HTリプレイス/重量処理実験

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HTリプレイス/重量処理実験 by Mind Map: HTリプレイス/重量処理実験

1. 目的

1.1. HTリプレイス重量処理を実装する上で必要な実験・調査まとめ

1.2. 前提

1.2.1. デジタルフィルタはALEのものをベースにする

1.2.2. 現行HTの生産工程内で調整している項目は、外部ソフトウェア->はかり内部処理への置き換え程度を目標にする

1.2.2.1. 応答性フィルタ[載せ、降ろし] 各1

1.2.2.2. 振動補償係数[vibra_con]

1.2.2.3. RADJについては、ALEから踏襲するのか要検討

1.2.3. HTリプレイスの要求性能によって、フィルタの設計が変わる為、これが決まらないと設計を進められない

1.2.3.1. 通信の出力レート

1.2.3.2. 風防の材質

1.2.3.3. シャーシの構造

2. 実験

2.1. は、前提条件をクリアしないとすすめられないもの

2.2. は、内容の整理ができていなくて進められないもの

2.3. は、完了したもの

2.4. デジタルフィルタ関連

2.4.1. 現行HTの通信出力レートの調査

2.4.1.1. 前提

2.4.1.2. 目的

2.4.1.2.1. 現行HTの重量値出力レートを測定する

2.4.1.2.2. HTリプレイスで、現行HTより出力レートを落とさない為

2.4.1.3. 必要なこと

2.4.1.4. 実験

2.4.1.4.1. 安定状態・荷重変化状態で重量値出力をログし、出力レートを測定する

2.4.1.5. 調整対象

2.4.1.5.1. 間引き回数

2.4.1.6. 結果

2.4.1.6.1. 現行HTの安定状態/現行HTの非安定状態/FIR0後の間引き数を6->3に変更したALE で比較した

2.4.1.6.2. 間引き数を変更したALEフィルタ と 現行HTの非安定状態 が同程度のレート

2.4.1.6.3. 現行HTと同程度のレートなら、十分実現可能と判断する

2.4.2. 間引き回数の調整

2.4.2.1. 前提

2.4.2.1.1. 通信での重量出力レートが決まっている

2.4.2.2. 目的

2.4.2.2.1. デジタルフィルタの間引き箇所を調整すること

2.4.2.3. 必要なこと

2.4.2.4. 実験方法

2.4.2.5. 調整対象

2.4.2.5.1. 間引き箇所の回数(FIR0前推奨)

2.4.2.6. 結果

2.4.2.6.1. 海外営業部との打合せで、ALE相当の重量出力が実現できればOKとなった

2.4.2.6.2. FIR0後の間引きについて、6->3を検討する

2.4.3. 現行HTの特性評価

2.4.3.1. 前提

2.4.3.1.1. シャーシ・風防に変更がないこと

2.4.3.2. 目的

2.4.3.2.1. 現行HTの対振動性能のデータを収集すること(重量値データ)

