3. 縞・無地どちらでもいい
9. 履物は雪駄・草履どちらでもいい
9.1. 草履の方が底が厚いので神社の砂利道で痛くなりにくいかも
9.2. 派手な色や柄でなければ何でもいい
9.3. ただし下駄はカジュアルすぎて場にそぐわないのでダメ
10. 季節の装い
10.1. 七五三(冬)
10.1.1. 袷の着物
10.2. お宮参り(通年)
10.2.1. 季節によって袷か単衣か変わってくる