1. 現場での営業する場合の懸念事項
1.1. 配達新聞の需要ではなく、新聞需要+αの価値提供が如何にできるかが必要
1.1.1. 配達新聞を購読読者にとって記事の量が増えればうれしいのか?
1.1.2. 様々なコンテンツを紹介していく方が嬉しいのか? 趣味や興味にあったコンテンツを紹介することが良いのか?
1.1.3. 配達新聞を読むだけでも大量の記事を読むことができるため、追加で記事が読みたいかの需要を確認する
1.1.3.1. 需要確認のための流れができるよと良い
1.2. 朝日新聞デジタルの知識が圧倒的に少ないということ
1.2.1. デジタルの操作をするのが一番だと考えるが、個店ごとに画面を見せながらイメージトレーニングが必要
1.2.2. 記事、コンテンツ、強みを紹介できると良い
1.3. スマホの操作になれていない社員がデジタルに壁を感じる障壁
1.3.1. スマホ操作や、朝日デジタルへの登録方法が分からなくお客様に、簡単にフォローアップできる仕組みが必要だと考える
1.3.2. 登録方法が分からなければ、お役様が直接デジタルのサポートチーム(本社)にいると嬉しい
1.4. アプリのインストールやスマホの設定操作は店側での対応を求められると厳しい
1.5. 新聞営業とは異なり、QRコードからの登録でお客様自身が最終的な登録まで実施するため、その場で確認できない
1.5.1. しつこく登録やりましたか?とは聞けないので、タイミングと確認内容のトークは考慮が必要
2. PEST分析
2.1. 政治
2.2. 経済
2.3. 社会
2.4. 技術
3. 朝日新聞デジタル 商品知識
3.1. 記事数
3.1.1. 国内・海外の取材現場から届くニュース
3.1.1.1. 毎日 約500本配信
3.2. 商品ラインナップ
3.2.1. 朝日デジタル商品ラインナップ.png
3.2.1.1. ベーシック
3.2.1.1.1. 有料記事50本
3.2.1.2. スタンダード
3.2.1.2.1. 有料記事無制限 機能が一部使用可
3.2.1.3. プレミアム
3.2.1.3.1. 紙面ビューアー、すべての機能が使用可
3.2.1.3.2. プレミアムアプリ5中3個 選択して使用できる ※価格帯550円位/1アプリ
3.2.1.4. Wプラン
3.2.1.4.1. 新聞購読+500円
3.2.1.5. ネット特別割引プラン
3.2.1.5.1. 過去事例:U30割 をやっていた時期も
3.2.1.5.2. 時期によって、ASAの特別プラントは別に 本社側でもネットだけの特別キャンペーンを実施している。
3.3. 価格
3.3.1. 日刊スポーツ宅配購読
3.3.1.1. デジタル+1000円
3.3.2. 朝日新聞デジタルプレミア
3.3.2.1. 朝小プラス
3.3.2.1.1. +1180円
3.4. 機能
3.4.1. シーン別
3.4.1.1. 様々な記事に出会える 興味の幅が広がる
3.4.1.1.1. 毎日のニュースレター
3.4.1.1.2. レコメンド機能
3.4.1.2. 気になる情報は逃さず 効率よく情報収集
3.4.1.2.1. スクラップブック
3.4.1.2.2. MYキーワード
3.4.1.2.3. 連載フォロー
3.4.1.3. 幅広い視点で考える 習慣が自然と身につく
3.4.1.3.1. コメント閲覧
3.4.1.3.2. 記者イベント
3.4.1.4. 紙の新聞を読む感覚はそのまま、 写真やグラフはより見やすく
3.4.1.4.1. 紙面ビューアー
3.4.1.4.2. 新聞記事検索
3.4.1.5. お気に入りの記事をプレゼント 広がる共感
3.4.1.5.1. プレゼント機能
3.4.2. 動画ニュース
3.4.2.1. 文字だけでは伝わらない臨場感や、詳報を動画でお届けしています。 記者の独自解説や、大きな会見の一部始終、 インタビューの様子などお楽しみいただけます。
3.4.3. 朝日デジオリジナル 特集記事
3.4.3.1. 迫力あるルポルタージュや秘蔵インタビューを最新のデジタル技術を 駆使してお届けする「プレミアムA」など、読む・見る・聞くを通じた 新しいニュース体験をお楽しみください。
3.4.3.2. New node
3.4.4. 聴くニュース 朝デジポッドキャスト
3.4.4.1. テキストでは伝えきれない熱量や臨場感を、現場の記者が朝デジポッドキャストで 語ります。事件、政治、経済……これまでのニュースの枠を超えて、 記事に書ききれなかった裏話や現場で感じたことを伝えながら、 ファクトに迫ります。作業をしながら流し聞きでも、じっくり聴いても楽しめます。
3.4.5. 新聞記事以外の 優良コンテンツ
3.4.5.1. 様々なジャンルのコンテンツが サイト別に存在し、新聞の価値 にプラスαの魅力を感じる
3.4.5.1.1. サイトの存在感が薄く、もっとわかりやすくなってくれると 販売時の1点突破のトークが作れそう
