T字デンデン45出シルバー腐食対策

丸棒部分(段付きシルクハット)が施工後短期間で発銹するケースが数件発生。沖縄の案件に関して伊礼さんより直接情報頂く。 B板:ZAM、 固定板:SPHC(JISG3131)、段付きシルクハット:SWRM (JIS3505)

登録は簡単!. 無料です
または 登録 あなたのEメールアドレスで登録
T字デンデン45出シルバー腐食対策 により Mind Map: T字デンデン45出シルバー腐食対策

1. 発端

1.1. 2024/1/10伊礼さんからの情報

1.1.1. 沖縄にいます。 後輩の根路銘さんがスタンダード半丸を那覇で使っていますが、数年経って概ねいい感じでした。 ただ、縦といの金物が錆び始めています。 塗装をかけていたようですが、錆びたところだけ剥がれている感じです。 今後沖縄では木造がより増えると思いますので、対処も考えていただけると使いやすくなります。

1.1.2. あおみどりの木(旧神谷薬局) 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目19−10 リノベ案件(設計:アトリエ・ネロ) 施工後数年 T字足スリムデンデン45出(GGF43608) B板:ZAM 固定板:SPHC JISG3131 段付きシルクハット:SWRM JIS3505 Drylac 059/90925 MCシルバー ポリエステル樹脂 210°×25分 50‐150μm

1.1.2.1. 丸棒(段付きシルクハット)が全体赤錆

1.1.2.1.1. 軟鋼線材

1.1.2.2. 塗装:エビスコーティング

1.1.2.2.1. 担当:品質グループ 本地(ほんじ)孝清 様

2. タカヤマ金属工業 原さん

2.1. 24/1/10飯島→原 足材の特に段付きシルクハット(丸棒)部の耐食性UP方法 (或いは密着性強化の方法)についてお知恵をお借りしたい 試作仕様に関しましては、弊社にて複合サイクル試験のCCTや促進耐候性試験(メタハラ)及び沖縄曝露の実施まで行いたい 当方の耐食性向上のアイデアとしては ①プライマー工程の追加 ②ステンレス材への変更 が考えられます。

2.1.1. スリムデンデンL80のみ足材ステンレス

2.2. 24/1/11エビスコーティングのタカヤマから塩害対策質問への回答 ・プライマー工程可能(溶剤、粉体) ・現状の有色クロメートの上へのプライマー処理可能。要密着性テスト。厚膜となるので割れ・嵌合評価も必要。 ・経験則では板面より丸棒の方が厚膜になる ・塩害に強い高耐候性粉体塗料がある

2.3. 24/1/16飯島→タカヤマ 発錆確認されているのはT字デンデンシルバー ・2020年 施工後2年 60φT字デンデンシルバー丸棒(段付きシルクハット)錆クレーム 山口県_海岸距離南約15km ・2021年 施工後3年 60φT字デンデンシルバー丸棒(段付きシルクハット)錆 千葉県_海岸北東440m ※同じ物件にある14出T字デンデンには錆なし 仮にシルバーのみの塗膜性能に問題あるとしての改善方法を含め、今一度塗膜厚確保等の状況も調査頂けると幸いです。

2.4. 24/2/29タカヤマ→飯島・関口 エビスコーティング抜粋「…サビを発生させてしまい大変ご迷惑をおかけしておりますがテストには全面的にご協力いたしますのでお申し付けください。」 上記の内容より、飯島様が言われておりましたプライマー処理の追加が良いかと思います。 テスト期間は必要かと思います。 ステンレスへの変更は、プライマー処理をしないと密着性は落ちる可能性がありますので材質は今のままでテストを行うという進め方でいかがでしょうか。 以上です。 ご検討ありがとうございます。 24/2/29飯島→タカヤマ 改良試験計画に関しましては下記でご検討下さると幸いです。 また、塩害に強い塗料の別の懸念事項について具体的にご教授ください。 それによっては検討すべき案件になると考えております。 計画案 サンプルno./素地/下処理/上塗 ①/現行/プライマー/現行 ②/ステンレス/プライマー/現行 評価方法 キセノンorメタハラ→CCT 以上 ㈱タニタハウジングウェア飯島

