日本語教育能力検定試験 勉強ノート⑩ 「日本語の文法 -- 基礎」

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日本語教育能力検定試験 勉強ノート⑩ 「日本語の文法 -- 基礎」 Door Mind Map: 日本語教育能力検定試験 勉強ノート⑩ 「日本語の文法 -- 基礎」

1. 8.テンス・アスペクト

1.1. 現在・過去・未来

1.1.1. 「運動動詞」

1.1.1.1. 動詞らしく、きちんと動きを表している 「食べる」のような動詞

1.1.1.2. タ形で過去を表す

1.1.1.3. ル形では未来のみを表し、現在を表すことはできない

1.1.2. 「状態動詞」

1.1.2.1. 動きを表さず状態を表してしまっている 「ある」のような動詞

1.1.2.2. タ形で過去を表す

1.1.2.3. ル形で未来と現在を表す

1.2. 運動動詞と状態動詞

1.2.1. 分類

1.2.1.1. 運動動詞

1.2.1.1.1. 状態動詞以外

1.2.1.2. 状態動詞

1.2.1.2.1. いる

1.2.1.2.2. 存在する

1.2.1.2.3. 要る

1.2.1.2.4. 違う

1.2.1.2.5. 難しすぎる

1.2.1.2.6. 泳げる

1.2.1.2.7. 見える

1.2.1.2.8. ざらざらする

1.2.1.2.9. 痛む

1.2.1.2.10. いらいらする

1.2.1.2.11. 思う

1.2.2. 「テンス」の定義

1.2.2.1. 発話時から見て、出来事がいつ起こった のかを表し分ける文法的手段

1.3. 「ている」の2つの意味

1.3.1. 「アスペクト」の定義

1.3.1.1. 動作の局面を表すための文法的手段

1.3.1.2. 代表的な形式

1.3.1.2.1. 「ている」

1.3.1.3. 「ている」の基本的な性質

1.3.1.3.1. 継続

1.4. タクシス

1.4.1. 「タクシス」の定義

1.4.1.1. 複数の出来事間の時間関係を表すための文法的手段

1.5. ポイントチェック

1.5.1. 動詞をテンスという観点で分類したものが、運動動詞と状態動詞である。状態動 詞は、ル形で現在と未来を表すことができるが、運動動詞は、ル形で現在を表す ことができない。また、動詞をアスペクトという観点で分類したものが、動作動 詞と変化動詞である。動作動詞に接続された「ている」は、「動作の継続」とい う意味を持ち、変化動詞に接続された「ている」は、「変化結果の継続」とい う意味をもつことになる。

2. 1.品詞分類

2.1. 動詞・形容詞・形容動詞・名詞の分類

2.1.1. ダの付加

2.1.1.1. OK

2.1.1.1.1. ノまたはナ

2.1.1.2. ダメ

2.1.1.2.1. イまたはウ段

2.2. 品詞とは

2.2.1. 文の述語になるもの

2.2.1.1. 名詞

2.2.1.1.1. 名詞が述語になっている文

2.2.1.2. ナ形容詞

2.2.1.2.1. ナ形容詞が述語になっている文

2.2.1.3. イ形容詞

2.2.1.3.1. イ形容詞が述語になっている文

2.2.1.4. 動詞

2.2.1.4.1. 動詞が述語になっている文

2.2.2. その他の品詞

2.2.2.1. 副詞

2.2.2.2. 連体詞

2.2.2.3. 接続詞

2.2.2.4. 感動詞

2.2.2.5. 助動詞

2.2.2.6. 助詞

2.3. 品詞分類のあいまいさとプロトタイプ論

2.3.1. 「プロトタイプ論」とは

2.3.1.1. 中心的なものの性質を列挙し、それがな くなるごとに中心から離れていくという 考え

2.3.2. 「プロトタイプ」とは

2.3.2.1. 中心的なもの

2.4. ポイントチェック

2.4.1. 品詞分類は、基本的に、語の形式によって行われるものである。たとえば、「違 う」という語は、動作ではなく状態を表し、また、基本形で現在を表すことを考 えると、形容詞であるかのように思える。しかし、実際には「違う」は形容詞 ではなく、動詞である。その理由は、「違う」がウ段の文字で終わっているか らである。もちろん、「違う」は、やや特殊な例であり、普通は、語の意味と形 式の双方において共通点を持つものが、同じ品詞であると認識されている。ま た、品詞分類を考える場合には、プロトタイプ論的な考え方が、非常に有効であ る。