3.4.5.1.2. New node
3.4.5.1.3. New node
3.4.6. 2つの公式アプリ
3.4.6.1. 朝日新聞デジタルアプリ
3.4.6.1.1. New node
3.4.6.2. 朝日新聞紙面ビューアーアプリ
3.4.6.2.1. New node
4. 競合分析
4.1. 新聞社
4.1.1. 読売新聞デジタル
4.1.1.1. 価格
4.1.1.1.1. 単体
4.1.1.1.2. Wプラン
4.1.1.1.3. 読売新聞オンライン (ビューアー)
4.1.1.2. 機能
4.1.1.2.1. 全30コンテンツ
4.1.1.3. 新聞購読をしないとデジタルを閲覧することはできない。
4.1.2. 毎日新聞デジタル
4.1.2.1. 価格
4.1.2.1.1. 単体
4.1.2.1.2. Wプラン
4.1.2.1.3. 読者無料プラン
4.1.2.2. 月数に応じて割引プランを設定。スポーツ新聞の閲覧、雑誌が2冊デジタルで読めて、他紙と比較して紙媒体のデジタルコンテンツが充実している。
4.1.3. 東京新聞デジタル
4.1.3.1. 価格
4.1.3.1.1. 単体
4.1.3.1.2. Wプラン
4.1.3.2. 紙の新聞と比較し価格優位性がない。 新聞代が安いがために、デジタル単体での価格が高い。 情報量で他社に負けている。この価格帯であれば3大紙を選ぶ
4.1.4. 産経新聞デジタル
4.1.4.1. 価格
4.1.4.1.1. 産経新聞
4.1.4.1.2. 産経スポーツ
4.1.4.1.3. 夕刊フジ
4.1.4.1.4. 全部パック
4.1.4.1.5. 産経+スポーツ
4.1.4.1.6. 産経+夕刊フジ
4.1.4.2. デジタルの得意とする情報量が生かされなていない。見づらい。 コンテンツが少ない。コラムがない。
4.1.5. 日経デジタル
4.1.5.1. 価格
4.1.5.1.1. 単体
4.1.5.1.2. セット
4.1.5.1.3. 組み合わせ割引
4.1.5.2. 日経アジア
4.1.5.2.1. デジタルの世界でディスカウントの分岐を作っている
4.1.5.3. 経済の専門紙として、一般紙とは存在感が別。 会社の部署別、役割別でコンテンツを使いこなすことができる。 ビジネス・投資系での利用が主なので、一般紙との競合にはならない
4.2. 独立系ニュースサイト
4.2.1. NEWSPICKS
4.2.1.1. 価格
4.2.1.1.1. New node
4.2.1.2. 経済トピックが多く、専門誌として機能のため、競合としてはカウントできない。 日経新聞デジタルとの競合
5. 現状確認
5.1. 川越西部・川越中央 ※6月時点
5.1.1. デジタル単体
5.1.1.1. 西3件+中6件
5.1.1.1.1. 9件
5.1.2. 500円デジタル
5.1.2.1. 西56件+中46件
5.1.2.1.1. 112件
5.1.3. 紙面ビューアー
5.1.3.1. 西210件+中184件
5.1.3.1.1. 394件
5.2. 今までの施策
5.2.1. 値上げ時の3ヶ月無料クーポン
5.2.1.1. 配布対象
5.2.1.1.1. 止まる可能性の高いお客様
5.2.1.1.2. パズルや号外集の無料配布に応募したお客様
5.2.1.1.3. 夕刊読者
5.2.1.2. 申込み件数
5.2.1.2.1. 0件
5.2.1.3. 問い合わせ
5.2.1.3.1. 1件
5.2.1.4. 結果分析
5.2.1.4.1. お客様の反応はほぼなかった、配布読者がデジタル興味層ではなかった可能性
5.2.2. 紙面ビューアー集金時手渡し
5.2.2.1. 声がけでチラシを渡したときの反応は15件に1件程度
5.2.2.2. 現場の担当者で対応できないため、問い合わせ先かお店に電話することで対応
5.2.2.2.1. リスト化していない
5.2.3. 紙面ビューアー告知チラシ
5.2.3.1. 折込すれば、1回につき数件申し込みがある状況
5.2.4. 価格改定時
5.2.4.1. セット変更
5.2.4.1.1. 中央
5.2.4.1.2. 西部
5.2.4.1.3. セット変更読者全てに興味あるか?使用したいか?を確認している
5.2.4.2. 値上げ止め
5.2.4.2.1. 朝日新聞デジタルの閲覧を勧める
5.2.5. 過去読+40代以下
5.2.5.1. 過去読でかつデジタルネイティブ層へ営業
5.2.5.1.1. 宅配新聞は時間がなく読めない
5.2.5.1.2. 紙の新聞は片付けが面倒だし、溜まるとストレスになっている
5.2.5.1.3. インターネットでニュースなどを見ている人
5.2.6. 紙面ビューアー読者へアサデジ営業
5.2.6.1. 景品
5.2.6.1.1. 7カ月契約のため、 拡材は、1540円の以下の本 「パソコンで困ったときに開く本」 「スマホで困ったときに開く本」