2.4.1. 24/3/6タカヤマ→飯島 塩害に強い塗料の別の懸念事項 1)色味が合うかどうか 既存品の塩害に強い塗料色とB板などとの色合い 2)専用に塗料を作成するとして 100㎏ほどの小ロット製作となるので高額が予想される 3)密着性の確認 下地処理、ZAMメッキとの相性 4)塩害腐食についての齟齬 塗料メーカーの実証データとタニタ様が求める数値に違い 希望の耐候性に達しなかった場合などが懸念されます。

2.4.2. 24/3/7飯島→タカヤマ 1)3)4)に関しましては試作等で評価しないと なんとも判断できない内容だと思われます。 2)100kgがどの程度の使用量になるか

2.4.3. 24/3/29タカヤマ→飯島 T字デンデン 2万本で80㎏前後の使用量 塩害に強い塗料ですが、今調べてもらっていますが メタリック色(シルバー)は無いかもしれません。 また5色とも高耐候性塗料へとなると、サテン調も特別仕様になるかと存じます。(未確認) 試作用の小ロット(3㎏とか5㎏とか)作製が可能かどうか、また悪条件でも耐えうる性能かどうかは 塗料メーカーを巻き込んで進めればと存じます。

2.5. 24/5/1 シルバーメタリック粉体塗料の資料 少し時間が空いてしまいましたが塗装協力会社様から耐候性に強いシルバーメタリック粉体塗料の資料が届きました。 耐塩水噴霧性テストの記載もあります。 ご参照ください。 AkzoNobeI Powder Coatings Taiwan lnterpon 430 AS アクリルポリエステルハイブリッド/屋外用途艶消用粉体塗料 色男u番・号:Z5101T

2.5.1. 試験片作成 素材  機械的及び科学的試験:SPCC試験片  耐久性試験:アルミニウム試験片 表面処理  SPCC:リン酸亜鉛皮膜  アルミニウム:クロメート 塗膜厚  60-80μ 焼付け条件  200℃ X10min(物温) 機械的物性  付着性 ASTM D3359(JIS5000 5-6) 100/100剥がれ無し合格  鉛筆硬度 ASTM D3863(JES5600 5-4) 三菱 H合格  耐衝撃性デュポン式ASTMD2704(JIS 5600 5-3) 500g ×50cm  耐屈曲性(マンドレ) ASTMD522(JIS 5000 5-1) φ4mm合格 化学的物性・その他物性  耐塩水噴霧性 ASTM B117(JIS5600 7-1) スクラッチからの錆幅3mm以内  SPCC片:500時間 合格 アルミニウム片:1,000時間 合格  耐湿サイクル試験 BS3900F2(JIS5600 7-2) 1,000時間気泡発生並びグロスロス無し  耐水試験 BS3900F7(JIS5600 0-1) 240時間気泡発生並びグロスロス無し  耐薬品性 酸性、アルカリ性、並び油に対し、優良な抵抗力を保持  耐候性 通常の屋外天候下12ヶ月 チョーキング無しグロスロス軽微  促進耐候性試験 QUV―A 2,000時間グロスロス50以下色差△E≦ 5  温度上昇への抵抗力 150℃ の温度変化にも良好な抵抗力を保持

3. RE24-02 T字デンデン45出新シルバーInterpon430AS_色番号Z5101T評価 ➡ 240902沸騰水碁盤目NGのため終了

3.1. 2024/08/24

3.2. 粉体塗料(タカヤマ金属工業の外注先のエビスコーティングからの提案) Interpon430AS_色番号Z5101T アクリルポリエステル樹脂 アクゾノーベル粉体塗装台湾

3.2.1. 2024/08/31~ 丸棒+固定板曝露開始 名護市_日鉄鋼板曝露場

3.2.2. ・板84×70(SPHC JISG3131/熱間圧延軟鋼)18枚 ・丸棒段付きシルクハット(SWRMJIS3505/軟鋼線材)10本 ・丸棒+固定板16本※沖縄曝露用/日鉄鋼板ノンクロ評価試験と同時実施