3. 2.活用

3.1. 述語の体系の不整合

3.2. 丁寧体と普通体

3.2.1. 動詞の活用

3.2.1.1. 上一段活用

3.2.1.2. 下一段活用

3.2.1.3. カ行変格活用

3.2.1.4. サ行変格活用

3.2.1.5. 五段活用

3.2.2. 丁寧形

3.2.3. 普通形

3.2.4. 丁寧帯(です・ます体」

3.2.4.1. 「です・ます」で話すスタイルのこと

3.2.5. 普通体

3.2.5.1. 「です・ます」以外で話すスタイルのこと

3.3. 日本語教育的な動詞活用の考え方

3.3.1. Ⅰグループ

3.3.1.1. 五段活用

3.3.2. Ⅱグループ

3.3.2.1. 上一段活用

3.3.2.2. 下一段活用

3.3.3. Ⅲグループ

3.3.3.1. カ行変格活用

3.3.3.2. サ行変格活用

3.4. ポイントチェック

3.4.1. 「きる」という動詞の活用について考えてみる。まず、この動詞がⅢグループ でないことは、明らかである。なぜなら、この動詞は「来る」とも「~する」 とも関係がないからである。次に、この動詞の最後の文字を見ると、「る」であることが分かる。Ⅱグループの動詞は必ず「る」で終わるが、Ⅰグループ の動詞の中にも「る」で終わるものがあるので、「る」で終わっているというだけでは、ⅠグループかⅡグループかという判断はできない。次に、「る」の前 の文字を見ると、イ段であることが分かる。Ⅱグループの動詞は、「る」の前の文字が必ずイ段かエ段になるが、Ⅰグループの動詞でも、まれに「イ段+る」 あるいは「エ段+り」という形で終わることがあるので、結局、「きる」がⅠグループであるなら、ナイ形は「きらない」となり、もしⅡグループであるなら、 ナイ形は「きない」となる。また、その際、語幹はそれぞれ、「kir]と「ki」であると考えられる。

