第2章:コミュニケーション編

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1. 2-1 コミュニケーションスキル編の全体像

1.1. 本章のゴール

1.1.1. クライアントワークで専門スキル以上に大切となる ソフトスキル(コミュニケーションスキル)をマスターして クライアントから依存されるクライアントワーカーの基盤を身につけること

1.2. 本章の流れ

1.2.1. 2-2 クライアントとのコミュニケーションマナー

1.2.2. 2-3 クライアントから重宝されるコミュニケーション術

1.2.3. 2-4 やってはいけないコミュニケーション

2. 2-2 クライアントとのコミュニケーションマナー

2.1. はじめに

2.1.1. コミュニケーションの重要性

2.1.1.1. コミュニケーションマナーを身につけることで...

2.1.1.1.1. 第一印象が良くなる

2.1.1.1.2. クライアントと信頼関係を築ける

2.1.1.1.3. クライアントのニーズや目的を正確に把握できる

2.1.1.2. これらにより...

2.1.1.2.1. クライアントの満足度が向上し、継続的な契約や紹介案件につながる

2.2. クライアント対応のマナー

2.2.1. テキストコミュニケーションマナー

2.2.1.1. 報告か連絡か相談か、目的を冒頭に書く

2.2.1.1.1. 文章の最初に、どういう目的の連絡なのかを明確にする

2.2.1.1.2. 基本のチャットメッセーメッセージの構成

2.2.1.2. 愛想良く書く

2.2.1.2.1. 文章のやり取りの中でも愛想の良さはでます

2.2.1.2.2. (例)お世話になっております。 こちらの台本のフィード投稿デザインの対応可能でしょうか? 納期は11/11 報酬額は1500円となります

2.2.1.2.3. 一見、めんどくさいと思う”ひと手間”をかけることができる人が仕事でもモテます

2.2.1.3. 最後にはアクションを提示する

2.2.1.3.1. チャットにおいて、一番最初に目に入るのは、最後の一文

2.2.1.3.2. これができずに、認識のずれが起きたとき

2.2.2. zoom商談(MTG)マナー

2.2.2.1. 事前に商談の目的と所有時間を共有する

2.2.2.1.1. (例)

2.2.2.2. MTGの初めに、アジェンダ(話す項目や順序、目的)を明確にする

2.2.2.2.1. (例)

2.2.2.3. 商談後は、議事録とネクストアクションを共有する

2.2.2.3.1. 大前提、クライアントに不安を抱かせないこと

2.3. 課題

2.3.1. 基本のチャットメッセージの構成は何ですか?

3. 2-3 クライアントから重宝されるコミュニケーション術

3.1. 大前提

3.1.1. クライアントワーカーの価値とは

3.1.1.1. いかにクライアント様に手間をかけさせないか

3.1.1.2. クライアントの手間をかけさせない仕組みを常に考える

3.2. また依頼されたくなるコミュニケーション術

3.2.1. ①即レス

3.2.1.1. 返信が遅いと...

3.2.1.1.1. ・案件が進んでるのか不安

3.2.1.1.2. ・相談したいことがあるのに返事がない

3.2.1.1.3. ・スケジュールをなかなか決められない

3.2.1.1.4. ・メッセージを読んでいるかどうかわからない

3.2.1.2. 遅くとも24時間以内には返信しましょう。何か悩んでいて返信できない場合は、その旨を伝えること。 3時間以内でコンスタントに返信があると、早いなと感じます!

3.2.1.2.1. 本業がある場合には、 事前に連絡が取れる時間を伝えておくと丁寧

3.2.1.3. 「1時間は遅め」「3時間を超えると大分遅い」という感覚を当たり前に

3.2.1.3.1. ※どうしてもすぐに連絡を返せない場合は、取り急ぎの連絡をすると良い

3.2.1.3.2. ex) お世話になっております! 現在出先のため、改めて本日18時を目安に連絡させていただきます。

3.2.2. ②相手の手間の配慮

3.2.2.1. 質問や確認を断続的に何度も行わない。できる限りまとめて行う。

3.2.2.2. 返信不要な連絡については、「返信不要」の旨を記載する。

3.2.2.2.1. ※返信不要です

3.2.2.3. 調べればすぐにわかることを質問しない。

3.2.3. ③タスク期限を明確に

3.2.3.1. タスクの依頼を受けたときは、 必ず期限をつけて返答すること

3.2.3.1.1. ex) お世話になっております! 〇〇をお願いできますか?

3.2.4. ④納期に遅れそうな時は早めに連絡する

3.2.4.1. 事後報告は絶対にNG!

