フィリピンで学んだこと

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フィリピンで学んだこと Door Mind Map: フィリピンで学んだこと

1. カリガラ市のコミュニティヘルスケアピラミッド ・医師1人(市の医療のマネジメント。すべての村を担当)+看護師   ・看護師2人(1人あたり4人の助産師=16の村を担当) ・助産師8人(1人あたり4つの村を担当。医学生を連れて村へ入る。村のヘルスチームリーダー) ・ボランティアたくさん(村人。1人当たり20家族を担当)

2. ②コミュニティヘルスケア (財政的・医療人材的に 効率的な地域医療システム)

2.1. (地方にひとつのbig hospital)

2.1.1. より高度医療も揃う

2.2. (いくつかの市にひとつのdistinct hospital)

2.2.1. 救急も備える。高度な医療機器も揃う

2.3. 市にひとつのヘルスケアセンター (医師1人、看護師、歯科医、保健師、助産師がいる)

2.3.1. 医師により診療が行われる。避妊手術を見た。 ほかにも歯科医による手術・健康診断などが行われる。 ・手術台はあったが高度な医療機器は見られなかった。

2.3.1.1. 2万人に1人の医師が最適といわれるが、 カリガラ市は4.8万人に対して1人だった。

2.3.1.2. 薬が足りなくなるという事態がたまに発生

2.3.1.3. 患者が直接ヘルスセンターに来てしまうという町もある。

2.4. 村にひとつのセンター (助産師、医学生。開く日・時間は決まっている。)

2.4.1. ・助産師がリーダーとなる。医学生は助産師の指示を受け村に入り診察。 ・医学生は市にひとつのヘルスケアセンターへも診察に行く。また市に  対して医療面の提言を行うこともある。ヘルスセンターの医師と協同  して 市の調査を進める。

2.4.2. 予防接種、乳幼児の検診、出生前管理、 避妊薬の処方、高血圧患者の血圧測定、避妊の講習等 ・体重計、聴診器、血圧計、予防接種、避妊薬、Vt.A

2.4.2.1. 予防的な知識の普及活動は行っているが、 効率が課題

2.4.3. 出生率の高さ! ・カソリックの影響 ・OFW(出稼ぎ労働者) ・子だくさんには減税 ・失業率高い→ヒマ

3. ①フィリピンの抱える医療問題と  解決策としてのUP-SHS

3.1. UP-SHSができた経緯 (フィリピンの抱える国家的問題)

3.1.1. 頭脳流出

3.1.1.1. 国家的な問題。賃金の高い外国へ出稼ぎに行ってしまう。医療職も国外へ。 70’s 1,000人の医学博士が生まれ、500人はアメリカへ流出 2000年 5,784人の看護師が生まれ、7,683人の看護師が国外流出 2001年 4,780人の看護師が生まれ、13,533人の看護師が国外流出 国内で医師を作ったとしても海外で看護師として働いてしまう

3.1.2. 医療の不平等分配

3.1.2.1. 70's 郊外(全人口の73%)で働くのは医学博士(15,000人)のわずか3% 90's 郊外(全人口の50%以上)で働くのは医師の10パーセント、看護師の20パーセント 現在でも都市には多くの医師が集まっており、この傾向は残っているという

3.1.2.1.1. 田舎に医者が足りない!!

3.2. UP-SHSの教育システム (フィリピンの出した解決策)

3.2.1. step-laddar system 普通の大学と違うところ

3.2.1.1. 奨学生:地域からの推薦を受け入学。卒業後にその地域で働くという契約。 学費はかからず、手当が出る。

3.2.1.1.1. 手当が安い。

3.2.1.2.  ・助産師コース2年(国試→資格取得)   →・看護師コース2年(国試→学士取得)    →・コミュニティヘルスケアコース半年(学士取得)     →・医学コース5年       (医学コース4年目は病院実習、5年目は地域実習       →国試合格率44%)         →地域医療に通じた実践的な医者! 各コースを通じて地域に馴染む

3.2.1.2.1. 生物学・化学・看護学・薬学・医療技術の学士を持った学生は 医学コースに入ることができる

3.2.1.2.2. step-laddarを上り詰めることなく働く者も

3.2.1.3. 卒業後は契約した地域で10年間働く 地域で働く医師は地方自治体に雇われる

3.2.1.3.1. ・地域から雇われる枠が小さい。 ・国外の賃金と比較すれば高給ではない。

3.2.2. step-laddarシステムの結果

3.2.2.1. 卒業生の95%は国内に残っていると推定されている。

3.2.2.2. 1976開校~総計 医師114人 コミュニティヘルスケア士298人 看護師604人 助産師1229人

3.2.2.2.1. 地方に医療者が!!