1. 臨床心理士のアイデンティティ
1.1. 臨床心理士の隣接領域の専門家
1.1.1. 医者と教員
1.1.1.1. 共通点
1.1.1.1.1. 人が人に直接かかわり、関わる人に影響を与える専門家
1.1.1.2. 相違点
1.1.1.2.1. 医者
1.1.1.2.2. 教員
1.2. クライエントの数だけある主観的・個別的価値観を尊重しつつ、自己実現の手助けをする専門家
1.2.1. 自己実現の援助
1.2.1.1. この社会で生きにくいとされる個性、特性をどう受け入れ
1.2.1.2. 個性から発生する悩み等をどのように人生に組み入れるか
1.2.2. エビデンス的アプローチでは完結しない専門行為
1.2.2.1. エビデンス
1.2.2.2. 臨床心理士の立場はナラティブ・アプローチであると悟れる
1.2.2.2.1. ナラティブ
1.2.2.2.2. 視座
1.2.2.2.3. 開眼
1.2.3. 形式面(疾患、問題行動、環境、領域)で限定できない
1.2.3.1. 人間社会の問題にコミットする汎用的専門行為者が臨床心理士
1.2.3.1.1. コミット
1.2.3.1.2. 汎用
2. 臨床心理士の専門業務
2.1. 臨床心理査定
2.1.1. 診断(diagnosis)
2.1.1.1. 診断する府との立場から対象の特徴を評価
2.1.1.1.1. 標準基準に基づいて評価
2.1.1.2. 診断の視点は対象の客観化(対象化、三人称化)を推し進め本質を見つける
2.1.2. 査定(assessment)
2.1.2.1. 査定される人の立場から特徴を評価
2.1.2.1.1. 特徴、意味を子どもの立場で評価しようとする作業
2.1.2.2. クライエントの立場から個々人の独自性、独創性に由来する意味を尊重し、その特徴を評価しようとする
2.1.3. 診断と査定の違い
2.1.3.1. 診断はデジタル的
2.1.3.2. 査定はアナログ的
2.1.3.2.1. 心理臨床の固有な実践性は査定を強調、課題としている
2.2. 臨床心理面接
2.2.1. 心理臨床の中核的な専門行為
2.2.1.1. 査定
2.2.1.2. 面接(interview)
2.2.1.2.1. 日本の臨床心理士
2.2.1.2.2. クライエント自身の訴え、問題をどう意味づけをするか
2.2.1.2.3. クライエント自身の価値観についての限りない尊重を通じての関わりからの援助効果への過程の一つ
2.2.1.2.4. 院生の臨床心理面接技法トレーニング
2.3. 臨床心理地域援助
2.3.1. 公衆衛生的活動
2.3.1.1. 臨床心理士の心の安全予防パラダイムを展開するようになった
2.3.1.1.1. パラダイム
2.3.1.1.2. ある領域の科学者集団を指し、その構成員によって共有されているものの見方、問い方、解き方などの総体
2.3.1.1.3. 理論的枠組み
2.3.1.1.4. 模範。範例
2.3.1.1.5. 対象
2.3.1.2. なぜ必要か?
2.3.1.2.1. 病気にならないための予防
2.3.2. 専門独自性
2.3.2.1. 個から集団への援助技法
2.3.2.2. 自然災害時の被災者支援
2.3.2.3. 自殺、暴力事件への死し介入技法
2.3.2.4. 上記は新しい活動領域の開拓が進められている
2.3.2.4.1. 臨床心理士は活動範囲が広いと言える?
2.3.2.4.2. チーム連携実践センスの淘汰に努める必要がある
2.4. 上記3つに関する調査・研究・発表
2.4.1. 研究法(methodology)
2.4.1.1. 心理臨床の実践で展開される事例研究
2.4.1.1.1. 事例研究法の追求
2.4.1.1.2. 臨床心理学・心理臨床の独自性を担保するために行われている
2.4.1.1.3. 事例研究の実践
2.4.1.1.4. 心理臨床の事例研究が行われる目的、意義
2.4.1.2. 調査的事例研究
2.4.1.2.1. 新しい評価や学説を構築
2.4.1.2.2. 典型例を取り上げて研究を行う
2.4.1.2.3. ある事例を取り上げ既存の学説、見解を批判する
2.4.2. 専門性の生涯学習システム
2.4.2.1. 自らの専門資質の維持・発展が必要となる
2.4.2.1.1. 臨床心理士は5年毎に15ポイント以上の学習評価で資格継続が決まる
2.4.2.1.2. 学習評価
2.4.2.2. 自己研磨の努力=日々精進が期待されている