3.2.4.2. ex) お世話になっております! 2日後に提出予定のデザインについてですが、 別の〇〇作成に時間がかかっており作成できていません。 大変申し訳ありませんが、 デザインの提出を◯月◯日の12時までに 延長していただくことは可能でしょうか?

3.2.5. ⑤閲覧権限の確認

3.2.5.1. Google系をはじめとするツールに関して、 閲覧権限を確認したうえで共有する。

3.2.5.2. 基本的に内部共有は編集可能で共有すること。

3.3. 成果を100%保証することは難しい

3.3.1. もちろん、成果を出すために最大限に尽力するのは大前提

3.3.2. 失敗しても仕方ないと思ってもらえるくらいの信頼関係を築けるコミュニケーションをしていきましょう

3.4. 課題

3.4.1. リピートに繋げるためにあなたは何を意識していきますか?200文字以上でアウトプットしてください

4. 2-4 やってはいけないコミュニケーション

4.1. はじめに

4.1.1. もちろんこれまでお伝えしたコミュニケーション術を全てマスターすることも大切ですが

4.1.2. 最初は、NG例を把握して、マイナスを絶対に作らない!というマインドを持ってコミュニケーションをとっていきましょう

4.2. ①商談の目的や相手の情報を全く調べずに商談を迎える

4.2.1. クライアントさんの商品や人柄を理解する 【リサーチ方法】 ・会社のHP(会社の規模感、良い点etc) ・クライアントのSNSチェック(価値観を把握、雑談ネタ収集) ・参考サイトや競合リサーチ(提案質問内容をまとめておく)

4.2.1.1. ヒアリング前の下準部の有無によって、 ヒアリングの密度や信頼関係構築の度合いが大きく変わってくる 自分が一番のファンになっているつもりで対応しましょう!!

4.3. ②自己紹介で経歴だけを伝える

4.3.1. 経歴より想いを強調して伝える

4.3.1.1. 経歴(実績)はさらっと一言でOK

4.3.1.2. なんでその仕事をやっているのか 想いを強く伝えることで、感情は動く

4.4. ③相手の話を遮り、自分の提案だけを話し続ける

4.4.1. クライアントさんごとに、目的やゴールや悩みは違う

4.4.2. それらによって、最適な提案も変わってくる

4.4.3. 相手の話を最後まで聞き、深ぼる事で寄り添い、救済するマインドを持つ

4.5. ④お世話になっております!の後に 長々と内容を話す

4.5.1. 結論から書かれていない文章は、長ければ長いほどストレスを感じる

4.5.1.1. 基本のチャットメッセージの構成

4.5.1.1.1. 【目的】 ・挨拶 ・結論 ・本題 ・アクション提示

4.6. ⑤業務連絡時にオープンクエスチョンをする

4.6.1. (例)

4.6.1.1. お世話になります! 今回のサムネに関しまして、いかが致しましょうか?

4.6.1.2. 良い例(クローズドクエスチョン)

4.6.1.2.1. 選択肢をいくつか提示して回答をもらう

4.6.2. 場面によって使い分ける

4.6.2.1. 営業時、ヒアリング時は、オープンクエスチョン

4.6.2.1.1. 【目的】先方の悩みや課題、現状を把握し、最適なプランを提案すること

4.6.2.2. 業務時は、クローズドクエスチョン

4.6.2.2.1. 【目的】クライアントに手間をかけさせない、1秒でも楽をさせるコミュニケーション

4.7. ⑥クライアントに進捗の質問をさせてしまう

4.7.1. クライアントを不安にさせないように、納期の明確化やネクストアクション提示を徹底する

4.8. ⑦ミスをしたときに、自分のミスではないので、 「編集者が誤字をしてしまったようです。編集者に注意しておきます」と伝える

4.8.1. 大前提

4.8.1.1. クライアントに対してのミスがあった時の責任はディレクターにある

4.8.1.2. たとえ編集者のミスであったとしてもそれをクライアントに届けないのがディレクターの仕事

4.8.1.3. 編集者や自分以外のモノのせいにせずに素直に謝ること

4.8.2. (改善文)

4.8.2.1. 誤字チェックが甘くて申し訳ございません。 誤字が今後そのままにならないように、 チェック方法を見直し、対策して参ります。

4.8.2.1.1. ポイント:自分の責任であることを謝ってから、 今後の改善策を提示する

4.9. プロとしての態度と振る舞い

4.9.1. クライアントワーカーとして最も大切なのは、口コミや紹介

4.9.2. 優秀なクライアントワーカーほど新規営業はする必要ないくらい、紹介が増える

4.9.3. まずは、先方を思いやって、ストレスの与えないコミュニケーションや振る舞いを追求していきましょう

4.10. 課題

4.10.1. クライアントにミスを指摘された時にあなたはどう返信しますか?