教育者向け研修 「マネマネ会」 〜Management of Management〜 第4回 世界一から学ぶことが一番の近道

1. 前回の復習と今回の目的

1.1. 前回の復習

1.1.1. 人材教育の本質： 相手のことを相手以上に理解し、 ビジョン・好き・得意に合わせたBESTな道を作り続ける。 とはいえ、どのようにすれば、ビジョン・好き・得意に合わせた BESTな道を作り続けることができるのでしょうか？

1.1.1.1. ビジョン・好き・得意に合わせた BESTな道を敷き続ける方法

1.1.1.1.1. 1.自己理解

1.1.1.1.2. 2.自分のスキル(定性面、定量面)向上

1.1.1.1.3. 3.スキルの言語化

1.1.1.1.4. 4.他者理解

1.1.1.1.5. 5.ビジョン・好き・得意に合わせて教育

1.1.2. アナロジー思考

1.1.2.1. 1から10を学ぶ人 →1の抽象を聞いたら10の具体の場面で行動する技術

1.1.2.1.1. 「1を聞いて10を学ぶ」力を身につけるためには、

1.1.2.2. 言語化ができる人 →自分の成功ノウハウを抽象から具体へ体系化する技術

1.1.2.2.1. ノウハウ言語化のやり方

1.1.2.3. アイデアをいっぱい出せる人 →世の中の具体例を抽象化して、自分の業務に具体化する技術

1.1.2.3.1. 具体→抽象→具体 のやり方

1.1.3. APの育成に必要な要素とは？

1.1.3.1. 集客を教える

1.1.3.1.1. 自分の集客の能力を上げるためには？

1.1.3.1.2. 自分の集客のノウハウをわかりやすく伝えるためには？

1.1.3.2. だけじゃない

1.1.3.2.1. APが自走するためには？

1.1.3.2.2. APと良い関係を築き、自分にベクトルを向かせるためには？

1.2. 今回の目的

1.2.1. 専門性の落とし穴

1.2.1.1. 学びのレベルが低かったり、何を学んでいいかわからない

1.2.1.1.1. 知のポートフォリオを知ろう

1.2.1.2. 学びのハードルが高い

1.2.1.2.1. 1日5分でよくね？

1.2.1.3. 学んで終わりで自分の業務や生活に生かしきれない

1.2.1.3.1. 転用前提で学ぼう

2. 専門性

2.1. Ⅰ 学びの全体設計

2.1.1. 知のポートフォリオ

2.1.1.1. レイヤーA ミッション直結（40%）

2.1.1.1.1. 目的：目標達成に必要なドメイン知識・スキル

2.1.1.1.2. 具体例：自社プロダクトのUX改善手法／財務モデリング

2.1.1.2. レイヤーB 隣接領域（35%）

2.1.1.2.1. 目的：新しい視点・連携深化

2.1.1.2.2. 具体例：デザイン思考／データ分析／AI基礎

2.1.1.3. レイヤーC 普遍知（15%）

2.1.1.3.1. 目的：長期的な思考OSを強化

2.1.1.3.2. 具体例：批判的思考／リベラルアーツ／行動経済学

2.1.1.4. レイヤーD 問題解決ピンポイント（10%）

2.1.1.4.1. 目的：直近の悩みを即時解消

2.1.1.4.2. 具体例：部下育成1on1／交渉術

2.1.2. ※A・Bで成果最短距離＋Cで思考エンジン強化＋Dで摩擦除去

2.1.3. ※世界一から学べ

2.2. Ⅱ 「選び方」5STEP

2.2.1. STEP1 目標の言語化

2.2.1.1. 行動：3–6か月後のKPI(KGI)＋行動を書き出す

2.2.1.2. ポイント：数字＋行動を1セット

2.2.2. STEP2 スキルギャップ可視化

2.2.2.1. 行動：既存スキルと理想像をマトリクス化(コンピテでOK)

2.2.2.2. ポイント：他者評価を混ぜる

2.2.3. STEP3 情報源スクリーニング

2.2.3.1. 行動：信頼性・最新性・再現性で ★1–3評価

2.2.3.2. ポイント：3本ルール（本3冊／講座3つ／人3人）、世界一から学ぶ

2.2.4. STEP4 ポートフォリオ設計

2.2.4.1. 行動：レイヤーA–Dに振り分け比率を整える

2.2.4.2. ポイント：偏りを一目で確認

2.2.5. STEP5 事前アウトプット

2.2.5.1. 行動：「学んだら◯◯をする」を先に書く

2.2.5.2. ポイント：例）5月末までに新KPIダッシュボード試作

2.3. Ⅲ 「学び方」6STEP

2.3.1. ラーニングピラミッド

2.3.1.1. STEP1 プリスキャン（1分）―見出し・章末まとめを読む［ピラミッド10%］

2.3.1.2. STEP2 マイクロインプット（3分）―1チャンク精読／受講［ピラミッド20%］

2.3.1.3. STEP3 Point要約（1分）―要点を書く［ピラミッド30%］

2.3.1.4. STEP4 抽象 ⇄ 具体往復（5分）―要点を自業務タスクに当てはめる［ピラミッド50%］

2.3.1.5. STEP5 即時ミニ実験（5分）―明日までに試せる小施策決定&実施［ピラミッド75%］

2.3.1.6. STEP6 マイクロアウトプット（5分）―PDCAメモ＋同僚に共有・教える［ピラミッド90%］

2.3.2. 運用モード

2.3.2.1. 1日5分：STEP1–3

2.3.2.2. 1日20分：STEP1–6

2.4. Ⅳ よくあるつまずき & 処方箋

2.4.1. 情報過多で消化不良

2.4.1.1. 原因：ポートフォリオ比率偏り

2.4.1.2. 処方箋：A40%・B35%を死守、Dが出てきたらすぐに潰す

2.4.2. 学んでも行動に移らない

2.4.2.1. 原因：事前アウトプット設計不足

2.4.2.2. 処方箋：事前アウトプットを先に書く

2.4.3. 習慣化が続かない

2.4.3.1. 原因：トリガーが曖昧

2.4.3.2. 処方箋：既存習慣に“学び5分”を貼り付ける