1. 私について
1.1. 「みどり」と申します
1.1.1. 読書について
1.1.1.1. 3年間毎日欠かさず本を読んでいます
1.1.1.1.1. 1日1時間以上は
1.1.1.2. 月に4冊程度
1.1.1.2.1. 少ないのには理由があります
1.1.1.3. 読書記録を付けています
1.1.1.3.1. 一冊丸ごと
1.1.1.4. 割と何でも好みます
1.1.1.4.1. 最近は新書ばかり読んでいる
1.1.2. 人間について
1.1.2.1. 35歳の会社員
1.1.2.1.1. 薬剤師です
1.1.2.2. 大企業から一転、ホワイトよりのワンマン経営薬局に転職
1.1.2.3. 二児の父
1.1.2.3.1. ここも懸念点
1.1.2.3.2. でも →
2. ザックリどんな本?
2.1. 著者について
2.1.1. 今井むつみ先生
2.1.1.1. 慶應義塾大学環境情報学部教授
2.1.1.2. 認知科学、言語心理学、発達心理学
2.2. どんな内容?
2.2.1. 認知科学の権威が教える、「学び」の前提条件
2.3. どこがどう面白い?
2.3.1. 「スキーマ」「エピステモロジー」といった、聞き慣れない専門用語が面白い
2.3.2. それでいて誰にでも刺さるテーマ
2.3.3. そして読後の強い納得感
2.3.3.1. 「この本を読んでから学びたかった!」
3. 誰のどんな悩みを解決してくれる?
3.1. 何を学習しても頭に定着しない
3.2. 効率の良い学びを行いたい
3.3. 最近「成長が止まった」と感じてしまう
4. 類書とどう違う?
4.1. 「学び」「成長」を謳う書籍にありがちなのは
4.1.1. 「これを学べ」
4.1.2. 「こう学べ」
4.1.3. 最近だとリスキリングとか...
4.2. でも本書は違う
4.2.1. なぜ成長しないのか
4.2.1.1. その大元、土台の部分を学べる
4.2.1.2. しかも、認知科学の教授から直々に!
4.2.1.2.1. 目からウロコ
5. 具体的な面白ポイントは?
5.1. 1.スキーマ
5.1.1. 日常の中で自然と刷り込まれた知識のこと
5.1.2. 認知心理学の用語
5.1.3. → 例えば
5.1.3.1. 「wear」という英単語
5.1.3.1.1. 日本語だと「上着を着る」「浴衣を着る」
5.1.3.1.2. 「パジャマのズボンを着る」とは言わない
5.1.3.2. じゃあ、英語は?
5.1.3.2.1. 「上着」にも使うけど
5.1.3.2.2. 「ズボン」「帽子」「サングラス」
5.1.3.3. →
5.1.3.3.1. 「wear = 着る」だと思っている限り、本当の意味で英語は身に付かない
5.2. 2.ドネルケバブ・エピステモロジー
5.2.1. ドネルケバブとは
5.2.1.1. トルコの料理
5.2.1.2. 肉片をペタペタと貼り付けた塊
5.2.1.3. 切り取って食べる
5.2.2. エピステモロジーとは
5.2.2.1. 知識に関する思い込み
5.2.3. ドネルケバブ・エピステモロジーとは
5.2.3.1. 「知識はドネルケバブのように切り貼りできる」という思い込み
5.2.3.2. 「さらにその断片(事実)は、人から分けてもらえる」という思い込み
5.3. 3.生きた知識
5.3.1. 死んだ知識とは
5.3.1.1. それが他の何とも結びついていない知識
5.3.1.2. まるで肉片のように貼り付いているだけ
5.3.1.2.1. 容易に剥がれ落ちる
5.3.2. 生きた知識とは
5.3.2.1. 自分の中にある、あらゆる既存の考えと結びつけた知識
5.3.2.2. まるで「システム」そのもの
5.3.2.2.1. "このシステムは、要素が加わることによって絶え間なく編み直され、変化していく「生き物」のような存在なのだ。"
5.3.2.3. 自分で発見するもの
6. じゃあどうしたらいい?
6.1. 自分で「考える」こと!
6.1.1. 本を読んだら
6.1.2. サラタメさんの動画を見たら
6.1.3. 上司のフィードバックを聞いたら
6.2. 既存の知識をもとに「なぜ」「ということは」を考える
6.2.1. 「自分で発見したこと」にしか価値がないと知る
6.2.1.1. サラタメ的補足
6.3. 読んだら終わり、見たら終わり、聞いたら終わり、というのは
6.3.1. 「せっせと肉塊を貼り続ける行為」だと心得ること