1. この資料の使い方
1.1. 推奨環境
1.1.1. PCが一番良い
1.1.2. スマホの場合は横向きで
1.1.3. 動画や画僧も多いのでWi-Fi環境がおすすめです
1.2. 操作方法
1.2.1. アプリについて
1.2.1.1. この資料はマインドマイスターを利用して作成しています
1.2.2. 操作方法
1.2.3. 基本操作はこちら
1.2.3.1. 〇ポチをタップ
1.2.3.2. 📎クリップマークを押すと資料のダウンロード
1.2.3.3. →マークを押すと各種ホームページへ
1.2.3.4. 動画を押すとYouTubeが再生
1.2.3.5. 左から右へ
1.2.3.6. 基本的には上から下
1.3. 21時スタートします!
1.4. よろしくお願いいたしますm(__)m
2. CFBT(屋内進入)
2.1. 参考資料
2.1.1. 参考サイト:CFBT-BT
2.1.2. Binnenbrandbestrijding、basisprincipesbijcompartimentsbranden
2.1.3. 屋内火災と消火
2.1.4. 煙を読む
2.2. 建物の構造と歴史
2.2.1. 歴史的背景
2.2.1.1. 昭和40年頃
2.2.1.1.1. 木造建物は在来工法
2.2.1.1.2. もちろん耐火構造の火災もあるが田舎ではほぼ無いに等しい
2.2.1.2. 現代
2.2.1.2.1. 耐火構造の建物の増加
2.2.1.2.2. 木造建物の技術の向上
2.2.1.2.3. 外から水を掛けても消せなくなってきてしまった
2.2.2. 建物の構造を詳しく
2.2.2.1. 耐火建築物
2.2.2.1.1. 建物の主要構造部(柱、梁、床、屋根、壁、階段など)に耐火性能のある材質などが使用されている建物のこと。
2.2.2.1.2. 建物の利用者が避難するまで倒壊しない建物
2.2.2.1.3. 主な種類
2.2.2.1.4. 耐火構造?防火構造?
2.2.2.2. 木造建築物
2.2.2.2.1. 住宅の90%は木造建物
2.2.2.2.2. 木造建物の種類
2.2.2.2.3. 種類は関係ない
2.3. 屋内進入とは?
2.3.1. 一般的な火災の評価
2.3.1.1. 延焼防止
2.3.1.1.1. ホース延長
2.3.1.1.2. 放水技術
2.3.1.1.3. 筒先配備
2.3.2. 屋内進入を選択するのは
2.3.2.1. 火災の早期鎮圧が可能
2.3.2.2. 逃げ遅れがいる
2.3.2.3. 逃げ遅れが不明
2.3.3. 安全確実な遂行が必要
2.3.3.1. 堆積物による退路の遮断
2.3.3.2. 床及びはりの落下
2.3.3.2.1. 瓦が落ちる
2.3.3.2.2. はりが崩れる
2.3.3.2.3. 畳が抜ける
2.3.3.3. 濃煙、熱気
2.3.3.3.1. 無駄な放水は死へ
2.3.3.4. 危険と隣り合わせ
2.3.3.5. 情報収集、効果的な放水、各隊の連携が必須
2.4. 火災の発達と性状
2.4.1. 火災の発達
2.4.1.1. 初期~成長期
2.4.1.1.1. 火災の性状をざっくり
2.4.1.1.2. 小規模からスタート
2.4.1.1.3. 発火点に達する
2.4.1.1.4. 輻射熱(反射熱)が増加
2.4.1.1.5. 熱気流の生成
2.4.1.1.6. 区画内全体の温度上昇
2.4.1.1.7. 可燃性ガスに着火
2.4.1.2. フラッシュオーバー~最盛期
2.4.1.2.1. 酸素がない場合
2.4.1.2.2. ロールオーバー現象の発生
2.4.1.3. 衰退~終息
2.4.1.3.1. 火災が衰退
2.4.1.3.2. 鎮圧状態
2.4.1.3.3. 鎮火へ
2.4.1.4. 一連の動画
2.4.2. 火災性状
2.4.2.1. 火災拡大の要因
2.4.2.2. フラッシュオーバーFO
2.4.2.2.1. 解説
2.4.2.2.2. 原因
2.4.2.2.3. 参考動画
2.4.2.3. バックドラフト
2.4.2.3.1. 解説
2.4.2.3.2. 原因
2.4.2.3.3. 兆候
2.4.2.3.4. 対策
2.5. 放水要領
2.5.1. ノズルの選択