2.4.3.2.2. HT筐体に振動を与えた場合の、周波数特性に関するデータを収集する(1波データ)

2.4.3.3. 必要なこと

2.4.3.3.1. HTで1波データを出力する方法の調査

2.4.3.3.2. 加振器の使い方

2.4.3.3.3. どの程度のデータが必要か調査

2.4.3.3.4. 実験データを処理するのに必要なツールの調査

2.4.3.4. 実験方法

2.4.3.4.1. 現行HTを所定の条件で加振器にかけ、重量値・1波データを取得する

2.4.3.4.2. 加振器の条件

2.4.3.4.3. HTの条件

2.4.3.5. 調整対象

2.4.3.5.1. FIR0

2.4.3.5.2. FIR1

2.4.3.5.3. FIR2

2.4.3.5.4. IIR

2.4.4. 風防を開け閉めした際のノイズの特性

2.4.4.1. 前提

2.4.4.1.1. シャーシ・風防が分かっていること

2.4.4.1.2. 間引き回数の調整が終わっていること

2.4.4.2. 目的

2.4.4.2.1. 風防を開け閉めした際に発生するノイズのデータを収集すること

2.4.4.3. 必要なこと

2.4.4.3.1. HTで1波データを出力する方法の調査

2.4.4.4. 実験方法

2.4.4.4.1. 現行HTを、高精度室で風防の開け閉めを行う。その1波データを取得する

2.4.4.5. 調整対象

2.4.4.5.1. FIR・IIR全般

2.4.5. FIR2/IIRの調整

2.4.5.1. 前提

2.4.5.1.1. FIR0/FIR1の辺りまで調整が終わっている

2.4.5.2. 目的

2.4.5.2.1. 項目が目的そのもの

2.4.5.3. 必要なこと

2.4.5.3.1. FIR2/IIRの設計目的を知る

2.4.5.3.2. 設計に必要なデータの種類を知る

2.4.5.4. 実験

2.4.5.4.1. サブトピック 1

2.4.5.5. 調整対象

2.4.5.5.1. FIR2

2.4.5.5.2. IIR

2.4.6. その他ノイズの評価

2.4.7. 振動補償係数調整の自動化

2.4.7.1. 前提

2.4.7.1.1. 重量処理の内容がある程度固まっていること

2.4.7.2. 目的

2.4.7.2.1. 現行HTで外部ソフトウェアによって調整している、振動補償係数の調整をはかり内部処理に置き換えること

2.4.7.3. 必要なこと

2.4.7.4. 実験方法

2.4.7.4.1. サブトピック 1

2.4.7.5. 調整対象

2.4.7.5.1. vibra_conの計算ロジック・シーケンス追加実装

2.4.8. ヒステリシスの確認

2.4.8.1. 前提

2.4.8.1.1. 重量処理の内容がある程度固まっていること

2.4.8.2. 目的

2.4.8.2.1. HTのヒステリシスの出方を確認する

2.4.8.3. 必要なこと

2.4.8.3.1. HTは80/120/220 全部、220gで調整している

2.4.8.4. 実験方法

2.4.8.4.1. 0g->ひょう量まで、20点ほど重量値をとり、ひょう量->0gまで同様にとる

2.4.8.4.2. 出てきたヒステリシスの形を確認し、ピーク位置の設定・cal4の実施

2.4.8.4.3. 補正が効くか確認する

2.4.8.4.4. ↑の内容をひょう量別に行う

2.4.8.5. 調整対象

2.4.8.5.1. ヒステリシス補正

2.4.9. 応答性補正係数

2.4.9.1. 前提

2.4.9.1.1. 重量処理の内容がある程度固まっていること

2.4.9.1.2. RADJ関係の調査をする場合は、台数が必要になる。早めに台数を確保のこと(ゼロ点周波数が違うものを10台くらい)

2.4.9.2. 目的

2.4.9.2.1. 応答性補正係数の自動調整できる係数を探すこと

2.4.9.2.2. 現行HTで外部ソフトウェアで調整している部分を、はかり内部処理に置き換えること

2.4.9.2.3. クリープ・応答性補正係数の決定

2.4.9.3. 必要なこと

2.4.9.3.1. RADJ必要なのかはっきりさせること

2.4.9.3.2. 応答性フィルタの本数を確認すること(応答性補正の部分とクリープ補正2の部分)

2.4.9.3.3. 各フィルタの時定数を逆算して求めること

2.4.9.4. 実験方法

2.4.9.4.1. サブトピック 1

2.4.9.5. 調整対象

2.4.9.5.1. 応答性補正

2.4.9.5.2. RADJ

2.4.9.5.3. 外部ソフトウェアで計算していた部分の計算ロジック・シーケンス追加実装

2.4.10. 温度特性の把握

2.4.10.1. 前提

2.4.10.1.1. 重量処理がある程度固まっていること

2.4.10.1.2. 電気回路・メカ共に最終版に近い状態にあること

2.4.10.2. 目的

2.4.10.2.1. 温度補正の時定数を決定すること

2.4.10.3. 必要なこと

2.4.10.3.1. 恒温槽の予約

2.4.10.3.2. 温度シーケンスの確認

2.4.10.3.3. 気圧が大きく変動しない日を実験日に選定のこと

2.4.10.3.4. 必要な分解能を得る為に、センサ(BMP280)の設定を見直す

2.4.10.4. 実験方法

2.4.10.4.1. 恒温槽に5℃->20℃->30℃->20℃->5℃->20℃のシーケンスにぶっこみ、重量値・温度のデータをログする

2.4.10.4.2. ログした重量値・温度の関係から、時定数を算出する

2.4.10.4.3. 温度係数を計算し、時定数と共に適用して、適正に働くか確認する

2.4.10.5. 調整対象

2.4.10.5.1. 温度時定数

2.4.11. 気圧特性の把握

2.4.11.1. 前提

2.4.11.1.1. 重量処理がある程度固まっていること

2.4.11.1.2. 電気回路・メカ共に最終版に近い状態にあること

2.4.11.2. 目的

2.4.11.2.1. 気圧補正の時定数を決定すること(HTとセンサが違う為)

2.4.11.2.2. 気圧補正係数をかけて、補正が適正にかかるか確認する

2.4.11.3. 必要なこと

2.4.11.3.1. 高精度室にある、高気密ケースの使い方

2.4.11.3.2. 必要な分解能を得る為に、センサ(BMP280)の設定を見直す

2.4.11.4. 実験方法

2.4.11.4.1. 高精度室の実験装置で、気圧を変化させて時定数を測定する

2.4.11.4.2. 時定数・係数を反映させて補正が適正にかかるか確認する

2.4.11.5. 調整対象

2.4.11.5.1. 気圧時定数・係数

2.4.12. 浮力補正

2.4.12.1. 前提

2.4.12.1.1. 重量処理がある程度固まっていること

2.4.12.2. 目的

2.4.12.2.1. 1級はかりでの、浮力補正処理の実装

2.4.12.2.2. そもそも1級はかりを、そんな状態でどうやって使うのかを知る

2.4.12.3. 必要なこと

2.4.12.3.1. 220gで、浮力補正の影響がどの程度でるか計算する

2.4.12.3.2. 試験で落検しなさそうな範囲なら、無視してもよいかも

2.4.12.4. 実験方法

2.4.12.4.1. 1級はかりがどのように使われるのかを調べる(どうやって計量しているのか)

2.4.12.4.2. 浮力補正について、どのように取り扱われるのか調べる

2.4.12.4.3. 浮力補正を実装して、適正に補正がかかっていることを確認する

2.4.12.5. 調整対象

2.4.12.5.1. 浮力補正の実装