4. 3.格助詞

4.1. 動詞と助詞の関係

4.1.1. 助詞の特徴

4.1.1.1. 助詞にはいろいろな意味・機能がある

4.1.1.2. 文の中には、結び付きの強い助詞と動詞 のペアがある

4.2. 助詞の種類

4.2.1. 助詞

4.2.1.1. 格助詞

4.2.1.1.1. 例

4.2.1.2. とりたて助詞

4.2.1.2.1. 例

4.2.1.3. 終助詞

4.2.1.3.1. 例

4.2.1.4. 接続助詞

4.2.1.4.1. 例

4.2.1.5. 並立助詞

4.2.1.5.1. 例

4.2.1.6. 複合助詞

4.2.1.6.1. 例

4.3. 日本語の構文・文型とは

4.3.1. 動詞文の構文・文型

4.3.1.1. 動詞が取る格助詞のパターン

4.3.1.1.1. 「が」のみ

4.3.1.1.2. 「が」+

4.4. 必須補語と副次保護

4.4.1. 必須補語

4.4.2. 副次補語

4.4.3. その文が述べている事柄の成立に

4.4.3.1. 欠かせない補語

4.4.3.1.1. 「必須補語」という

4.4.3.2. なくてもいい補語

4.4.3.2.1. 「副次補語」という

4.5. ポイントチェック

4.5.1. 動詞は、自らの持つ意味を言語的に実現するために、格助詞を用いて構文を形成 する。例えば、「食べる」という動詞を考えた場合、「食べる」ということがら の実現のためには、「食べる」という動作を行う物と、「食べる」対象となる物 の2つが必要になる。「食べる」という動作を行う者の存在は、文の中では格助詞 「が」とともに示され、同様に、「食べる」対象となる物は格助詞「を」ととも に示される。「3時に食堂でジョンがステーキを食べた」という文において、「ジ ョンが」と「ステーキを」は、動詞「食べる」が構文を形成する上でどうしても 必要になるものであり、従って、必須補語であると考えられる。一方、「3時に」 と「食堂で」は、構成を形成する上で、必ずしも必要ではないものであり、従っ て副次補語であると考えれる。ある補語が必須補語であるのか、それとも副次補 語であるのかということは、「その補語を省略して文を発話したときに、反問を 誘発するか否か」という方法でも、確かめることができる。

5. 4.とりたて助詞

5.1. とりたて助詞の特徴

5.1.1. 分布の自由性がある

5.1.2. 文外の情報が分かる

5.2. 「も」

5.2.1. 「も」の基本的な特徴

5.2.1.1. 塁加

5.3. ポイントチェック

5.3.1. 格助詞は、日本語の構文を形成するために、前接する名詞と動詞との関係付けを 行うものである。だから、格助詞は、文の中で勝手に位置を変えることはできな い。一方、とりたて助詞は、かなり自由に位置を変えることができる。また、と りたて助詞には、その文の中で述べられていること以外の情報を低次するという 機能もある。要するに、格助詞は、日本語の文の骨組みを作るために必要なもの であり、一方、とりたて助詞は、文の任意の部分に、話者が意図する意味を添え ていくために必要なものであると言える。

6. 5.「は」と「が」

6.1. 「は」と「が」の違い

6.1.1. 「は」

6.1.1.1. 名詞文、イ・ナ形容詞文、動詞文のいず れをも、ごく普通に形成するのではない かと思われる。

6.1.2. 「が」

6.1.2.1. 主に動詞文が形成されるのではないかと 思われる。

6.2. 「が」の意味・用法

6.2.1. 形容詞文では普通、「が」は使われないが、排他的な文脈があるときと、話者の 判断がなく、見たことをそのまま述べるようなときには、「が」が使うのがふさ わしい

6.3. 「は」の意味・用法

6.3.1. 「は」の用法

6.3.1.1. 主題の「は」

6.3.1.1.1. 提題の助詞

6.3.1.1.2. 題目の助詞

6.3.1.2. 対比の「は」

6.3.2. 「は」の分類

6.3.2.1. 「動作・出来事の主体」となっていない 名詞に付加された「は」

6.3.2.2. 2つ目以降に位置する「は」

6.3.2.3. 対比される相手の存在が感じられるとき に使われる「は」

6.3.2.4. 強調して読まれた「は」

6.4. 「は」のその他の特徴

6.4.1. 主題の「は」の力は非常に強く、述語が 2つある場合には、直後の述語は通過し て、文末の述語にまで係っていく

6.5. ポイントチェック

6.5.1. 「が」には、前接する名詞が「動作・出来事の主体」であることを示す用法と、 前接する名詞が「目的・対象」であることを示す用法とがある。前者の用法の中 には、さらに「中立叙述の「が」」と呼ばれる用法と「排他の「が」」と呼ばれ る用法とがある。「排他の「が」は「総記の「が」」とも呼ばれている。一方、 「は」には、「主題の「は」」と呼ばれる用法と、「対比の「は」」と呼ばれる 用法がある。「対比び「「は」」はとりたて助詞の一種であると考えられている が、「主題の「は」」は、他の助詞とはまったく異なる性質を持つ、特別な助詞 だと考えられている。

7. 6.ヴォイス(1)