2.5.1.1. ソリッドストリーム
2.5.1.1.1. 特徴
2.5.1.1.2. 長所
2.5.1.1.3. 短所
2.5.1.1.4. ボアテックスノズル
2.5.1.2. バリアブルストリーム
2.5.1.2.1. 特徴
2.5.1.2.2. 長所
2.5.1.2.3. 短所
2.5.2. 直接攻撃
2.5.2.1. 棒状注水
2.5.2.1.1. 高い浸透力
2.5.2.1.2. 幅広く当てられる
2.5.2.1.3. 水分のほとんどが蒸発しない
2.5.2.1.4. バケツで燃えているものに直接ぶつけるイメージ
2.5.3. 間接攻撃
2.5.3.1. 噴霧注水
2.5.3.1.1. 多くの壁に水をぶつけるのが目的
2.5.3.1.2. 大量の蒸気で火を窒息消火へ
2.5.3.1.3. 酸素の割合が15%以下にする
2.5.3.1.4. 開口部が少ない部屋、対象区画外から有効
2.5.3.1.5. 霧吹きを部屋全体に吹き付けるイメージ
2.5.3.2. 過去の戦術
2.5.3.2.1. 燃えている部屋の天井にまんべんなく放水
2.5.3.2.2. 天井の落下物の除去が可能
2.5.3.2.3. しかし、危険がある
2.5.3.2.4. 高温の天井に当たった水が水蒸気へ
2.5.3.2.5. 生成された蒸気と高温の煙ガスが消防隊員へ
2.5.3.2.6. 熱傷で多くの人が受傷している
2.5.4. 3D技術
2.5.4.1. パルス
2.5.4.1.1. フラッシュオーバーを防ぐ目的として開発
2.5.4.1.2. 噴霧注水60度
2.5.4.1.3. 地面に対して45度
2.5.4.1.4. この角度で短い放水(1秒)を目指して放水
2.5.4.1.5. 繰り返す
2.5.4.1.6. 不活性化をする
2.5.4.2. 効果
2.5.4.2.1. 水の動き
2.5.4.2.2. 高温のガスの動き
2.5.4.3. 注意
2.5.4.3.1. 効果は100%ではない
2.5.4.3.2. 水が壁に触れないようにするのは難しい
2.5.4.3.3. 水の50%が高温の壁に着地
2.5.4.3.4. 排ガスが収縮せずに蒸気になる
2.5.4.3.5. 水が膨張して水蒸気になるよりも多くの気体が収縮する
2.5.4.3.6. これにより煙や高温ガスが消防隊に向かうことが無い
2.5.4.4. 限界
2.5.4.4.1. この技術の条件
2.5.4.4.2. この条件には普通当てはまる
2.5.4.4.3. 条件に当てはまらない
2.5.5. ペンシリング パルス
2.5.5.1. 特徴
2.5.5.1.1. 3Dパルス技術を用いて高温ガス冷却し不活性化しながら進入
2.5.5.1.2. 無駄な放水をしないのがポイント
2.5.5.1.3. 初期から中期の火災に有効
2.5.5.1.4. 危険ポイント
2.5.5.1.5. 解決するために先の棒状注水と3Dを組み合わせたもの
2.5.5.2. パルス
2.5.5.2.1. 霧の水の粒で煙の層を冷却する
2.5.5.2.2. 真上、前方を冷却させる
2.5.5.2.3. フラッシュオーバーの誘発を防ぐ
2.5.5.2.4. パルスの種類
2.5.5.3. ペンシル
2.5.5.3.1. 燃えているものに対して水の塊をぶつける
2.5.5.3.2. 一回もしくは複数回ぶつける
2.5.5.3.3. バケツの水を投げつけるイメージ
2.5.5.3.4. 距離感を掴むのに訓練が必要
2.5.5.3.5. 注意
2.5.5.3.6. 火の根元に水の塊をぶつけて炎の勢いをころして蒸気の発生を抑える
2.5.5.3.7. 熱分解や煙が押さえられて視野性が保たれる
2.5.5.3.8. 放出熱も減少し消防隊員も耐えられる熱さへ
2.5.5.4. ペンシリング
2.5.5.4.1. ペンシルの発展型
2.5.5.4.2. 局所的に火をたたくために利用
2.5.5.4.3. 火を消したあとの煙を排煙するためにも利用できる
2.5.6. 放水パターン動画集
2.5.6.1. 放水姿勢1人、2人
2.5.6.2. 姿勢、パルス、ペンシル、反射注水など
2.5.6.3. 噴霧注水は火災を拡大するペンシリングの効果?