3.2.3. 試験計画 打合せ2024 /07/10 参照2024.07.10タカヤマ金属塗料変更打ち合わせ 密着性 碁盤目⇒板 耐食性 塩水サイクルCCT(10年相当) ⇒ 丸棒 促進耐候性 メタルハライド(光沢値・色差) ⇒板 複合耐候性 SUV+CCT⇒板 沸騰水 3H(碁盤目)⇒丸棒・板

4. RE24-03 T字デンデン45出新シルバープライマ-追加提案品

4.1. 2024/11/07

4.2. ・板84×70(SPHC JISG3131/熱間圧延軟鋼) 4種・各5枚 現行+溶剤プライマー、現行+粉体プライマー 高耐候+溶剤プライマー、高耐候+粉体プライマー

4.2.1. 2024/11/7タカヤマ金属情報 現行品 塗料名 Drylac粉体塗料 059/90925 MCシルバ 樹脂系 ポリエステル樹脂 メーカー タイガードライラック 前処理 シンナー洗浄 下処理 なし 乾燥 210℃×25分 膜厚 50~150μm

4.2.1.1. 高耐候性塗料(評価対象品) 塗料名 lnterpon 430 AS(色別番号:Z5101T) 樹脂系 アクリルポリエステルハイブリッド/屋外用途艶消用粉体塗料 メーカー アクゾノーベル粉体塗装台湾 前処理 シンナー洗浄 下処理 ※ プライマー追加検証 ※RE24-03 乾燥 210℃×25分 (炉内滞在時間:実際の加熱は15分) 膜厚 60~80μm

4.2.2. 溶剤プライマー 粉体プライマー

4.3. RE24-03_24-11-22 タカヤマ金属Tデンデン新シルバー

4.3.1. 1mm 2mm 沸騰水3h+1mm 沸騰水3h+2mm

4.3.1.1. ※メーカー指定膜厚より薄い 現行(ドライラック)+溶剤プライマー 〇 - 〇 -

4.3.1.2. 高耐候(インターポン)+粉体プライマー 〇 〇 × 〇10点△8点

4.4. RE24-03_25-01-06 タカヤマ金属Tデンデン新シルバー(膜厚調整品)

4.4.1. 1mm 2mm 沸騰水3h+1mm 沸騰水3h+2mm

4.4.1.1. 現行(ドライラック)+溶剤プライマー ×2点 ×4点 ×0点 ×0点

4.5. RE24-03 インターポン+粉体プライマー

4.5.1. 2025/01/16タカヤマ金属工業打診中 試料 材料 板87×70(SPHC/JISG3131)各6枚・・・ 試験用(通常2クロスカット2)ブランク2 丸棒 (SWRM/JIS3505)・・・各6本 試験用2ブランク1※曝露用3本 塗装 インターポン+粉体プライマー ドライラックプライマー無し(現行仕様) 試験方法 耐食性 塩水サイクルCCT(20年相当) ⇒丸棒 複合耐候性 メタハラ(20年相当)+CCT(20年相当)⇒板 メタハラ ・・・480h・960hで光沢・色差を記録のこと CCT 100cy.(800h)・・・400h・800hで外観等を記録のこと

5. 目的

5.1. 2024/1/10沖縄数年で丸棒が真っ赤に(伊礼さん情報)。社内データを調査すると他に2020年施工後2年丸棒錆クレーム、山口県 _海岸距離南約15km。2021年施工後3年丸棒錆、千葉県 _海岸北東440mなど確認された。 全国的に安心して継続的に採用頂くには対策をしておく必要があると判断した。

5.1.1. 対策案 ①プライマー追加 ②ステンレスへ変更 ③高耐候塗料へ変更

5.1.1.1. ①+③ RE24-03➡二次密着試験合格=高耐候+粉体プライマー

5.1.1.2. レ密着性 碁盤目⇒板 -耐食性 塩水サイクルCCT(10年相当)⇒丸棒 -促進耐候性 (光沢・色差)⇒板 -複合耐候性 (メタハラ+CCT)⇒板 レ沸騰水 3H(碁盤目)⇒丸棒・板