7.1. 日本語の受身文の特徴①

7.1.1. 日本語では、物主語の受身文が成立しに くい。

7.1.2. しかし、主語の品定めを行うような意味 の文なら、物主語の受身文でも成立する。

7.1.3. 動作主が不明な場合や、動作主を示さな い場合も、物語の受身文がOKになる

7.1.4. 被害者が存在していれば、物主語の受身 文でもOKになる

7.2. 日本語の受身文の特徴②

7.2.1. 受身の分類

7.2.1.1. 直接受身

7.2.1.1.1. 例

7.2.1.2. 間接受身

7.2.1.2.1. 例

7.3. 「ヴォイス」とは

7.3.1. 文の主役を交替させるための文法的手段 のこと

7.3.1.1. 代表的なものが「受身」

7.4. ポイントチェック

7.4.1. ヴォイスとは、文の主役を交代させるための文法的手段のことであり、受身は、 その代表的なものであると考えられている。「スーザンがジョンをけった」を受 身文にすると、「ジョンがスーザンにけられた」になる。これを見ると、ヲ格名 詞であった「ジョン」がガ格名詞になり、ガ格名詞であった「スーザン」が二 格名詞になっており、構文が変化することによって、文の主役と脇役が交代して いることが分かる。また、日本語の受身文には、物が主語になりにくいという特 徴や、間接受身や持ち主の受身があるという特徴がある。

8. 7.ヴォイス(2)

8.1. 語彙的なヴォイス

8.1.1. 文法的ヴォイス

8.1.1.1. ルールに従って主役の交代が行われるもの

8.1.2. 語彙的なヴォイス

8.1.2.1. 語の入れ替えによって主役の交代が行われるもの

8.1.2.1.1. 「あげる」と「もらう」

8.1.2.1.2. 「勝つ」と「負ける」

8.1.2.1.3. 「貸す」と「借りる」

8.1.2.1.4. 「教える」と「習う」

8.1.2.1.5. 「売る」と「買う」

8.1.2.1.6. 「話す」と「聞く」

8.2. ヴォイスと視点

8.2.1. 「くれる」を使用する際、二格名詞、つ まり、物の受け手になり得るのは、話者 にとって身近な人のみである

8.2.2. 「あげる」と「くれる」の視点の制約のルール

8.2.2.1. AがBにあげる

8.2.2.1.1. A≧B(身近さの程度)

8.2.2.2. AがBにくれる

8.2.2.2.1. A<B(身近さの程度)

8.3. 日本語のの授受表現

8.3.1. 授受動詞

8.3.1.1. あげる

8.3.1.2. もらう

8.3.1.3. くれる

8.3.1.4. やる

8.3.1.5. さしあげる

8.3.1.6. いただく

8.3.1.7. くださる

8.4. 授受補助動詞

8.4.1. 例

8.4.1.1. 私はジョンにノートを貸してあげた

8.4.1.1.1. 「貸す」と「あげる」がドッキングしている

8.5. ポイントチェック

8.5.1. 助動詞の付加によって文の主役の交代を行う文法的手段を文法的なヴォイス、 「勝つ」と「負ける」、「貸す」と「借りる」など、語の入れ替えによって文の 主役の交代を行う文法的手段を語彙的なヴォイスと呼ぶ。日本語の授受動詞の中 では、「あげる」と「もらう」がヴォイス的対立をなし、「あげる」と「くれ る」が視点的対立をなしている。そして、「あげる」と「さしあげる」「や る」、「もらう」と「いただく」、「くれる」と「くださる」が、それぞれ待遇 的対立をなしている。また、授受動詞が補助動詞として使われると、恩恵の授受 という意味を持つようになる。