2.5.6.4. 志太消防本部
2.5.6.5. Fire Training Course - Fire Streams Hose & Appliances
2.6. リーディングスモーク
2.6.1. 動画
2.6.1.1. FO
2.6.2. スモークカラー
2.6.2.1. 白
2.6.2.1.1. 初期段階
2.6.2.1.2. 炭素粒子が少ない
2.6.2.1.3. 消煙
2.6.2.2. グレー
2.6.2.2.1. プラスチック製品の燃焼初期段階
2.6.2.2.2. 引火点310度~ 発火点350度~
2.6.2.2.3. 塗装
2.6.2.2.4. 塗料が燃えている
2.6.2.3. 茶色・ブラウン・黄色
2.6.2.3.1. 木造製品の初期段階
2.6.2.3.2. 引火点250度~ 発火点400度~
2.6.2.3.3. 構造物(柱やはり)が燃えている
2.6.2.3.4. 引火点310度~ 発火点350度~
2.6.2.4. 黒
2.6.2.4.1. 燃焼後期の炭化水素
2.6.2.4.2. 高温になるほど黒くなる
2.6.3. ポイント
2.6.3.1. 高温になるほど煙は黒くなる
2.6.3.2. 煙が濃い
2.6.3.2.1. フラッシュオーバー
2.6.3.2.2. 火災の広がりが大きくなる
2.6.3.3. 視界ゼロで入る煙はすべて燃える燃料だと頭に入れる
2.6.3.4. 煙が早い、暗い=火元に近い
2.6.3.5. 開口部によって煙の速度や色に明確な違いがある
2.6.3.6. 煙がすべての開口部から均等に出ている=火元が奥にある
2.6.4. やってみよう!
2.6.4.1. 実践です(BOメイン)
2.6.5. 白い煙は燃えないか?
2.6.5.1. 白い煙は危険ではない??
2.6.5.2. 実はそんなこともない
2.6.5.3. ガンガン燃えていいる場合もある
2.6.5.4. 白い煙の正体
2.6.5.4.1. 均一で明るい白色は火災の初期段階が通説
2.6.5.4.2. 蒸気??ではない可能性
2.6.5.5. 乱流・汚れた白い煙の種類
2.6.5.5.1. 煙の速度(速さと流れ)が色よりも優先
2.6.5.5.2. 高温の内部火災はスピードの速い黒い煙が出るはず
2.6.5.5.3. なぜ黒い煙が発生しないか?
2.6.5.5.4. 住宅や小規模な建物
2.6.5.5.5. 大きな建物
2.6.5.5.6. 均一な速度と均一な白煙には注意
2.6.5.5.7. 外気温が極寒で明るく白の高速の煙
2.6.5.5.8. 危険な白煙(換気制限のある区画)