5.2.6.2. 狙う読者
5.2.6.2.1. 紙面ビューアーの利用で、パソコンやスマホでヤフーなどを使用している方。
5.2.6.2.2. パソコン、スマホももっと使いこなしたいという人に、 本でパソコン・スマホ操作を勉強し、朝日デジタルで触れる機会を多くする。
5.2.6.2.3. 紙面ビューアーの利用状況を確認し、ハードユーザーであれば、500円プランを勧める。
5.2.6.3. 結果
5.2.6.3.1. 1日目の感想、件数は回れたが有料利用までは考えていない。紙の新聞がメインだからネットは補完。
5.2.6.3.2. ヤフーなどのニュースも見ている人がほとんど。無料だから見ている。 などの一般的な回答が多かったが、ヤフーニュースにフェイクニュースの 割合はほぼないと思っているからという確かにそうかもという意見もあった。 新聞の優良顧客だからこそ朝日デジタルを有料で読む必要はない。 というのが本日のまとめ。
5.2.6.3.3. 朝刊読者:年配、無料だから読んでいる(ほとんどは利用していない) 今の新聞代から500円をプラスしてまで新聞以外の情報を見ようとは思えない。 がほとんど。ヤフーニュースなどを見ている人に対して、 朝日デジタル自体を画面コピーを見せながら勧めてみるも、 代金に+500円をかけて読んでみようと思わせる理由が不足しているせいで、 お客様にとって生活や知識欲にプラスだと感じてもらえなかった
5.2.6.3.4. お客様をある程度選んで動いたが、2日間通して見込み読者も作れなかったこともあり、 紙面ビューアーを使用しているお客様に、Wプランでできることを説明すればある程度 見込み読者になると想定していたが、見込みゼロということを考えると、 やり方を変えるか、対象読者の選定を変えて試していく必要があると感じた。
5.3. 問題点
5.3.1. 店内の購読者の年齢層が
5.3.1.1. 60歳以上が90%を占める
5.3.1.1.1. 現読
5.3.1.1.2. 過去読
5.3.1.1.3. 交代読者
5.3.1.1.4. 他紙読者
5.3.1.2. 60歳でもデジタル活用できる人もいる
5.3.1.2.1. 無料紙面ビューアーは活用可能層の洗い出し
5.3.2. 働き盛りの青年層の購読者が少なすぎる
5.3.2.1. インターネット世代において、情報獲得は基本的に無料という認識
5.3.2.2. 専門性をもった情報および自分が応援したいものへの投資は出来る
5.3.2.3. 自分の子供には新聞を読んでほしいという欲求は高め
5.3.2.3.1. 新聞の有用性は感覚的に良いものと認識はある
5.3.2.3.2. 小学生新聞や中高生新聞を読む、朝日新聞を読むことの有用性
5.4. 朝日新聞デジタルだけの読者4件の利用状況
5.4.1. 確認する方法がない。
5.4.2. 本社デジタル部署から、 読者がデジタルを利用している理由や利用方法を確認する。
5.4.2.1. 利用方法がわかれば、それを基点に折込チラシを打っていく。
5.4.2.2. 会社では?個人では?年齢層は?男女割は? どの記事郡を利用するのか?
5.4.2.3. 専門誌とは異なり、活用提案方法に尖った部分ができない。
5.4.2.3.1. 利用方法に検討がつかなければ、 作り出すためのカスタマージャーニーで検証と実績がほしい
6. [成功事例分析] NewYork Times 販売手法
6.1. アメリカの一般紙 2010年よりデジタルへ
6.1.1. 2010年デジタル版へと軸足を移す
6.1.1.1. 2011年40万 ⇒ 2020年510万
6.1.2. 元々のポジション
6.1.2.1. 典型的な地方紙(紙媒体)
6.1.2.1.1. 2011年 発行110万部
6.1.3. 読者開発
6.1.3.1. コンテンツが良ければ記事が読まれるという発送は、デジタル時代は片手落ちになる
6.1.3.2. コンテンツ良しは当たり前
6.1.3.2.1. discovery
6.1.3.2.2. promotion
6.1.3.2.3. connection
6.1.3.2.4. ABCへの取り組みを重要視
6.1.4. 政治や経済の硬派のネタだけでなく、 ちょっと楽しめる記事も配している
6.1.4.1. 料理と旅のページを紙版で魅力的な紙面を展開している。
6.1.4.1.1. 料理レシピが課金記事
6.1.4.2. クロスワードパズルが課金記事
6.1.4.2.1. 難しいだけでなく、解答した1つ1つの答えに 一貫する共通テーマが設定されている
6.1.4.3. 料理レシピ、クロスワードがそれぞれ100万人を突破する会員数へ
6.1.4.4. 読者に注目してもらうためにニュース以外のコンテンツの拡充
6.1.4.4.1. レシピサイト
6.1.4.4.2. 製品レビューサイト
6.1.4.4.3. ポッドキャストの提供