9. 9.モダリティ

9.1. 「のだ」

9.1.1. 「のだ」の定義

9.1.1.1. 前提的事態と関連があることを意味する表現

9.1.1.2. 文章の結束性を生み出す働きがある

9.1.1.2.1. 結束性とは: 文と文との間の関係の緊密さ

9.2. モダリティとは

9.2.1. 「モダリティ」とは

9.2.1.1. 話し手の心的態度を表す文法的手段

9.2.1.2. 分類

9.2.1.2.1. 判断のモダリティ

9.2.1.2.2. 伝達のモダリティ

9.3. 「ね」

9.3.1. 「ね」の定義

9.3.1.1. 聞き手が知っていると思われることを言うとき には、「ね」を付けなければならない

9.3.1.2. 仲間意識、連帯感を強調したいときに 「ね」を付加してもよい

9.3.2. 「情報のなわ張り理論」

9.3.3. 分類

9.3.3.1. 必須の「ね」

9.3.3.2. 任意の「ね」

9.4. ポイントチェック

9.4.1. モダリティとは、「話し手の心的程度を表す文法的手段」のことであり、また、 そのモダリティには、判断のモダリティと伝達のモダリティの2種類があると言わ れている。判断のモダリティとは、「その文で述べている事柄に対する話し手の 心的態度」を表すもので、伝達のモダリティとは、「その文を聞き手にどのよう な気持ちで伝えるのかという話し手の心的態度」を表すものである。判断のモダ リティという文法カテゴリーに属する文法形式には、「のだ」「わけだ」「はず だ」「ことだ」「そうだ」「ようだ」「らしい」「に違いない」「かもしれな い」「だろう」「まい」などがあり、伝達のモダリティという文法カテゴリーに 属する文法形式には、「ね」「よ」「よね」「ぞ」「ぜ」「わ」「さ」などがあ る。

10. 10.複文

10.1. 述語の構造

10.2. 文法カテゴリーと文法形式

10.2.1. 「コト(命題)]」とは

10.2.1.1. 動詞文の場合

10.2.1.1.1. 「名詞+格助詞+動詞」の形

10.2.2. 「文法カテゴリー」とは

10.2.2.1. 文法概念のカテゴリー

10.2.2.1.1. コト

10.2.2.1.2. ヴォイス

10.2.2.1.3. テンス

10.2.2.1.4. アスペクト

10.2.2.1.5. モダリティ

10.2.3. 「文法形式」とは

10.2.3.1. それぞれの文法カテゴリーに属する1つ1つの語

10.2.4. 「みとめ方」とは

10.2.4.1. 肯定・否定を表す文法カテゴリーのこと

10.3. 単文と複文

10.3.1. 日本語の文

10.3.1.1. 単文

10.3.1.1.1. 述語が1つしかない文

10.3.1.2. 複文

10.3.1.2.1. 述語が2つ以上ある文

10.4. 従属節の構造と分類

10.5. ポイントチェック

10.5.1. 日本語の文の述語には、複数の文法形式が入り得るのであるが、それぞれの文法 形式が現れる順番は、おおむね決まっていると言える。その順番とは、「コト(命 題)」から始まって、「ヴォイス」「アスペクト」「みとめ方」「テンス」「判断 のモダリティ」「伝達のモダリティ」というようになっており、それぞれの文法 カテゴリーに属する文法形式が、このような順序で接続していくのである。ま た、複数の従属節の構造も、これと、ほぼ同じである。従属節は「A類」「B 類」「C類」というように分類されるが、それぞれの従属節内に入り得る文法 形式は、A類、B類、C類という順で少しずつ増えていく。

11. 11.連帯修飾節

11.1. 連帯修飾節とは

11.1.1. 「連帯修飾節(名詞修飾節)」とは

11.1.1.1. 体言(名詞)を修飾する節のこと

11.1.1.1.1. 体言とは: 名詞のこと

11.2. 制限用法と非制限用法

11.2.1. 「制限用法」とは

11.2.1.1. カンマの入っていない名詞修飾節

11.3. 2種類の連体修飾節

11.4. 内の関係と外の関係

11.4.1. 装丁(そうてい)

11.4.2. 述定(じゅつてい)

11.4.3. 「装丁→述定」テスト

11.5. 普通の内容補充と相対的補充

11.5.1. 連体修飾関係

11.5.1.1. 内の関係・付加的修飾

11.5.1.2. 外の関係・内容補充的修飾

11.5.1.2.1. 普通の内容補充

11.5.1.2.2. 相対的補充

11.6. 被修飾名詞の格

11.7. ポイントチェック

11.7.1. 日本語の連体修飾関係は、「装丁→述定」テストによって「内の関係」と「外の関 係」に分けることができる。「内の関係」の連体修飾節は付加的修飾を行い、 「外の関係」の連体修飾節は内容補充的修飾を行うと言われている。また、「外 の関係」の連体修飾節は、「主題化」テストによって、「普通の内容補充」と 「相対的補充」に、さらに分けることができる。