2.6.5.6. 白い煙と注水のだましあい
2.6.5.6.1. 放水すると白煙が出る
2.6.5.6.2. 白煙が出たことにより有効打を打てていると通常は判断
2.6.5.6.3. しかし、いくつかの条件では有効打にならないことも
2.6.5.6.4. 成功
2.6.5.6.5. 有効打になっていない
2.6.5.7. まとめ
2.6.5.7.1. 白煙=初期ではない
2.6.5.7.2. FO.BOの前触れかもしれないと頭に入れておきましょう!
2.7. ドアコントロール
2.7.1. ドアとその隙間の目視検査
2.7.1.1. ドアの端を時計回りに確認する
2.7.1.1.1. ドアの下部
2.7.1.1.2. ドアフレーム左端
2.7.1.1.3. ドアの上部
2.7.1.1.4. ドアフレーム右側
2.7.1.1.5. この順でチェックしていく(アメリカは逆)
2.7.1.2. チェックするポイント
2.7.1.2.1. 煙
2.7.1.2.2. 炎
2.7.1.2.3. ドア
2.7.1.2.4. 全部感じられなくとも燃えている可能性がある
2.7.2. 扉を手で触れて温度を確認する
2.7.2.1. 手順
2.7.2.1.1. 触れるときは下からサーチ
2.7.2.1.2. 下と上で温度差を確認する
2.7.2.2. ポイント
2.7.2.2.1. グローブを外してドアは触れない
2.7.2.2.2. 蝶番があればドアの方向を確認できる
2.7.2.2.3. 防火扉は熱を遮断する効果もあるので熱を感じられなくとも燃えている可能性あり
2.7.3. ドアとその周辺を濡らす
2.7.3.1. ドアコントロール
2.7.3.1.1. ドアを開ける?開けない?違いはこれ
2.7.3.2. ドアに近づく
2.7.3.2.1. フレームの隙間から激しい煙や炎が確認できる
2.7.3.2.2. ペンシリング、パルスで消火をする
2.7.3.3. 扉は開ける?
2.7.3.3.1. 隙間から炎が見える
2.7.3.4. 放水要領
2.7.3.4.1. 短い水を2回掛ける
2.7.3.5. 流れ
2.7.3.5.1. 呼称
2.7.4. 安全を確認してドアを開放し進入
2.7.4.1. 屋内進入開始
2.7.4.1.1. 2人目が進入後に空気呼吸器やヘルメットを叩いて後ろがついたことを伝える
2.7.4.1.2. 伝えたら筒先員は頭上(天井)にパルスを当てる
2.7.4.1.3. 温度チェック(環境チェック)を行う
2.7.5. まとめ
2.7.5.1. 1. 目視で煙や炎をcheck
2.7.5.2. 2. 扉の温度を確認
2.7.5.3. 3. 消防士2名の頭上にパルス
2.7.5.4. 4. ドア開放(20㎝)
2.7.5.5. 5. 煙の状況を確認して3回パルスを打ち込む
2.7.5.6. 6. ドアを閉めて情報共有
2.7.5.7. 7. 上記を安全が確保できるまで繰り返す
2.7.5.8. 8. 安全確保
2.7.5.9. 9. 進入開始
2.7.5.10. 10. 隊員2名進入
2.7.5.11. 11. 環境測定実施
2.8. 進入
2.8.1. 動画
2.8.2. 環境チェック
2.8.3. 3回パルス
2.8.3.1. 右に1回
2.8.3.2. 中央に1回
2.8.3.3. 左に1回打ち込む
2.8.3.4. 狭い廊下や部屋では調整をする
2.8.3.5. あくまでも可燃性ガスを冷やすのが目的
2.8.4. 水滴が落ちてくる??
2.8.4.1. 壁から伝ってこないか?
2.8.4.2. 天井から降ってくるか?
2.8.4.3. パルスを繰り返しながら進んでいく
2.8.4.4. 効果が発揮しなければ攻撃を中止して撤退も考える
2.8.4.5. 一番は自分の命を優先する
2.8.5. 燃焼物へペンシルで消火
2.8.5.1. 水の塊をぶつけて消火へ
2.8.6. 排煙
2.8.6.1. 窓に向けて放水し水流ベンチレーションで排煙を行う
2.9. 現場動画
2.9.1. トランディショナルアタック
2.10. 最後に
2.10.1. 日本でCFBTを学べる場所を紹介
2.10.1.1. Japanタスクフォース
2.10.1.2. 海上災害防止センター
2.10.1.3. 消防火災勉強会